山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

里の山(その1)

2008-02-13 | 里山
里の山を散策しました。

カンアオイ


落ち葉の中にカンアオイの葉っぱがありました。
葉っぱが「葵(アオイ)」に似ていて寒い時に花を咲かせます。
それで「寒葵」です。
落ち葉を掻き分けてみました。
土の中から花が顔を出しました。
花のようにみえるのはガクです。
花びらはありません。
マレーシアのボルネオ島でみた「ラフレシア」を思い出しました。
白い綿毛はテイカカズラの種です。
風で飛んできたようです。




              

              葉っぱのようすです。
              確かに「葵(アオイ)」の葉っぱに似ています。
              花は地味な色をしていて目立ちません。
              ギフチョウの食草だそうです。
              これにタマゴを生んで幼虫が葉っぱを食べて育ちます。
              サナギがぶら下がっているのをみたことがあります。





コブシ


コブシの蕾が膨らんでいました。
咲くにはもう少し時間がかかりそうです。
この姿が子供の握り拳(こぶし)に似ているので「コブシ」という
名前がついたそうです。
また、種の形が似ているからだともいわれています。
花が咲くのが待ち遠しいです。