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食品ごみリサイクルへ実証実験 京都・長岡京市、飼料や肥料に

2017-06-04 14:16:28 | 創 creation
 京都府長岡京市は6月から、市内の保育所で出た調理くずや食べ残しなどの食品ごみを再資源化する実証実験を始めた。飼料や肥料にリサイクルし、一部は保育所の菜園や花壇などで使ってもらい、環境教育にも役立てる。

 市は、本年度からスタートした一般廃棄物処理基本計画で、食品リサイクルや環境教育の推進を掲げている。これまで市内の保育所や小学校の調理くずや食べ残しは、業者に委託して焼却処理していた。

 実証実験は、新田保育所と深田保育所の2カ所で実施。毎週火曜日と金曜日に、市内の業者に委託して食品ごみを回収し、飼料や肥料に加工してもらう。来年3月末までに約4300キロの食品ごみ削減を見込んでいる。

 1回目の回収日の2日、新田保育所(同市長岡1丁目)では、調理員が、包装資材を取り除いて、キャベツやタマネギなどの皮をざるに集めて水切りした後ポリ袋に集めた。その後、前々日の午後と前日の食品ごみを含めて、約30キロを業者が回収した。

 実証実験を踏まえ、市は他の保育所や小学校にも広げる予定で、「可燃ごみを減らすとともに、子どもたちが環境への関心を高めることにもつなげたい」(環境業務課)としている。

【 2017年06月03日 12時14分 】


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