Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

マイレージマイライフ

2010-03-25 10:36:56 | 映画
今回は今公開している映画「マイレージマイライフ」について。

これ、ジョージクルーニーファンであれば、絶対いくでしょ(笑)。しかも監督が「JUNO」のジェイソンライトマンであれば、そして、アカデミー賞にもノミネートされていれば(笑)。

といことで、行ってきました。

で、内容ですが
年間に322日も出張し、リストラを会社に変わって宣告していくライアン(ジョージクルーニー)は主張先で出会ったアレックス(ヴェラファーミガ)と一晩だけの関係のつもりが、自分の中にその存在が次第に大きくなっていくことを感じます。そんなとき、大学出たての新人をつれての出張の時に、その彼女から「本気で人を好きにならないってどういうこと?」って言われてしまいます。自分の仕事もネット回線を使えば、出張もしなくてよくなるということも出てきて、ライアンは「自分の将来」ということを感じ初めていきます。アレックスにその想いを告げようと思っているライアなのですが・・・


といった感じです。ここで、ライアンの妹が結婚するっていうエピソードが入ってくるんですが、これが物語をぐっと引き締めていくんですね。ライアンは企業に呼ばれたセミナーでいつも「自分のバックパックに何をつめるか」っていうことを、セミナー参加者に言っていきます。それは、必要なものだけでいいっていう哲学。つまり、家も家庭も、車も、ペットも、動き回るのには重たくなるばかりで、本当は必要ないって。でも、アレックスの登場で、この哲学もゆらいでしまうんですよね。たしかに(笑)。

で、この妹の結婚のお祝いのために彼らのパネルを世界各地で写真に収めるっていうエピソードがでてくるんですけど、会話の中で(これは日本語訳にはあらわされませんが)「フランスの映画でもやってた」って言ってるんですよね。これ「アメリ」の小人の人形が世界の名所で写真を撮って、それが父親に送られてくるっていう「あれ」をまねています。これ映画ファンならおもしろいところだと思います。

今回はネタバレしませんが、最後はライアンも前に進むっていうことにつながっていくようになっていると思います。

ジョージクルーニーも歳をとってますが、かっこいいのは変わらず(笑)、ベッドでしかも裸で目覚めるシーンはまさに、自分の横で寝ているかのようで(笑)、ファンにはたまりません(笑)。すごくいい身体っていうことじゃないけど、そこが自然でいいんですよ(笑)。

こんだけ、出張があれば1000万マイルなんていうのも、できてしまうんだなって思いました。

DVDでもいいかもしれませんが、ぜひ劇場でごらんになることをオススメします。

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