認知症予防へボランティア交流 京都・大山崎

2017-10-02 09:46:08 | 賞 prize
 京都府大山崎町円明寺の町老人福祉センター長寿苑でこのほど、地域のボランティア団体「和来隊(わらいたい)」が「みんなの脳活性化ゲーム」を実施した。京田辺市の同団体「スペース・虹」も市外研修として参加。互いに今後の発展を目指し、意見交換して交流を深めた。

 和来隊は長寿苑などで月に2回、高齢者らを対象に認知症予防の同ゲームを行っており、スペース・虹も地元で同様の活動をしている。この日は和来隊の7人とスペース・虹の17人、町民5人などが参加。和来隊リーダーの手引きで、右手は親指を折り、左手は全ての指を広げた状態から1~10までの数を指折り数えたり、勝てば相手が持つリボンをもらえるじゃんけんをしたりと笑いを交えながらゲームに取り組んだ。

 この後、互いに設立の経緯や日ごろの活動内容について意見を交わした。スペース・虹の代表内藤康夫さん(72)=京田辺市草内=は「設立3年目で、ようやく自分たちの力で前進できる団体に育った」と振り返り、和来隊の代表永田芳江さん(70)=大山崎町円明寺=は「みんなで力を合わせてやっている。参加者も楽しみにして来てくれる」と説明した。

【 2017年09月25日 10時48分 】


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