山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

北八ヶ岳(その4)

2008-02-02 | 八ヶ岳
登山道(1)

しばらくはこのような登山道が続きます。
夏だと石がゴロゴロしている道ですが、雪があると歩きやすくなります。
両側はシラビソの自然林です。
下に小さな木も育っています。
いずれ世代交代するのでしょう。




雪の造形

シラビソの木に雪が残っています。
おもしろい形です。
何かの動物がしがみついているようです。
こんな造形があちこちにありました。




シロクマ(拡大できます)

これはシロクマにそっくりです。
木にかぶさって眠っているようでした。
呼びかければこっちを振り向いてくれそうです。
雪と風が造った芸術品ですね。




氷の結晶(2)(拡大できます)

途中に穴がありました。
覗いてみると氷の結晶ができていました。
雪の結晶そのまま凍りついたような形です。
外気温度がマイナス14℃ですから、穴の中は
もっと低かったのでしょう。
まるで宝石のようでした。




中山峠越え

しらびそ小屋をでてから約2時間、やっと中山峠につきました。
ここはかなりの急登です。
雪も多くなり、踏み跡を外すと膝上まで抜け込みます。
一度抜け込むと掴まるところがないので脱出するのが大変です。
気温が上がると雪崩の危険もあります。
夏はクサリがありますが、今は雪の下です。
慎重に登りました。





樹氷(1)

全員無事に中山峠につきました。
峠(標高2410m)からの展望です。
木に氷がびっしりついています。
遠くの山々が蒼くみえます。
下の平野には雪が光っていました。





樹氷(2)(拡大できます)

本当に花が咲いたようです。
青空に映えていました。
風が雪を吹き付け、それが凍ってできます。
気温が上がると落ちてしまいます。
ここから中山を経由して高見石に向かいました。

画像が拡大できるようにやってみました。
全部ではありませんが、(拡大できます)と書いた画像を
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