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Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

天使と悪魔

2009-05-21 15:42:23 | 映画
今回は今公開している映画「天使と悪魔」について。
ダン・ブラウン原作の「ダ・ヴィンチコード」より、小説としてはそれ以前に書かれたこの作品。映画化にあたっての設定はそれ以降になっていました。

で、感想なんですが・・、原作よりはるかにおもしろい映画になっていました。やはり原作は「ダ・ヴィンチコード」があたってから、それ以前にかかれた「天使と悪魔」も日本では大々的に売り出したので、どうしても内容的に。余計なところが長くて、ヴァチカンでの枢機卿殺害の場面も焦点がぶれがちだったんですが、映画では、よけいなところはバッサリなくなって、ヴァチカンでの謎解きが中心となり、テンポもアップして、すごくおもしろい作品になりました。ダ・ヴィンチコードは原作の方がおもしろいのですが、天使と悪魔は映画の方がおもしろいです。

内容は、ご存知のとおり。

ローマ法王が死去したあと新しい法王を決める「コンクラーベ」を行うために、世界から集まったカソリック教会の人々。その中でも次期法王となる可能性の高い4人の枢機卿が誘拐されます。犯行声明は「「イルミナティ」と名乗る人物。400年前に教会から弾圧された科学者達の秘密結社のイルミナティ。彼らが4人を誘拐し、1時間に一人ずつ、殺害されるという予告が届くのです。そして、時期を同じくして、ビッグバンを起こしたとされる「反物質」と呼ばれる、とてつもないエネルギーを持った、物質が研究所から盗まれ。それがヴァチカンで爆発されると。
これを解決すべくよばれたのが、ラングドン教授です。
一人ずつ殺されていく枢機卿。謎はとけるのか?ヴァチカンを大爆発から守れるのか・・・。


今回はネタバレしません(笑)。僕は原作を読んでいたので最初から犯人がわかっていましたが、かなり楽しめました。原作にはいない人物も出てくるし。でも、内容をまったく知らないで見るほうが、おもしろいですよ~。


ただ、ヴィットリアという女性(反物質の研究所の科学者)の存在が、原作よりも薄くて「結局、なんのためにいたの?」って感じでしたが(笑)。

原作をうまく脚色して、「24」的なおもしろさも加わり、スピード感たっぷりの娯楽映画です。あと、ヴァチカンの景色もきれいだし、彫刻もすばらしいです。
ぜひ、劇場でごらんになってください。

あっ、ゲイの視点からはなにもお楽しみな場面はありません(笑)。

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2 コメント

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なるほど(笑) (SHIN'YA)
2009-05-27 20:06:03
ダヴィンチ・コードが面白かったんで、これは是非見たい!!と思ってたんですが、あんまり面白くなかった…って見た人のレビューが結構あったんでまだ見に行ってなかったんですけどやっぱ見に行きます!!(笑)

原作は『ダヴィンチ・コード』もですが『天使と悪魔』も全く知らないんで(笑)

てか、ダヴィンチ・コードの様に事実的な謎を描いてるんですかね?
そこに1番興味があったりするんで(笑)
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そうなんですよ(笑) (tauntaun43)
2009-05-28 11:50:37
おもしろくなかったっていうレビューが多いんですねぇ。原作はダヴィンチコードより、おもしろくないのに(笑)。

映画としてみれば、おもしろいですよ。ぜひ、ご覧になってみてください。

事実の謎解きっていうことではなく、過去にあった事実をベースに、殺人事件がなぞられて進行していくって感じです。

ごらんになったらまた感想聞かせてくださいね。
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