めんごチャペの猫の目日記

日々の思い・風・山行き・・・気まぐれに・・・

故郷/2017年11月3日~5日

2017年11月06日 11時02分15秒 | 家族

大きく育った実家の鯉たち 

ずいぶん昔 父が100匹の稚魚を買って池に放した

手を叩くと寄ってくるのを楽しみに・・・

一夜明けてビックリ・・・

ほとんどの稚魚が 鷺などに食べられていた

池にネットを張り 守り育てた鯉が 大きな口をあけて寄ってくる 

 

    

2017年11月3日(金)

立川駅北口6:40→京急バス羽田第2ターミナル→ANA675便 9:30発→広島空港11:00着

立川駅を出発した京急バスは 国立ICから高速道路に・・・

乗用車では見られない景色が車窓に広がる

登り車線は 時折渋滞に巻き込まれる程度

下り車線は 三連休初日の為か新宿辺りから

ノロノロと動く大渋滞が続いている

羽田空港第2ターミナルで ぴょ子ちゃんと8時過ぎに合流

搭乗手続きを済ませ なが~い通路を最端の68搭乗口に移動

朝食のお弁当を買って 飛行機の離発着を眺めながら食べる

チャペはこの3年 空弁でしか買えない一口おこわ稲荷に凝って 

今回も楽しみにしていた とても美味しい  適量で丁度良い

 

 

定刻に到着 手荷物を受け取り出口へ向かう

ニコヤカニ出迎えてくれた父と弟

一年ぶりの挨拶を交わし 車で20分ほどの実家に向かう

 

チャペは父母の若い時の子で 

ぴょ子ちゃんはチャペの若い時の子

ぴょ子ちゃんが産れた時 父母は非常に若く

「おじいちゃん おばあちゃん」 とは呼ばせない

チャペと同じ 「お父ちゃん お母ちゃん」 と今でも呼ぶ

 

父の趣味は 果物の栽培と絵を描くこと

90才の今も 種々の果物を1年間丹精込めて育て

収穫した果実を 家族や知人に食べてもらうことを楽しみにいている

年に何度も旬の果物が送られてくる 

 

父母は ぴょ子ちゃんのヴァイオリン演奏を楽しみにしている 

1年に一度聴くと 上達のようすが良くわかり とても喜んでいる

父は 「アベマリア」 を聞いてから死にたいという

その 「アベマリア」 を課題曲にしてレッスンを受けているが

まだ 「アレ マリア?」 程度で 父は当分死ねそうもない

 

2017年11月4日(土)

上ノ原牧場 《カドーレ》 家から車で10分程

 だんだん充実してきた牛飼い農家

昔からの酪農家が 若い跡継ぎの代になり

やる気と努力で アイデアを実現し 少しづつ設備を整え

観光牧場として 多くの親子連れを引き寄せている

 

     

小さな子供が触ったり 餌をやったりできるようにおとなしく飼育されている 

子供たちはキラキラとした目をして 牛やウサギを触ってはしゃいでいる

牛の乳は ジェラードやケーキ・チーズなどに加工され販売もしている

チャペたちも お手製の素朴な椅子に腰かけジェラードを食べる

あっさりとして それぞれの食材の特徴が活きている 

 

 

かぼちゃに群がる

 

カレーライスやピザなども食べられる レストランも出来た

父母や弟は ずいぶん充実したと感心しきり・・・

以前は気になった牧場独特の異臭も殆どなく 

風向きで少し匂う位 餌の進歩かな~

近くの中学校の 職場体験場所にもなっており

多くの若者が働いて 地域活性の場となっている

 

美味しそうなケーキ類が並ぶ

チャペは [チーズのからし醤油漬け] をお土産に

 

花壇に可愛い花も咲いている

 

  

これ な~に・・・ 中は空室

藁を混ぜた壁に 空き瓶が埋め込まれて・・・

 

故郷の景色が少しづつ変わっていく

過疎化に歯止めがかかれば嬉しい・・・

 

母の趣味は花と読書

1年中 手入れをして楽しんでいる

お気に入りは 山野草やハーブ系

「素朴な佇まいが好きだから」・・・が

びっくりするほど大きく育っている

読書は父が寝静まってから 11時頃まで楽しんでいるようす

(父は8時頃には寝ているらしい)

 

2017年11月5日(日)

広島空港 ANA680 15:25発→羽田空港16:40着→京急バス立川駅17:20

 

    

近年世界的に名が通った《熊野筆》

 

弟の車に乗って 父母も空港まで送ってくれた 

父も母もチャペもぴょ子も 涙をこらえて手を握り合い

別れを惜しむ 

「風邪ひかないように  転ばないようにね」

うんうんと肯く父と母

 

 10年前までは母の足も丈夫で 両親を誘って 

北海道・鹿児島・京都・長野・河口湖などに出かけた

妹と弟と3人で費用を出して

時間の自由がきくチャペが 案内をした

10年前父の 「雪をかぶった 真っ白な富士山が見たい」の一言で

東京駅に迎えに行き 河口湖や本栖湖などを廻って

富士山の写真を 朝早くから夕方まで撮り 楽しんで帰って行き

暫く富士山の絵に没頭してたようだ

 

それから後 目や耳・足が徐々に衰え 遠出をするのがおっくになったと言う

その旅が最後になった

 

では こちらから出向きましょう・・・

ぴょ子ちゃんの出前演奏と 3日間の家事手伝いに・・・

 

父の絵 〔あやめの衣〕模写

 

 

父の絵

バナナ・オレンジ以外は父が育てた果物

二度楽しんでいる

 

 

コメント (2)
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