蹴鞠(けまり)で中大兄王子と親しくなったといわれる藤原鎌足ゆかりの茨木市、阿為(あい)神社

2010-11-24 16:25:32 | 歴 history
みやびに巧みに 茨木・阿為神社で蹴鞠の会 - 大阪日日新聞

蹴鞠(けまり)で中大兄王子と親しくなったといわれる藤原鎌足ゆかりの茨木市、阿為(あい)神社(森川正啓宮司)で23日、「蹴鞠の会」が開かれた。京都の「蹴鞠保存会」の会員らがみやびな装束を身に着け、巧みに鞠を蹴ると、参拝者らから歓声が上がっていた。
巧みに鞠を蹴る会員ら=23日午後、茨木市

 蹴鞠保存会によると、蹴鞠は約1400年前に中国から伝わり、中大兄王子と鎌足が蹴ったのが最初とされるという。

 北摂の三島地区は、早くから中臣氏の所領で、鎌足が大化改新などの秘策を練った地とも伝えられており、同社が2005年に新社殿の落成を記念して「蹴鞠の会」を始めた。

 この日は新嘗(にいなめ)祭の奉納として、保存会メンバー8人が出席。円になり「あり」「や」と声を掛け合いながら、右足の甲だけを使い、鞠を渡していた。

 また一般参拝者らの体験も行われ、昨年に続き大阪教育大附属池田中サッカー部の部員らが挑戦。キャプテンの杉村竜太郎君(14)は「鞠はサッカーボールと違って柔らかく、本当に難しい」と苦笑い。副キャプテンの久原清秀君(14)は「昔の人の方が難しいことをしていることが分かった」と話していた。





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