今日は会議があった。
その最中にコーヒーが来た。
使い捨てのカップにふた(一箇所小さな穴があいている)がされた容器にコーヒーが入っている。
スターバックスとかでよく見る、あのタイプだ。
私はすぐコーヒーを飲みたかったが我慢した。
今飲んだら、確実に舌をやけどする。
だが、待ちきれず飲んでしまった。
ふたの小さな穴からコーヒーをすする。
・・・あちちちちちちっ!
舌をやけどしてしまった。
携帯マグで同じ経験をした のに、全く懲りていない。
おまけにコーヒーの味が全くしない。
ふたでコーヒーの香りがふさがれているのだから(それについての考察?は
こちら へ)、当たり前だ。
何故、こんな不便なふたがついているんだ!
結局、コーヒーはほとんどのめないまま会議は終わってしまった。
あの不便なふたのせいだ。
ふたに八つ当たりしながら、ふとあれは何のためのふただろうと思った。
携帯マグの飲み口には二つ穴があいている(
写真)。
一つは飲み物の湯気や香りを出すための穴、一つは飲み口だ。
しかしこのコーヒーのふたも、スターバックスやタリーズの容器のふたも穴は一つしかない。
だからこの穴から飲むと、香りはほとんどしないものと思われる。
香りがふたでほとんどふさがれてしまっているのだから。
コーヒーのチェーン店が、普通に飲む場合にそのような飲み方を推奨するだろうか(いや、しないだろう)。
だから、このふたは運ぶ際にカップからコーヒーがこぼれないようにするためのものではないか。
(もしくは、外で品よく?飲むためのもの)
そう、今まで飲み口と思っていた穴だが、本来これは湯気を出すための穴ではないだろうか。
ふたを開けてコーヒーを飲んだ場合、コーヒーの香りを顔いっぱいに受けて味も存分に楽しめるものと思われる。
そして最初は熱かったコーヒーも時間が経つにつれて適度に冷めてきて、ちょうどいい温度になったところでがぶがぶっと飲めるのだ。
ふたがついたままでは、なかなか冷めないような気がするのは気のせいだろうか。
でも、会議中にふたをはずしてコーヒーを飲んでいた人はあまりいなかった。
女性はみんなふたをつけたまま、コーヒーを飲んでいた。
他の人はどうなのかとサイトを回ってみた。すると、
「スタバの店内を見たらみんなふたをつけたままコーヒーを飲んでいて、はずしている人などいなかった」
「蓋をはずして飲んだが、そんなことをしていたのは自分だけだった」
中には、ふたをはずしてコーヒーを飲んでいた自分を恥ずかしく思い、切腹までしている人もいた。
だが、これから私はふたつきの容器に入ったコーヒーは、ふたを取って飲むことにする。
コーヒーをおいしく飲むには間違いなくそちらの方がおいしいし、容器の構造を考えてもふたを取るほうが理にかなっていると思うからだ。
それにしても飲めなかったコーヒーが惜しくて仕方がない・・・。