今回は映画「イントゥ・ザ・ウッズ」について。

なんといっても、ゲイはミュージカルが好きということで、この作品を観てきました。実はブロードウエイの舞台版のミュージカルを観ているので、内容やオチは知っているのですが、映画になるとどうなるかが気になっていました。
ここで、内容を・・・
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており……。
と書いてあります。
もともと、このミュージカル、実はかなりブラックなお話しなんですよね。そして、コメディーの要素が強いのです。だから、舞台版ではみんなかなりゲラゲラと笑っていて、おかしいミュージカルなんです。
でも、この映画版、そのコメディーの要素とブラックな要素が抜けてしまっているように感じました。監督のロブ・マーシャルは映画版シカゴは良かったのですが、ナインは今一つだったし、今回のイントゥ・ザ・ウッズもちょっと今一つな感じがしました。
舞台版では狼男とラプンツェルの王子が二役なんですが、映画版ではオオカミ男をジョニーデップが演じていることで話題ですよね。でも、出番は少ないので、友情出演的な感じしました。
シンデレラのチャーミング王子を演じているクリス・パインは良かったです。歌もうまいし、ちょっとおつむが弱くて、マッチョなキャラは彼にぴったりな感じでした。
うーん、この映画、よほどこの出演者のファンとかじゃないと、つまんないかもしれません。
役者さんの歌がうまいというところは評価しますが。
舞台版を観た人であれば、どうしても比べてしまいますし。
興味があれば、ごらんになってみてください。
ここからはストーリーの内容がでてきますので、ごらんになっていない方は読まないでくださいね。

でね、森の中で、いろんなことが起こるわけですよ(笑)。ジャック(ジャックと豆の木)の牛は途中で死んじゃうし。
シンデレラの金の靴(ガラスの靴じゃないんです)や赤ずきんの赤いマント、ラプンツェルの黄色の髪の毛、これらを集めるまでがほんといろいろあって、それがコメディーのようになっているのがおもしろさなのですが、どうも、映画版はシリアスな感じと、森の演出がどうも「暗い」感じがします。
巨人(ジャックと豆の木)が出てくるところで、実はこの巨人、女性だとわかるシーンがあります。ジャックに夫を殺されてしまった奥さんが地上に降りてくるんですよね。
ここから、ストーリーは大きく展開していきます。
シンデレラは夢がかなったはずですが、王子との結婚を後悔してしまいます。そして、ついに城を飛び出します。
ジャックのお母さん、殺されてしまうんです。それも巨人にではなく、あまりに騒ぐので、一緒に逃げていたシンデレラの王子の従者に頭を殴られて。このシーンも舞台版はすごく面白いのですが、やはり、映画ではそのブラックコメディの感じ、少ないです。
メリルストリープ演じる魔女と娘ラプンツェルのシーンは舞台同様、良いシーンです。歌が素敵です。
ただ、魔女が牛にマント、靴、髪の毛を食べさせて、出てきたミルクをのんで、すごく若返るというシーン、舞台ではマジックのようにすごく若くてきれいになるのですが、映画の場合、メリルストりーぷですから、すごく変わったって感じあんまりしません(笑)。
そして、パン屋の夫婦は子供を授かるのです。でもね・・。パン屋の奥さんは森でチャーミング王子と何回か出会ううちに、恋心をいたくようになっていきます。
チャーミング王子とパン屋の奥さんがキスをしてしまったあと、このパン屋の奥さんは崖から落ちて死んでしまうのですが、ここも同様に映画だとコメディーな感じがあんまりしません。
巨人を退治していく準備をしてく中で、シンデレラとパン屋の主人、ジャック、赤ずきんちゃんの絆が深まっていきます。
そして、最後、お母さんを亡くしたジャック、赤ずきんちゃん、シンデレラ、パン屋の主人と赤ちゃんが疑似家族となり、一緒に暮らしていくというストーリー。
舞台だとここから、オールキャストによるエンディングになります。そこで、シンデレラの王子は白雪姫と、ラプンツェルの王子は眠れる森の美女と結婚したことがわかります。映画版では、それが無いです。ここも舞台ではけっこう笑うところなのですが。
なかなか、ミュージカルの映画化って難しいんだなってつくづく感じました。舞台は舞台で観る方がよいものってありますね。

なんといっても、ゲイはミュージカルが好きということで、この作品を観てきました。実はブロードウエイの舞台版のミュージカルを観ているので、内容やオチは知っているのですが、映画になるとどうなるかが気になっていました。
ここで、内容を・・・
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており……。
と書いてあります。
もともと、このミュージカル、実はかなりブラックなお話しなんですよね。そして、コメディーの要素が強いのです。だから、舞台版ではみんなかなりゲラゲラと笑っていて、おかしいミュージカルなんです。
でも、この映画版、そのコメディーの要素とブラックな要素が抜けてしまっているように感じました。監督のロブ・マーシャルは映画版シカゴは良かったのですが、ナインは今一つだったし、今回のイントゥ・ザ・ウッズもちょっと今一つな感じがしました。
舞台版では狼男とラプンツェルの王子が二役なんですが、映画版ではオオカミ男をジョニーデップが演じていることで話題ですよね。でも、出番は少ないので、友情出演的な感じしました。
シンデレラのチャーミング王子を演じているクリス・パインは良かったです。歌もうまいし、ちょっとおつむが弱くて、マッチョなキャラは彼にぴったりな感じでした。
うーん、この映画、よほどこの出演者のファンとかじゃないと、つまんないかもしれません。
役者さんの歌がうまいというところは評価しますが。
舞台版を観た人であれば、どうしても比べてしまいますし。
興味があれば、ごらんになってみてください。
ここからはストーリーの内容がでてきますので、ごらんになっていない方は読まないでくださいね。

でね、森の中で、いろんなことが起こるわけですよ(笑)。ジャック(ジャックと豆の木)の牛は途中で死んじゃうし。
シンデレラの金の靴(ガラスの靴じゃないんです)や赤ずきんの赤いマント、ラプンツェルの黄色の髪の毛、これらを集めるまでがほんといろいろあって、それがコメディーのようになっているのがおもしろさなのですが、どうも、映画版はシリアスな感じと、森の演出がどうも「暗い」感じがします。
巨人(ジャックと豆の木)が出てくるところで、実はこの巨人、女性だとわかるシーンがあります。ジャックに夫を殺されてしまった奥さんが地上に降りてくるんですよね。
ここから、ストーリーは大きく展開していきます。
シンデレラは夢がかなったはずですが、王子との結婚を後悔してしまいます。そして、ついに城を飛び出します。
ジャックのお母さん、殺されてしまうんです。それも巨人にではなく、あまりに騒ぐので、一緒に逃げていたシンデレラの王子の従者に頭を殴られて。このシーンも舞台版はすごく面白いのですが、やはり、映画ではそのブラックコメディの感じ、少ないです。
メリルストリープ演じる魔女と娘ラプンツェルのシーンは舞台同様、良いシーンです。歌が素敵です。
ただ、魔女が牛にマント、靴、髪の毛を食べさせて、出てきたミルクをのんで、すごく若返るというシーン、舞台ではマジックのようにすごく若くてきれいになるのですが、映画の場合、メリルストりーぷですから、すごく変わったって感じあんまりしません(笑)。
そして、パン屋の夫婦は子供を授かるのです。でもね・・。パン屋の奥さんは森でチャーミング王子と何回か出会ううちに、恋心をいたくようになっていきます。
チャーミング王子とパン屋の奥さんがキスをしてしまったあと、このパン屋の奥さんは崖から落ちて死んでしまうのですが、ここも同様に映画だとコメディーな感じがあんまりしません。
巨人を退治していく準備をしてく中で、シンデレラとパン屋の主人、ジャック、赤ずきんちゃんの絆が深まっていきます。
そして、最後、お母さんを亡くしたジャック、赤ずきんちゃん、シンデレラ、パン屋の主人と赤ちゃんが疑似家族となり、一緒に暮らしていくというストーリー。
舞台だとここから、オールキャストによるエンディングになります。そこで、シンデレラの王子は白雪姫と、ラプンツェルの王子は眠れる森の美女と結婚したことがわかります。映画版では、それが無いです。ここも舞台ではけっこう笑うところなのですが。
なかなか、ミュージカルの映画化って難しいんだなってつくづく感じました。舞台は舞台で観る方がよいものってありますね。
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