4月22日(土)、日本に一時帰国中のこの日、立命館大学大学院言語教育情報研究科(英語教育・日本語教育・言語コミュニケーション 各専攻)2回生の「第一次コロキュアム(大学院生の修士論文・第一回目の発表会)」の予定日だった。午後1時半からの開始だったので、昼頃に自宅を出て大学に向かう。京阪電車の終点「出町柳駅」で下車し、北山連山から流れて来る賀茂川と高野川が合流する「三角洲」付近では、4月に入学した大学生を歓迎する「サークルコンパ」がいたるところで開かれていた。この近くには、京都大学・同志社大学・同志社女子大学・京都造形芸術大学・京都府立医科大学・大谷大学などの各大学がある。京都は大学の街だなあと感じる。市内とその周辺に22の大学がある。京都市の人口は約150万人だが、学生の数は約15万人。10人に1人が学生となる。
バスに乗り、1時半すぎに立命館大学に到着する。
立命館大学の創思館1階にあるカンフォレンスホールでの今回の発表者は9人。全員が秋入学(9月入学)の大学院生だ。今回の一回目の発表を行った後、次に6月に第二回目の正式な「修士論文発表」を教室に於いてPP(パワーポイント)なども使いながらプレゼンテーションを行い、7月に論文を提出することとなる。9人中、8人が外国からの留学生だった。閩江大学卒業生の林さんも この日 発表をした。午後4時前に終了する。終了後、新しくできた図書館1階の喫茶店に行き、林さんの近況を聞く。修士論文の作成と就職活動(就活)で、けっこう大変そうだった。
この日の午後5時に 再び「出町柳」駅に戻り、妻と合流し 京都洛北の岩倉駅に京福電鉄で向かう。昨年に、息子の妻となった美有紀さんの実家(伊佐家)に到着。今年の春先に亡くなった彼女のお祖父さんが亡くなった。中国赴任中のため葬儀に参列できなかったので この日ようやく 霊前にお線香をあげて拝むことができた。もう一度会いたかった人だった。とても人間の品性というものを感じる人だった。庭のツツジの大きな木が白いすずらんのような花をつけていた。樹齢何年なのだろうか。すばらしい枝ぶり。伊佐さんたち夫妻が、美味しい料理を準備してくれていた。日本酒も美味しかった。この夜、かなり冷え込む。
中国に帰国する前日の24日(月)、立命館大学大学院生1回生の李君(閩江大学卒業生)のアパートに行き、彼の近況について話を聞く。「今年の7月下旬から1か月間あまり、立命館大学と協定関係のあるオーストラリアの大学への短期留学プログラムへの派遣が決定しました」と嬉しそうに話していた。
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