桜の苗木を植樹し、育成する「桜の里親制度」をスタート

2010-11-26 16:27:20 | 木 plants
長岡京・柳谷観音楊谷寺で桜の園を作ろう : 京都新聞

京都府長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺が、境内などに市民や団体が拠出した桜の苗木を植樹し、育成する「桜の里親制度」をスタートさせる。管理には、西山古道などの整備に取り組む同市のNPO法人「京おとくに・街おこしネットワーク」が協力する予定で、同寺は「いろんな人に記念樹を植えてもらい、その成長を見守りながら、みんなが温かい気持ちになれる場を作れれば」とアピールしている。

 同寺は、アジサイやモミジなど境内の花や木々の美しさで知られる。市民参加でより豊かな自然環境を作ろうと、新たに桜の園の整備を計画。個人や企業などが、出産や入学、結婚などの節目に記念樹として苗木を植え、最低10年間、守り育ててもらう制度を取り入れることにした。

 桜は「陽光」と呼ばれる品種で、高さ3メートルほどの苗木を寺領に植え、ネームプレートを設置する。第一期として、第二駐車場周辺に約5メートル間隔で50本を植樹する計画で、参加者や団体を12月1日から募り、来年1月から作業に着手する。桜の所有権は寺が有し、剪定(せんてい)や施肥など育成管理を京おとくに・街おこしネットワークに委託する。

 植樹や管理の費用として1本1万円が必要で、一人3本まで。10年以内に倒木や枯死などした場合は植え替えを保証するという。

 問い合わせは同寺TEL075(956)0017。





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