
同市下海印寺の長岡第五小コミュニティ協議会や市職員など約30人が協力し、初めて実施した。
参加者たちは、4班に分かれて奥海印寺地区と高台地区を捜索した。開始してまもなく、行方不明者役2人の性別や服装、体格などを記した「迷い人情報メール」が参加者に届いた。その後、参加者たちは情報を手がかりに、GPSを使って行方不明者の居場所を確認しながら地区内をくまなく回った。
訓練後、参加者は同小内のクラブハウスに集まり、意見交換した。「行方不明者の服装に目立った特徴がないと捜すのは難しい」「GPSで捜索区域をかなり絞り込めた。効果の大きさを実感した」といった意見や、「どこへ行くか尋ねると、『ちょっとそこまで』と言われたが、詳しく聞くと『東京タワー』と返事があった。声の掛け方にも工夫が必要」などと声が上がった。
【 2015年10月18日 10時52分 】
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