ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

50gのラプサンスーチョンを開けた

2013年01月16日 | 紅茶を入れるまでの話
家のミルクティー用の茶葉が底を尽きた。
正確には「ノンフレーバーの」ミルクティー用の茶葉が底を尽きた。

いや、ミルクティー用の茶葉はある。
未開封のラプサンスーチョン50gが!
1年以上前(正確には2011年10月)にブレンド用に買ったものの、「ソーセージのゆで汁」「正露丸」と言われる香りに恐れをなし、未だに開封していなかった。

まあ、一年経ってるし、香りも薄まっているよね。
と開封したところ、正露丸の香りが辺り一面に立ち込めた。
…すばらしいパッキング技術ですね。

ストレートではまず飲めないので、煮出しミルクティーにしてみた。
鍋で煮ていると、立ちこめる正露丸のにおい。
ミルクティーではなく、別のものを作っている錯覚を起こす。
このにおいで鍋を揺すっていると、魔女になったみたい。

飲んでみたら、あまりの正露丸の香りの健在ぶりにびっくり。
カップ半分でギブアップ。
正露丸を飲んでいるみたいで、病気になったような錯覚を起こしてきた。

残り約45g、どうするんだこれ…。
とりあえず洗茶してみるか…。


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苦手なフレーバードティーの香りを薄くする方法(その2)

2013年01月09日 | 紅茶を入れるまでの話
福袋の季節もほぼ終了…。
ところで、福袋に苦手なフレーバードティーが入っていて困っている方もいるのでは。

先日、「苦手なフレーバードティーの香りを薄くする方法」を書いたところ、ひとみんさんの記事で、ひとみんさん考案の必殺技と共に紹介されていた

ひとみんさんの必殺技は、読んだだけで凄そうな感じが伝わる。
洗茶なら、においもがんがん落ちて飲みやすくなりそう!

そこで、私も挑戦してみた。
使ったのは、桃のシングルフレーバーの紅茶。
におい自体は好みだけど、私には強すぎて飲みきれていない。

ひとみんさん必殺技1:洗茶する
茶葉を少量の熱湯に浸すこと20秒(熱湯にさっとくぐらせるだけでも洗茶になるみたい)。その後、お湯を捨て、普通に茶葉を蒸らした。
ちなみに茶葉の量は3gに対し、お湯150cc、蒸らし時間3分(ゴールデンルールってやつです)。
フレーバードティーとしては、香りが出そうな茶葉の量(多め)。

飲むと、あの強すぎる香りがすごくマイルドになっていた。
これならお茶請けなしでも、普通にカップ1杯飲みきれる。
だけど、この紅茶の場合、もう少し人工臭さが取れるといいな。
どうしたものか。


ひとみんさん必殺技応用:二度洗茶する
「二度洗茶」って、目からウロコ。
確かにこれなら、なかなか落ちない香りも人工臭さも薄くなりそう。
やってみるぜ!

1の茶葉を更に洗茶(熱湯に20秒)した後、蒸らしてみた。
結果は、全体的に1回目より香りが薄くなったけど、人工臭さも同じ割合で薄くなった。
紅茶の味は、1より多少薄くなった気がするけど、飲むのに全く支障ない。
普通に出ていた。

香りだけが気に入らない場合は、これでも十分だと思う。
だけど、この紅茶の場合は、どうしても気になる人工臭さを消したいな~。
どうしよう。


ひとみんさん最終奥義:煮だしミルクティーにする
実は、最終奥義の前に「超必殺技:洗茶した上でミルクティーにする」がある。
ところが挑戦した時、私の記憶から超必殺技が抜け落ちていたため、いきなり最終奥義に挑戦。

でも、これがすごかった。
1人分あたりティースプーン大盛り2杯の茶葉を2回洗茶。
そのあと、鍋で煮だしミルクティーを作成。
(私の煮出しミルクティーの作り方はこちら。牛乳は紅茶用に調整したものではなく、スーパーで売られている普通の牛乳)

2回洗茶して、少しへろへろになった茶葉に不安を覚えつつ、ミルクティーを作成。
ところが、ちゃんとミルクティーらしい茶色の液体ができた。

味は牛乳が勝ち気味のミルクティーだった。
香りは、あれだけしつこく残っていた人工臭さが消え、桃の香りだけがほのかに残った。
これはいい!
もう少し紅茶味が濃い方がいいけど、これは茶葉を増やせば解決。
茶葉も通常より早いスピードで減るし、ちゃんと飲める。

実に切れ味のいい必殺技だった。
超必殺技を教えてくれた、ひとみんさんには感謝なのです。


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苦手なフレーバードティーの香りを薄くする方法

2012年10月30日 | 紅茶を入れるまでの話


何を今更な話だけど。
最近、ようやく気がついたことなのでメモ。

好みでないフレーバードティーを飲みやすくするには、ミルクティーかアイスティーにするしかないと思っていた。

だけど、最近になってもう一つ方法があることに気がついた。
それは、「お茶請けと一緒に食べること」。
(本当に今更…)

食パン(バターも何もつけない)のようなあっさりした食べ物は、香りを引き立ててしまうため、こういう場合のお茶請けとしては不適。
パンなら何かを塗ったり、クッキーやチョコのように味の強いものと食べると、フレーバードティーにありがちな人工臭(クレヨンやプラスチックに似たにおい)が弱まり、飲みやすくなることが結構ある。

というか、ルピシアのフレーバードティーは、そういう味の強いお茶請けと一緒に飲むことを前提に作られているんじゃないかと思っていたり。
単品のストレートで飲むと、人工臭が強くて飲みにくい紅茶が、お茶請けと一緒に飲むとカップ1杯飲めた物がいくつかある。

そんなわけで、最近は単品では飲みにくいと感じた紅茶も、お茶請けと一緒に飲んでみているのでした。


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動画で見られる紅茶の入れ方講座

2012年09月10日 | 紅茶を入れるまでの話
紅茶専門店セレクトショップによる、紅茶の入れ方講座。
プロによる入れ方講座を動画で見られるなんて、いい時代になったなあ。

紅茶 入れ方 【紅茶専門店の達人が0から教える】


入れ方は本当にこの通りだと思う。
注意点は、茶葉の量と蒸らし時間は、茶葉によって変えること。
(当たり前のことだけど、一応…)
お湯は1人当たり150~170ccくらいかな。


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フローティー挑戦記(その1)

2012年06月20日 | 紅茶を入れるまでの話
5月のある日、こんなメールをいただいた。

「究極の紅茶を入れるために」(ティム・ドフェイ著)に記載されている、フローティーという抽出方法を試していただけませんか?フローティーとは、簡単に言うと紅茶で紅茶を入れる方法です。

紅茶で紅茶を入れる方法なんて初耳。
どんな味がするんだろう??
早速、「究極の紅茶を入れるために」を買ってみた。

フローティーの入れ方
フローティーはひとつの茶葉でも、2種類の茶葉でも楽しめます。まずは同じ茶葉を使った基本のいれかたと身につけてから、異なる茶葉を時間差で蒸らすスタイルに挑戦してみてください。

1.ふたつのポットを用意し、同じ茶葉を各4g入れる。
2.ひとつのポットに適温、適量の湯(本の中で紹介されている茶葉ごとの適温、適量の目安については、適宜引用する)を注ぎ、20~30秒蒸らしたら、もうひとつのポットに紅茶を注ぐ。さらに20~30秒蒸らして味わってみて、よければカップに注ぐ。

茶葉はダージリン、アッサム、烏龍茶など、なんでもかまいません。

というわけで、まずは同じ茶葉でフローティーに挑戦。
茶葉は、ゴパルダラ茶園の2010年のダージリン・セカンドフラッシュ。

1.普通に入れてみた
まずは、普通に入れてみた。
分量はお湯150ccに対し、茶葉2g、蒸らし時間5分。

味も香りも強めの紅茶ができた。
フルーツのような強い香りと紅茶の酸っぱさと甘みが合わさって、干しぶどうを食べているみたいだった。
ちょっと個性的でおいしい。

2.「究極の紅茶を入れるために」で紹介されている方法で入れてみた
「究極の紅茶を入れるために」で推奨されているセカンドフラッシュの入れ方は独特。
お湯150ccに対し、茶葉4g、蒸らし時間40~60秒、温度100℃。

紅茶の渋みも甘みも1.で普通に入れた時よりも、かなり柔らかい。
1.で入れると、風味は茶葉の特徴がはっきり出ていて好き嫌いが分かれそうだけど、この方法で入れると茶葉の特徴が殆ど押さえられている。
そうは言っても、渋みや甘み、フルーツのような香りは控えめだけどそれなりに出ている。
紅茶専門店でありそうな、だれでも紅茶の風味を楽しめそうな味。

3.フローティーで入れてみた
入れ方は上で紹介した通り。
なお、フローティーで入れる際のセカンドフラッシュの「適温、適量」は、「100℃で150cc」。

2.で入れた時より、味も甘みも渋みもやや強い。
2.と比べて飲むと、2.の方がのっぺりして香りがない紅茶に思えてしまう。
それでも、1.よりはかなり風味が薄く、同じ紅茶とは思えない(1が濃いのもあるかも)。
2.で入れたものもこれも、紅茶専門店で出てきそうな、万人受けする柔らかい味と香りという印象。

4.総評
自分で入れるより、「専門店で出される紅茶」っぽい味になるのが面白かった。
味も渋みもそれなりに出ているのだけど、きつくないので誰でも飲めそう。
また、独特の華やかな香りもふんわりするので、香りもそこそこ楽しめる。
上品な味にまとまりやすい入れ方かな?と思う。
(ただ、茶葉を変えたり何回もフローティーで入れると、きっと違った感想になると思う。)

ただ、茶葉が非常に多く、蒸らし時間が異様に短いため、茶葉が開ききっていない。
今回使ったゴパルダラ茶園の紅茶はかなり個性的だけど、折角の個性があまり出ず、どことなくふんわり香る程度。
味も香りもがっつり系が好きな人には、この入れ方は物足りないと思う。


【追記】
2種類の茶葉を使ってフローティーに挑戦した記録は後日。


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使い終わったティーバッグの有効な利用方法

2012年06月06日 | 紅茶を入れるまでの話
ツイッターで知り合った方からこんな話を聞いた。
「使い終わったティーバッグは、油汚れを落とすのにいいですよ」

初めて聞いた!
すると、その方はこう続けた。

「電子レンジや風呂場の油汚れに効きます。でも、油汚れだけですよ。」

これは試してみるしかない!
調べてみたら、リプトンでもこんな記事が。

ニオイを吸収しやすい特性を持つ「フラボノイド(ポリフェノール)」。たとえば、魚を焼いたグリルを使用済みのティーバッグで拭くと、魚特有のニオイが消え、さわやかな紅茶のニオイが移ります。また、紅茶はアルカリ性のため、酸性である油汚れに強く、グリルやガス台などの油汚れのお掃除に使用済みのティーバッグが大活躍。台所の消臭やお掃除に、使い終わった紅茶のティーバッグを活用してみては?

これ、本当なら紅茶の飲む以外の利用法としては、最強(?)レベルでは。
で、早速試した結果、こんな感じに。

◎すごくよく落ちた
台所の排水溝・三角コーナーの油汚れ

○かなり落ちた
電子レンジ内部の汚れ

△そこそこ落ちた
ガスレンジの油汚れ、一部風呂場の汚れ(排水溝と溝の一部。本当に汚れの種類によるんだと思う)

×落ちなかった
汚れがついてから長いこと経つもの(油が茶色く変色しているようなもの)

台所と電子レンジ内部の汚れの落ちぶりに感動し、今や台所の隅に使い終わったティーバッグが5~6個ためられている。
ちなみに、未使用のティーバッグを水に濡らしてこすっても汚れは落ちない(検証済み)。

海外では、紅茶・ティーバッグを便利に活用する15の方法なんて紹介されているけど、紹介されている15の方法のどれよりも有効な方法だと思う。

飲み終わったティーバッグがあれば、試しに、排水溝や電子レンジをこすってみてください。
面白いくらい落ちる油汚れがあると思いますよ!


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二重抽出法とは(その内容とメモ)

2012年05月25日 | 紅茶を入れるまでの話
二重抽出法とは、ジークレフ考案の紅茶の入れ方。
メルマガでも紹介されているけど、リンク先が消えてしまった時のために、この記事でも必要部分をメモ代わりに残しておく。
(以下、全て引用)

-----------------------

誰でもカンタン。1分でできるジークレフ式二重抽出法

■ダージリン・アッサムFTGFOP1など、茶葉の大きなものの場合

1.茶葉5.0gにつき、150ccの熱湯を注ぎ、30秒抽出して、別の容器に移
します。
2.抽出した茶がらに、新たにもう一度150ccの熱湯を注ぎ、また30秒抽
出して1.の茶液の入った容器に注ぎます。
3.1.2の茶液が混ざったらできあがり。

■セイロンBOPなど、茶葉の細かいものは、1煎目、2煎目とも18秒で
淹れるか、茶葉の量を4.0gに減らすことで美味しくはいります。


こんなに便利 ジークレフ式二重抽出法のメリット

・従来の20%-30%の抽出時間でお茶を淹れることができる。
・より香り高く、甘みのあるお茶淹れができる。
・抽出時間が短いので、水質の影響を受けにくく、安定して美味しく淹れることができる。
・1煎目、2煎目の時間を調整することで、自分好みの味に淹れやすい。
・いわゆるティーエスプレッソと異なり、ストレートでお茶本来のもち味を生かした茶液を楽しむことが出来る。
・1分で抽出できるので、いわゆるエスプレッソカフェのような、ファーストフードでの提供も簡単で効率的にできる。


二重抽出に向く茶器とは?

■さて、二重抽出の茶器は通常の紅茶用のポットでは、ちょっと大きすぎます。便利なのは、小さめの急須、中国茶の工夫茶で使われる茶壷、蓋椀、テイスティングカップ。それにジークレフで販売しているマルチティーポットなども重宝します。従来のポットに比べ容量の少ないもの
が向いています。

■茶液を受ける側の器は従来のポットで充分でしょう。大きめのスープ
カップのようなカップがあれば、香りの立ち上がりがさらによくなるの
でオススメです。


二重抽出の淹れ方のコツ

■味わいの調整の仕方については、基本は30秒ずつ(FTGFOP1の場合)で
すが、水質やお茶の個性によって風味を改善したい場合や、より自分好
みの味わいに淹れたい場合は、1煎目、2煎目の抽出時間によって調整
をすることができます。

■1煎目は、甘みに着目をしながら淹れるのがポイント。より甘みを引
き出した方がよさそうなら、ちょっと長め(40秒、50秒)がよい場合もあ
ります。逆に短くする方法もあります。

■お茶の深みや渋みを調整するときには、2煎目の時間を変えるとよい
でしょう。2煎目を長くすると、より渋みが引き出され、お茶の味わい
が引き締まります。逆に渋みを抑えたい場合は、少し短めの時間で抽出
するとよいでしょう。

■このように、抽出が2回あるため、自分好みの味わいに淹れやすいの
も、二重抽出の魅力のひとつです。最初の一回では味わいが決まらない
かも知れませんが、伝統的な抽出方法よりはコツをつかみやすいのでは
ないでしょうか。


二重抽出の各種レポ




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フレーバードティーの茶葉の色

2012年04月07日 | 紅茶を入れるまでの話
ルピシアの「金柑」という紅茶は、ちゃんと金柑(というかミカンっぽい)の香り。
袋を開けるだけで、いいにおいがする。

だけど、茶葉を見てびっくり。
においは鮮やかな金柑なのに、茶葉が炭のように真っ黒。
紅茶にはありえない黒さで、鮮やかな香りとの落差がちょっと怖い。

(左:2010年のダージリンオータムナル/グームティ茶園。右:金柑)


実際の金柑の茶葉はもっと黒い。
(※撮影場所、時間とも同じ)

ティーハウスタカノのサイトでは「着香茶はたいていは製造過程により茶葉が黒ずんでおり、点てると紅茶本来の渋みが無く味も希薄です」(出典元はこちら)なんて、書いてあって、ああやっぱり…とがっくり。
以前からこのページは知っていたけど、茶葉の黒ずみの所は頭に入っていなかった。

今までも着香茶は飲んできたけど、最近はノンフレーバーの茶葉ばかり見ていたせいか、色の落差にびっくりした。
それでも、この紅茶のにおいはいいんだよね。
飲みやすいし…(まだミルクティーでしか飲んでいないけど)。


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ティーバッグでロイヤルミルクティーを作る

2011年10月22日 | 紅茶を入れるまでの話
図書館で「はずむ時間を、紅茶から。」(リプトンおいしい楽しい紅茶推進チーム編著)を借りてきた。

これ、面白い!
通常の紅茶本は歴史等の長いうんちくで始まるけど、これは紅茶の各種入れ方(ストレート、ミルクティー、レモンティー)から始まっている。
私は「うんちくはいいから入れ方はどこ?!」というタイプなので、この構成はすごく嬉しい。
その上、使う茶葉が全て、リプトンのイエローラベル。
つまりティーバッグ
なんて潔い。
(普通の紅茶系の本は、茶葉で入れることを前提に書かれている)

各レシピも簡単(そう)でわかりやすく、ティーバッグなので手軽そうに見える。
フルカラーなのもいい。
ついついレシピに挑戦したくなり、リプトンのイエローラベルを買ってしまった。
イエローラベルは好きじゃないにもかかわらず…。

そして、本で紹介されている「ロイヤルミルクティー」に挑戦。
目指すのはティーバッグでも、茶葉を鍋で煮出すミルクティー並に濃いものを作ること。
本に紹介されている「ティーバッグで入れるロイヤルミルクティーの入れ方」は斜線、より濃いミルクティーを作るための私のメモは青字で示している。

(レシピは2人分)
1.手鍋に牛乳1カップ、水1カップを入れて火にかけます。牛乳と水の割合は1体1が基本です。

本には注意書きとして「牛乳と水の割合を1対1でなく、牛乳を多くすればよりミルキーになります」とある。
いつもほとんど牛乳のミルクティーを飲む私(と家族)にとって、牛乳2に対し水1でも薄く感じた。
そこで、水を全く入れず紅茶用ミルク(牛乳:生クリーム:コンデンスミルク=6:2:2)で作成。


2.小鉢にティーバッグ3袋(人数分+1袋)を入れ、熱湯をひたひたに注ぎます。紅茶の味が出やすくなるおいしさのポイントです。
人数分+1袋では紅茶の味が薄かった。
人数分×2袋で何とかOK。
でも、3人分だとティーバッグに張り付いているひもを取る作業を6回やることに。
めんどくさい…。
「ここまで面倒だと手軽といえないんじゃ?」と思いつつ作業した。
濃いめのミルクティーが好きな私がいけないんだけど。


3.牛乳と水が沸騰したら火を止め、小鉢の中のティーバッグを抽出液ごと、手鍋に加えます。フタをして約3分蒸らします。
牛乳にティーバッグを浸しても味は出ないと思っていたけど、そんなことはなかった。
3分蒸らしている間に、ティーバッグから新たに抽出液が出ているのが色で分かった。


4.ティーバッグを取り出し、カップに注げばできあがり!砂糖やはちみつを入れると、コクが出ておいしくなります。
私は既にミルクに甘みがついているので、砂糖もはちみつも入れない。
でも、甘みのないミルクティーにはちみつを入れると、結構コクがでておいしかった。
入れすぎるとはちみつのにおいが強くなるけど。



こうして、何度かの挑戦の末にできたミルクティーの味は、茶葉で煮出すよりは少し薄いけど(多分、ティーバッグの量がまだ少ないのが原因だと思う)、かなり濃くて甘いものができた。
濃い&甘いもの好きの家族からもOKが出た。
何より、イエローラベルが嫌いな(あ、言っちゃった)私がおいしく飲めた。
イエローラベルはストレートでしか飲んだことがなかったので、嬉しい驚き。


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紅茶のブレンドに初挑戦

2011年10月05日 | 紅茶を入れるまでの話
記事「猫の恩返し」の紅茶を考えてみた」で、猫の恩返しに出てくる紅茶は「紅茶ブレンド」(磯淵猛)に出てくる「ミルクブレンド」か「ヌワラエリアブレンド」ではないかと推測した。

推測したからには飲んでみないと。

そこで、茶葉のそろっていた「ミルクブレンド」に挑戦。

ミルクブレンドの茶葉は、ダージリンファーストフラッシュ、キャンディ、ヌワラエリアで構成されている。
比率はダージリンから順に、60:30:10。

ダージリンファーストフラッシュは、2011年の「シンブリ農園 DJ-49 SFTGFOP1 Clonal Classic Super Fine」
ヌワラエリヤは、2011年の「ペドロ農園 マハガストータクオリティ FBOP」
キャンディはブレンド物。
(全てジークレフにて購入)

【入れてみた】
「紅茶ブレンド」によると、ティーポットで抽出する場合は茶葉5g、熱湯350mlとのこと。

まず、茶葉が5gになるように、各茶葉を量る。
(秤の上で、秤のふたをお皿代わりにして量っている。これ、紅茶大会でやっていた量り方。とてもやりやすい)



次に、お皿のなかで混ぜ合わせる。



ポットに茶葉を入れ、お湯を注いで蒸らす。
疑問だったのは蒸らし時間。
茶葉によって、推奨の蒸らし時間が違う。
今回、ダージリンのファーストフラッシュは5分以上、ヌワラエリヤとキャンディは3分。
迷った末、中間を取って4分で抽出。

【飲んでみた】
ミルクを入れず、ストレートで飲んだ。

…何これ、すっごくおいしい!
フラワリーだかフルーティーだか判別のつかない華やかな香りが強い。
だけど、ブレンドの大半を占めるファーストフラッシュの独特の味はなくて、飲みやすい紅茶らしい味。
でも、味自体は香りを邪魔するほど強くない。
ミルクを入れたら負けるかな?程度。

350mlも作ったので、カップ2杯分飲める。
2杯目は1杯目を飲んでいる間、茶葉を抜かず蒸らしっぱなしにした。
そして、ミルクを少し入れて飲んでみたところ、ミルクを入れても渋すぎることに。
こちらは失敗。
蒸らし時間をちゃんと考えなくては。
(ミルクを入れるんだから、いくら濃くたって大丈夫なのではと思っていた)

【感想】
茶葉のブレンドって、何となくおいしくないものと思っていた。
おいしい茶葉でもブレンドすると、それぞれのおいしいところを殺すのではと思っていた。
本当に嬉しい驚きだった。
(茶葉自体がおいしかったのも大きいな)

【感想2】
このブレンドを飲んで、「ファーストフラッシュとヌワラエリヤとキャンディで構成されている!」と見抜くのはすごく難しい。
自分でたてた推測だけど、これをハルが見抜いたとしたら凄すぎるよ。

【感想3】
強烈にフラワリーな香りは、ファーストフラッシュから来ていると思われる。
どうも私の茶パッチでの保存がまずかったらしく、ブレンド後、3日経って単独で飲んでみたら、フラワリーな香りはかすかにしかしなかった…。


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