ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

大紅茶大会(紅茶オフ会)

2010年02月28日 | 紅茶関係のイベントレポ
オフ会のレポートを書くのは初めてのため、不適切な表現等あるかもしれません。
気が付いた点がありましたら、コメントで御一報いただければ幸いです。

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2月27日、紅茶のオフ会に行ってきた。
「紅茶のオフ会」とは、参加者のみんなで紅茶を入れて飲んで楽しもうぜ!という会。
結論。
すごく楽しかった!
糀谷 やなさん、誘って頂きありがとうございました)
そして、他の人が入れるのを見たりそれを飲んだりすることは、「目から鱗」なことがいっぱいあって新鮮だった。

今回のオフ会の参加者は18人。
会場は家庭科室(理科室)の様な感じで、コンロ&流し付きのテーブルが5つある。
ちなみに、うち1テーブルは参加者が持ってきた茶葉の置き場所。



私は会場に比較的早く着いたので、テーブルの茶葉は少なめ。
この後、後から来た人が置いた茶葉でテーブルが一杯に。

全員が揃ったところで、各人の簡単な自己紹介。
いい年して自己紹介はやっぱり苦手。かんでしまって恥ずかしい~。

自己紹介後、茶葉置き場用のテーブルを除いた4テーブルで紅茶が入れられ始めた。
入れていたのはたなかさんナガレさんのりじゅにあさん、そして本業の方。
オフ会中は、絶えず複数のテーブルで紅茶が入れられていたので、全てのテーブルを見たりそこで入れられたものを飲むのは到底無理だった。
あと、参加者が持ち寄ったおいしそうなお茶菓子もたくさん(!)あり、こちらも食べきれないくらい。
切実に、複数の目と複数の胃袋が欲しいと思った。
全てはとても書ききれないので、私が見たオフ会の風景の一部でも。

【初めてのチャイ作り】
チャイ(鍋で作るスパイス入りミルクティー)を作ったことがないというたなかさん
ナガレさんの「作ったことがない人がチャイを作るのがいいんだよ」の言葉に、ナガレさん監修のもと、急遽チャイ作りにチャレンジすることに。
小鍋に「こんな感じ?」と傍らのナガレさんに確認しながら、水を入れるたなかさん
その後も、クローブやカルダモン等のスパイスや茶葉を入れる度に、ナガレさんに量の確認を入れる。
その度に、ナガレさんは「大丈夫、目分量で入れても、自然と自分の体が欲する丁度いい味付けになるものだよ」と、ベテランならではの深い回答を返す(でも、ここぞという所では指示が出ていた)。
私はといえば、「たなかさん、すごっ!頑張れーー!!」と、心の中で応援していた(応援するだけ)。
だって、私が人前でチャイを作れなんて言われたら(しかも初めて)、あがって絶対作れない!
ちなみに、たなかさんが初めて作ったチャイは、不思議なことにミントみたいな清涼感があって、さっぱりしておいしかった。
「チャイは味に性格が出る」とはナガレさんの弁だけど、きっとそれは本当なんだろうな。

【鍋で作るミルクティー】



写真はのりじゅにあさんが、鍋でスパイスなしのプレーンなミルクティーを作成しているところ。
鍋のお湯がぐわっと沸いたところで、スプーンで茶葉を入れていくのだけど、これがきびきびしていて格好いい!
手首のスナップを効かせるように、茶葉をぱっぱっと鍋に放り込んでいく。
私がやったらコンロに茶葉を飛び散らせるなー。
(このミルクティーもちゃっかり頂いたのだけど、とてもおいしかった!)

【ほうじ茶でミルクティー】
あるテーブルからほうじ茶のいい匂いが。
その時私は、隣のテーブルでお話を聞いていたけど、食欲?には勝てずカップを持って匂いのするテーブルへ!
ナガレさんがほうじ茶を使ってミルクティーを入れた所だった。
「下さいー」とナガレさんにカップを差し出すと、「どうぞ」とほうじ茶のミルクティーが注がれた。
ほうじ茶の味がミルクに負けてなくておいしい~。
どうやって作ったのか知りたくなり、ナガレさんを捕まえて聞き込んでしまった。
今度、私も挑戦しようっと。

オフ会は3時間だったので、上の3つは本当にごくごく一部。
他にも書きたいけど書けないor書ききれない楽しいことがいっぱいあった。
次回も都合がつけば参加します!
皆様、この度はありがとうございましたm(_ _)m

【他の参加者の方のオフ会レポ】
のりじゅにあさんは→こちら
コーさんは→こちら
糀谷 やなさんは→こちら

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【こっそり懺悔】
話のネタに持って行ったリーフルの「サングマ農園ヤマダバリDJ-25 フローラルカメリア」は、コーンスープみたいな味で、自分でも(覚悟していたとはいえ)大変微妙でした。
反省しきり。
飲まれた皆様には、ご迷惑をおかけしました~m(_ _)m
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タルボ農園 DJ-726 マスカテル(紅茶レビュー)

2010年02月26日 | ダージリン
09年のオータムナル。
リーフルで購入。

【商品説明】
タルボ農園の希少なピュアチャイナ種から作られました。
緑がかった濃茶の茶葉は香ばしく、甘い香りを漂わせています。
赤味を帯びた水色もくっきりと美しく、秋摘みの魅力を一層ひきたてています。
茶の味わいも一層深まり、セカンドフラッシュのようなマスカテルフレーバーを醸し出しています。
黒蜜を思わせる濃厚な甘味、そしてナッツのようなコクが時折表情をのぞかせ、心地良くも魅惑的なロットとなっています。

【入れてみた】
茶葉3g、お湯300cc、蒸らし時間6分

【飲んでみた】
飲んだ瞬間、ほわーんと木の実(ナッツ系)みたいなオータムナル特有の香ばしい香りと、マスカットの甘い香りが鼻をついた。
私好みの派手なオータムナル(味も香りも超フルーティ)ではないけど、結構いい。
香りはともかく味がちょっと弱いので色々入れ方を変えてみたけど、結局「茶葉3g、お湯300cc、蒸らし時間6分」が一番おいしかった。
今まで飲んだ09年のオータムナルの中では、「スタンダード系」として一番好き。
以前、スタンダード系でおいしいと思ったサングマ農園 DJ-446 SFTGFOP1 Autumnal Chinaに比べると、 マスカットの香りがちゃんとそれなりにのっている点が好み。
コメント (2)
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音楽を聞きつつ

2010年02月24日 | お茶色の日々


音楽を聞きながら「タルボ農園DJ-726 マスカテル(09年のオータムナル)」を飲むところ。
オーディオ好きの夫のおかげで、無駄にいいアンプとヘッドホン(以上DENON)とスピーカー(DALI)。
でも、音が違うのはオーディオに興味のない私にも分かる。
デジカメで撮った写真は、自分の目で見た景色よりきれいなことがあるけど、あんな感じ。
生演奏よりきれいかも。
すごっ。
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サングマ農園 DJ-446 SFTGFOP1 Autumnal China(紅茶レビュー)

2010年02月22日 | ダージリン
09年のオータムナル。
ジークレフで購入。

【商品説明】
フラワリーな香気の、深い甘味を湛える秋摘みダージリンです。

【入れてみた】
茶葉2g、お湯150cc、蒸らし時間5分。

【飲んでみた】
木の実をローストしたやつをかじったような味がメイン。
ほっくりした味がいい。
紅茶らしい渋みもちゃんとある。
今まで飲んだ中では、一番オータムナルらしいオータムナル。
(派手な風味はまったくないけど)

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紅茶にあうお茶請け

2010年02月21日 | 紅茶関連のメモ&ニュース
「週末をおしゃれに楽しむ紅茶スタイル」(磯淵猛)に記載されていた「ティー&フードのウェル・マッチ」が面白かったのでメモ。

「ティー&フードのウェル・マッチ」とは、紅茶と食べ物との相性を考察し、その上で茶葉の種類ごとに合わせたい食べ物を一覧表にしたもの。
この一覧表が見やすい。
こんな感じ。



一覧表の記号についてだが、Bはブラックティーで合うもの、Mはイングリッシュ・ミルクティー(入れた紅茶にミルクを少し落とすタイプのミルクティー)に合うもの、Iはアイスティーで合うものとされている。
画像のダージリンを例に取ると、油脂分を含まない物(和菓子、砂糖菓子など)には、ダージリンのブラックティーやアイスティーが合うということ。

これがダージリンだけでなく、アッサム、ニルギリ、キーマン、ウバ、ヌワラエリア、ディンブラ、キャンディ、ルフナ、ケニア/インドネシア紅茶、アールグレイ、ラプサンスーチョンについて記載されている。
全部抜粋したらすごい量になるので、私がよく飲むダージリン、アッサム、アールグレイについて抜粋してみた。
本にならって、Bはブラックティーで合うもの、Mはイングリッシュ・ミルクティー(入れた紅茶にミルクを少し落とすタイプのミルクティー)に合うもの、Iはアイスティーで合うものとしている。


【ダージリン】
・油脂分を含まない物(和菓子、砂糖菓子など):B、M
・バターを多く使うお菓子(バターケーキ、バタークッキーなど):M
・クリームを多く使うお菓子(生クリーム系ケーキ、スコーンのクロテッドクリーム添え、カスタードクリーム系ケーキ:M
・牛肉、豚肉、鶏肉:B、I
・魚介類(刺身、焼き魚、煮魚、油脂分を多く含む魚):B、I
・油で揚げたフード(フィッシュ&チップス、揚げ物、ドーナツなど):なし
・ワッフル、パンケーキ、パン類:なし
・個性的なチーズ類(煮カビタイプチーズ、ウォッシュタイプチーズ):M
・比較的食べやすいチーズ類(フレッシュチーズ、白カビタイプチーズ、チェダーチーズなど):B、M

【アッサム】
・油脂分を含まない物(和菓子、砂糖菓子など):B
・バターを多く使うお菓子(バターケーキ、バタークッキーなど):M
・クリームを多く使うお菓子(生クリーム系ケーキ、スコーンのクロテッドクリーム添え、カスタードクリーム系ケーキ:M
・牛肉、豚肉、鶏肉:B、I
・魚介類(刺身、焼き魚、煮魚、油脂分を多く含む魚):B
・油で揚げたフード(フィッシュ&チップス、揚げ物、ドーナツなど):M
・ワッフル、パンケーキ、パン類:なし
・個性的なチーズ類(煮カビタイプチーズ、ウォッシュタイプチーズ):M
・比較的食べやすいチーズ類(フレッシュチーズ、白カビタイプチーズ、チェダーチーズなど):B、M

【アールグレイ】
・油脂分を含まない物(和菓子、砂糖菓子など):なし
・バターを多く使うお菓子(バターケーキ、バタークッキーなど):なし
・クリームを多く使うお菓子(生クリーム系ケーキ、スコーンのクロテッドクリーム添え、カスタードクリーム系ケーキ:なし
・牛肉、豚肉、鶏肉:B、I
・魚介類(刺身、焼き魚、煮魚、油脂分を多く含む魚):B
・油で揚げたフード(フィッシュ&チップス、揚げ物、ドーナツなど):なし
・ワッフル、パンケーキ、パン類:なし
・個性的なチーズ類(煮カビタイプチーズ、ウォッシュタイプチーズ):B
・比較的食べやすいチーズ類(フレッシュチーズ、白カビタイプチーズ、チェダーチーズなど):なし
(「週末をおしゃれに楽しむ紅茶スタイル」磯淵猛 アポロコミュニケーション pp.122-123)


ダージリンにチーズ類が合うとされているのと、アッサムにパンケーキやパン類が合わないとされていのにびっくり。
ダージリンにチーズは試してみよう。
朝食にアッサムのミルクティーにパン類なんて、うちの朝食の定番なんだけどなー。
ウバやルフナのミルクティーが合うらしいので、今度はそっちにしてみよう。
コメント (4)
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ローソンのキャンペーン

2010年02月20日 | お茶色の日々
商品が手元にないけど、どうしても言いたい。

今、ローソンのキャンペーンで売られているワンピースのロイヤルミルクティーのサンジと、福本伸行の「賭博覇王伝零」の標が似ている!

私は「賭博覇王伝零」は読んでいるけど、ワンピースは殆ど知らなかったため、職場近くのローソンでサンジの手配書をあしらった「サンジのミルクティー」を見た時、大変な衝撃を受けた。

「賭博覇王伝零」の標が飲み物になってる!
あれはギャンブルでいかに勝ち抜いて金持ちになるかという殺伐とした漫画なのに、そのキャラクターがコンビニの飲み物の柄になっていいのか?!
「賭博覇王伝零」はマガジンで連載されているから、許容範囲なのかしら。
それにしても、これがコンビニに大々的に出るとは何て殺伐とした世の中に…。

と思いつつ、もう一度(というか何度か)見直したらワンピースのサンジだった。
ああ、よかった…。

あまりの驚きに頭がいっぱいになり(元々この手の紅茶を飲まないのもあり)、肝心の商品を買うのを忘れた。
月曜に買ってこようっと。
味はどうなんだ、味は。

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3月7日追記
甘かった。
午後の紅茶のミルクティーだって結構甘いと感じているのだけど、これはもっと甘かった。
ただ、紅茶っぽい香り(香料?)はかなり強くて嬉しかった。
息子(保育園児)は大喜びで飲んでいた。

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「紅茶チェーンが見当たらないワケ」について考えてみた

2010年02月18日 | お茶のある風景(読み物)
日経BPの「紅茶チェーンが見当たらないワケ」は興味深い。
惜しいのは、結論である「紅茶の存在感を増すための方法」が「紅茶にミルクを入れて、更にバラ等のフレーバーやハチミツやショウガ等の他の素材を加えて飲むスイーツ化させる。送り手はより進歩した飲み方を提案する」にとどまっていること。
そういった商品は、散々各社で行われていて、その結果が今の「紅茶がこれ以上メジャーにならない(記事引用)」のだから、有効な提案になっていない。

「紅茶の存在感を増すための方法」か…。
これって、記事から察するに「紅茶チェーン店を出して紅茶をよりメジャーに売る方法」と受け取っていいのよね?
そしてこの記事について語るなら、筆者とは別の視点でそれを語らなくてはならないと。
ふうん…。
ちょっとやってみるか!

私の考える「紅茶の存在感を増すため(売るため)の方法」とは何か。
それは「紅茶が元々持つ高級イメージを全面に押し出すこと」。
結論に行く前に、まずは紅茶とコーヒーの違いから考えてみたい。
筆者も「コーヒーと紅茶のようにセットで語られるものに対して、丁寧にその違いを読み解いていくことは、新しい『気づき』を生むことにつながるのではないでしょうか」と言っているしね。

コーヒーと紅茶の違いについて、筆者は「時間消費の点が違う。コーヒーは短時間での意識覚醒等に向いており、紅茶はゆったりした時間を過ごすイメージがある。」と言っている。
しかし、私が考える紅茶とコーヒーの大きな違いは「高級イメージ」だ。
日本人にとっての紅茶は、「高級・プレミアム・優雅」なイメージが強い。
正確な所は分からないが、紅茶本の大半が美しいテーブルセッティング等で優雅な見た目にしていることや、紅茶専門店の多くが高級感を軸にしていること、「お紅茶」なんていうおばさまが結構いたりすることから、紅茶に「高級なもの」というイメージを持っている人は多いと思われる。
対してコーヒーには、紅茶のようなハイクラスなイメージはない。
こちらも正確な所は分からないが、コーヒーチェーン店の台頭や缶コーヒーの圧倒的な普及からすると、一般的にコーヒーが持たれているイメージも推して知ることができる。

その高級イメージを売りにする。

だが、いきなり紅茶だけを扱う紅茶チェーン店を出すのは、コーヒー好きと比べた紅茶好きの数を考えるとかなりきつい。
まずは、紅茶を飲む人を増やす所から始めなくてはならない。
紅茶を飲む人を増やすには、コーヒー等を買いに来た人に「紅茶を買ってみようか」と思わせなくてはならない。
そこで、紅茶の持つ高級イメージを利用するのだ。

コーヒーチェーン店(最終的な目標は紅茶チェーン店を出すことなので、コンビニやスーパー等は舞台から外す。紅茶チェーン店が売りたい商品はチルド系ではないため。)のメニューの一部に紅茶を入れる。
メニューでは他のコーヒーと同じ扱いにせず、紅茶部分はスペシャル感を煽ったものにする。
店頭ポップ(?)も、紅茶部分は高級感を出す。
出すカップもコーヒーとは違う別のスタイリッシュなデザインにする。

扱う量も「数量限定」でいい。
売れ残りが心配だから、5つ程度に少なく抑えて構わない。
売り切れたら「売り切れ」の表示を大きく出す。
すぐ売り切れることで、「プレミアム感」を煽る。

紅茶はストレートとミルクティーの2つを用意する。
ストレートは農園物のダージリンを1種類。
農園名(キャッスルトンなんかは知名度が高くて良さそう)やFTGFOPといった等級も記す。
農園の名前や等級の意味なんかを店頭で出してもいい。
ミルクティーも1種類。
茶葉をウバやアッサム100%にして、こちらも農園名を付ける。
ミルクも濃厚な濃いものにして(磯淵氏の紅茶用ミルクが個人的に濃くて好き)、「コクうま」「特濃」などとする。
もちろん、飲んでおいしいのは大前提だ。

問題は「コストが割高」「入れるのに時間がかかる」だ。
コストは多少割高になっても問題ない。
ローソンの「プレミアムロール」やマクドナルドの「テキサスバーガー」を見れば、多少割高でも、イメージと味が見合っていれば買ってもらえるものだ。
時間についても、3分程度なら待ってもOKと思われる。
マクドナルドとかモスバーガーとかでは、みんな普通に待っているので。
ダージリンを3分で入れるのは難しいけど、茶葉を多めに時間を短くすれば(ルピシア風)さほど問題でない。

以上のように、紅茶がもともと持つ高級イメージをこれでもかと前に出す。
そして、いつもはコーヒーを買う人が「数量限定」でいつも売り切れの紅茶が売られているのを目にしたとしよう。
「売られている、買うチャンスだ。」
「ちょっと高いな。でも売り切れてばかりだし、紅茶って高級っぽいし仕方ないかも。」
「値段からしても、売り切れが多いことからしても、おいしい可能性が高そう。」
「たまにはコーヒーではなく、紅茶にしてみようかな。こんなチャンスはあまりないし。」
「よし、ちょっと試してみよう。おいしかったらラッキーだ。」
こういう心の動きって、ちょっとプレミアムなものを買う人間のごく普通の心理ではないだろうか。

こうして買った紅茶がおいしければ、また買ってくれる。
また、これでもかと煽られた高級イメージは、買った人にプレミアム感と満足感を与えるだろう。
そして、この高級イメージは「いい物を飲んでいる」というゆったりしたリラックス感ももたらす筈だ。
買ってくれる人が増えたところで、扱う紅茶の種類を増やす。
更に人気が出たところで、ようやく紅茶チェーン店を出せるレベルだ。
その紅茶チェーン店のメニューは、コーヒー店で人気のあった紅茶メニューを(当然)引き継ぐ。

私の考える「紅茶の存在感を増すための方法」はこんな感じ。
思った以上に長くなってしまったー。
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メーカー推奨の入れ方って

2010年02月17日 | お茶のある風景(読み物)
先日、義母が持ってきてくれたウィタードの紅茶缶(イングリッシュローズ)を眺めていた。
そこに書いてあった入れ方の目安(英語表記だったのと缶が手元にないので、ウィタードの日本版サイトより引用)。

目安量:6カップ用ティーポット(1リットル)に1~3ティースプーン(2.5~8g)
1.ティーポットなどにリーフを入れて
2.熱いお湯をティーポットに注ぎ入れます。
3.3~5分、お好みの濃さまで待ったら
4.茶こしを使ってカップなどに注ぎ完了。

ぶちっ。
前々から思っていたけど、もう我慢できない!

その大雑把な目安量は何?
蒸らし時間も幅がありすぎ!
例えば茶葉2.5g/お湯1リットル/蒸らし時間3分で、本当に私の好みの紅茶が入るの?
薄かったら茶葉を足せばいいのかもしれない。
濃かったら、茶葉を減らしたり蒸らし時間を長くすればいいのだろう。
そういう試行錯誤が楽しいことだってある。
だけど、一発でそれなりにおいしい紅茶が飲みたい時だってある(むしろそっちの方が多い)!
一息入れたかったり、おやつの時間を楽しみたかったり、そんな時に紅茶がまずかったらげんなりだ。

これが、メーカーが「茶葉2.5g/お湯1リットル/蒸らし時間3分(例)」ときっちりとした入れ方を推奨していて、その通りに入れてまずかったら「レシピ通りに入れてまずかったんだから、こういう味の茶葉なんだ」と諦めもつく。
困るのは、上記のようにゆとりのある入れ方でまずかった場合。
「おいしくないのは、自分の入れ方が悪かったからでは」とストレスがたまる。
かといって、紅茶を入れなおす気力もない。
紅茶をうまく入れられない自分を責めつつティータイム(実話)。
思い出すとため息が…。

紅茶メーカーが推奨する入れ方はウィタードのようにゆとりのあるものか、推奨の入れ方がないものが多い。
「紅茶は嗜好品だからお好みで入れて下さい」ということなんだろうけど、メーカー推奨の入れ方はきっちりと記載して欲しい。
そして、入れる側に余計なストレスをためさせないで欲しい。
料理だってきちんとした分量のレシピがあるのだから。

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ちなみに、現在の私がウィタードのような入れ方の紅茶を入れる場合はこんな感じ。

分量および蒸らし時間は、メーカーの推奨の範囲内で適当に選んで入れる。
その結果「まずい」と感じたら、入れ方を変えても自分にとってはまずい。
「普通。こんなもの?」と感じたら、入れ方を変えても自分にとっては大したことのない紅茶。
第一印象が全て。
まずかったものをおいしくしようという試行錯誤はほとんどしない(ミルクを入れるとたまに化ける紅茶はあるのでそれくらいはする)。
自分にとっておいしい紅茶は、入れ方にブレがあってもおいしいとわかる。
絶対に。
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ジュンチヤバリ農園 Himalayan Mist

2010年02月15日 | 他インド、ネパール、中国紅茶等の感想
ネパールの09年のオータムナル。
ジークレフで購入。

【商品説明】
艶やかな甘味と清涼なヒマラヤの香りを湛える美しい味わいのお茶。
農園とジークレフの合作です。

【入れてみた】
茶葉3.5g、お湯150cc、蒸らし時間2分(店推奨)。
2煎目以降も楽しめるとか。

【飲んでみた】
中国茶の鉄っぽい味に緑茶の甘さを軽く混ぜたような味。
味はそれなりに出ているけど、中国茶と比べると味が若干薄め。
風味にクセはないけど、紅茶らしさも全くない。
変わった紅茶(?)だけど、飲みやすいので私は結構好き。
(2煎目以降も飲めるのも嬉しい)

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10.3.19追記
70度近くのお湯で蒸らし時間5分で入れたら、より中国茶っぽい味に。
薄くした鉄観音みたいだった。
おいしいけど、ちょっと薄いので私なら10分は蒸らすかなー。
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いちごショコラ・チャイ

2010年02月14日 | 紅茶屋さんのフレーバードティーの感想
シルバーポットのフレーバー系チャイ。
何か、前も似たようなものを飲んだ気が…。
思わず自分のブログを調べてしまった。
(もしかして年?まさかそんな!)

【商品説明】
艶やかないちごの実を、とろ~りチョコレートがけ、チョコレート・フォンデュをイメージした「いちごショコラ・チャイ」、季節限定で登場です~っ
摘みたて苺をイメージして、大玉アッサムCTC茶葉、紅いラズベリー、緑のダージリン・リーフをブレンド。
このファンタジックなベースに、苺とチョコレートの香りを添えて『春を夢見るデザート・チャイ』出来上がり。

【入れてみた】
私のチャイの作り方はこちら
(フレーバーの茶葉は加えてないです)

【飲んでみた】
アポロチョコのイチゴの香りをもっと強くして、チョコの香りを控えめにしたような匂い。
ミルクティーにするとイチゴの香りが際立ち、チョコの香りがかなり引っ込んでしまう。
全体的にちょっと香料っぽさを感じるのが残念~。
でも、シルバーポットのフレーバー系チャイとしては残念なだけで(シルバーポットのフレーバー物はレベルが結構高い)、フレーバー紅茶としては普通に飲める。
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