
ながおかマンドリーノは1979年、音楽好きの主婦らが結成した。次第に経験者も加わるようになり、81年には旧西ドイツへ留学経験もあるマンドリン奏者の川口雅行さんを指導者に迎え、翌年5月に第1回の定期演奏会を開いた。
現在、メンバーは男性5人を含め40~70代の31人。乙訓地域の住民を中心に鳥取県から通う人もいる。金曜の午前中に長岡京市天神4丁目の府長岡京記念文化会館や市中央公民館などで練習している。
1年ごとに挑戦する曲を変えており、定期演奏会は集大成の場と位置づける。今回は、昨年の演奏会終了後の6月から取り組んできた「ふるさと」や「荒城の月変奏曲」「星空のコンチェルト」などを発表する。
練習では五つのパートに分かれ、郷愁を誘うメロディーが特徴の荒城の月変奏曲を情感豊かに奏でていた。午後も居残りで特訓するメンバーもいる。代表の南出禮子さん(67)=同市うぐいす台=は「家族の理解があって続けられ、かけがえのない友人もでき幸せです」と話し、感謝の心を演奏会への意気込みにつなげている。
定期演奏会は21日午後2時から、京都市左京区の京都コンサートホールで開く。入場無料。津軽三味線奏者の梅若晶子さんが賛助出演する。
ながおかマンドリーノはギターパートも募集している。問い合わせは南出さんTEL(955)5759。
【 2016年05月19日 10時29分 】
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