御岳渓谷岩場で…ロアーダウンする山タカシ
2015年6月27日(土)
拝島駅7:40am集合→御岳駅→御岳渓谷
13名 8名
アルコで 数年おきに実施される 救助訓練を
御岳渓谷の岩場でおこなった
近年 中高年の登山熱が高まっている 比例して山岳事故も増え続ける
東京都の遭難事故件数は 長野県・北海道などと上位にランクされる
北アルプス南アルプスにはそれなりに 構えて出かけるが
奥多摩の山は 《気楽に登れる山》 と言う気持ちと
極端な軽装備登山 が事故を多くしている
100m転落すれば 剱岳も奥多摩の山も結果は同じ
山ガールの事故は少ない 山ガールは意外と慎重・・・
GABIBO会長がいつも口にする 「山にベテランなし」
会員が持ち寄ったロープ・スワミベルト・スリング・カラナビを並べて確認
まずロープの基本結び エイトノットを練習
ポッポ 「あれ~どっちだっけ~ チョットまって~」
KAIKUN 「簡易ハーネスで~きた」
スワミベルトとロープを使い 雪渓や急斜面降下時の 転倒滑落防止
疲れて 自力歩行が怪しくなった登山者を 前後からビレイし
安全地帯まで誘導する
モデル嬢 「かなり楽だわ~ 楽~ 」
KAIKUN 「やってみます わ~重いわ~ 」
kinya 「ずいぶん痩せたんだけど…」
2008年10月12日 長野県と岐阜県の県境の山
昨年噴火した 御嶽山山頂上付近の平坦な道を下山中 小石で滑り
足首を骨折した女性会員(今は退会)を会長や他のメンバーが交互に背負い
後ビレイをとりながら 岩ごろごろの山道を女人堂小屋まで下った
速足自慢の会員が先行して 山小屋から救助を要請
彼女は山岳保険に加入もしていたが
当時は 御嶽山山頂から携帯電話が繋がらず
ヘリでの救助も叶わなかった
ロープウエイ山頂駅で 待機していたレスキュー隊に無事引きつぎ
病院に搬送 ギブスをはめた彼女と一緒に東京に帰り着いた
自力救済が出来たのは GABIBO会長の
素早い判断と 若い頃から山で培った体力を持った
男性会員が揃っていたから・・・
(余談・・・先行した会員(今は退会)は 山頂駅で待っていたレスキュー隊に
こんな所で待っていないで上に迎えに行け と一喝
レスキュー隊 「はい」 勇ましかったんだわ)
青春を岩にかけた元青年達は 今でも岩の上を飛び歩く
ビレイをとり 三点確保で登る降りる
SU-SAN 「はい 順番に体験してください」
岩の上から ラフティングやカヌーを楽しむ光景が見える
ロアーダウン
1本のロープに命をあずける 【信頼】と
信じて1歩を踏み出す 【勇気】
模範演技ではありません O-KEIさん生涯で初めての体験
クラウド 「ここに足置いて 足もっと広げて 体重をロープに掛けて」
初めてロッククライミングした感覚が甦る・・・
堂に入り難なく降りるアンジ
チャペ 「経験あるの」
アンジ 「ううん 初めて」
やっぱり素質も有るらしい・・・
ハチロク 「次の足はどこ 」
外野 「アッチ イヤ コッチ」
ハチロク 「見えないなぁ~」
真剣に講習を受け 〔万が一〕 に備える
お腹空いたね~
良く学び よく食べるアルコ
お疲れさまでございましたした GABIBO
2015年5月31日初版発行
ドロボーも捕まえたことが無く
交通違反キップを書いたことが無い
おまわりさん
機動救助隊・レンジャー部隊・五日市警察山岳救助隊
青梅警察署山岳救助隊と40数年にわたり
山とレスキューにこだわり続けた
金 邦夫氏が最近出版した本書には
奥多摩の山の事故事例のみが掲載され
アルコにもなじみの山名ばかり
あの山の あの場所でこんな事故が・・・
今回の様な講習は初めてでしたので参考になりました。
皆様セットで持参されていたので、当方も今回のレクチャーを参考にアウトドアビレッジに行きましたが、スワミベルトは取り扱っておらず、好日山荘にでも行ってみようと考え中です。
白馬は午前中で満員の盛況でしたが、好天に恵まれますことを祈念しております。
以上
何時もブログを見て頂きありがとうございます。
スワミベルトやスリング等は以前アルコで一括購入しました。多分、好日山荘だと思います。
チャペもこれからは持って歩こうと思います。
今年こそ白馬に行けるよう願っています。