Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

ワンダーウーマン(ネタバレ注意)

2017-09-26 12:51:36 | 映画
今回は映画「ワンダーウーマン」について。




ジャスティスリーグにつながっていくストーリーなので、観ておこうと思ったのと、子供のころにみていたテレビシリーズ(日曜の午前中にやっていました)が好きだったのでワンダーウーマンのこともっと知りたいと思ったんです。


ここで内容を・・・



人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマン(ガル・ガドット)は、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロットと遭遇。彼を救出したことをきっかけに、ワンダーウーマンは身分を隠して人間社会で生活していくことにする。



と書いてあります。



ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットははまり役だなぁって思いました。綺麗で、それでいて、いやらしさがなく、素直で、そして強い。このワンダーウーマンとなっていく過程も面白かったです。子供時に観ていたテレビでは、詳しいこと知らないで観ていたので、スーパーマンのように他の星のひとなのだと思っていたから。

あと、ストーリーと通して語られるのは、人間の愛と平和なところも、現代にはマッチするのかもしれません。

女性監督が描く女性のための映画という感じがしました。それはパイロット役のクリスパインの全裸が出てくるところからも(笑)。男性だって、そういった対象であって良いということなのかと。これ、ゲイにとってはすごくうれしいことですが。

劇場の大きなスクリーンで観た方が良いですね。


ここからはネタバレですので、ごらんになっていない方は読まないでくださいね。
ちなみにこの写真は僕が小さいころにテレビでみていたワンダーウーマンです。

















で、このワンダーウーマンの設定、ゼウスと人間の間に生まれた半神だったということなんですね。知らなかった。だから、不老不死でいられるし、人間離れしたことが簡単にできちゃう。

そして、このワンダーウーマンに課された使命は軍神である、アレスを倒すこと。

この時、戦争していたドイツにそのアレスがいると確信し、ワンダーウーマンは寄せ集めの仲間たちと戦地に赴きアレスを見つけようとします。その時のドイツで戦争の指揮をとっていたルーデンドルフがアレスだと信じます。それは他のドイツ将校たちは停戦を考えていたのですが、彼だけが戦争を続け、自分たちが勝利することを信じていたから。

彼をついにみつけ、追い詰め。倒すワンダーウーマン。これで戦争は終わり皆が平和に暮らせると思ってのですが・・・




ここで本当のアレスが登場します。それは、今まで自分たちを支援してきたパトリック卿だったのです。人間達を観察し、戦争をさせてそれを楽しんでいたアレス。ワンダーウーマンとは異母兄弟ということになり、ともに、手を組んで世界を支配しようと語ります。

まぁそんなことに乗ることは無いワンダーウーマンですから、当然激しいバトルになります。これがクライマックス。

その間に、クリスパイン演じるスティーブがイギリスに落とされる爆弾を積んだ飛行機を自らが犠牲となって、阻止します。二人の間に愛が芽生えていただけに、切ないシーンとなりました。

アレスは倒され、地球に平和がもどるラストは、なんとも爽快。


この話を思い出し、現代に生きるワンダーウーマンにバットマンからの依頼が届くというラスト。


現実離れしたこのストーリーと映像に身を任せて、楽しみました。

ただ、次はジャスティスリーグが待っています。ザ・マミーの時にも書きましたが、こういうどんどんつながっていくシリーズ。歳のせいか、どうもお腹がいっぱいになってしまっております。

ワンダーウーマンだけの続編があるということなので、そっちは期待しております。
ゲイは強い女性が好きなので。




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