京都サンガFC・U-15に所属してサッカーに励む中学生たちが茶農家に泊まり込み、農村生活を体験する取り組みが5日、和束町と南山城村で始まった。
地域の活性化や農村の魅力発信を目的に、府山城広域振興局が毎年行っている。中学生は10人が参加。2泊3日で、2町村の茶農家3戸が協力する。
同町白栖の茶農家、西山喜章さん(65)方には4人が訪れ、日光を適度に遮るよう茶園を覆う「寒冷紗」を巻く作業に取り組んだ。妻の和美さん(62)から「ずれないよう、真っすぐになるように気を付けて」とアドバイスを受け、道具を回したり、寒冷紗を引っ張ったりする作業を分担し、汗を流した。
京都市西京区の桂中2年、佐々木海音さん(14)は「実際に作業をしてみると、腕とか、サッカーとは違う部分の力を使った」と、農作業の大変さを実感していた。
【 2018年08月06日 09時38分 】
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