ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

マザーリーフ

2007年02月27日 | 喫茶店へ行こう!
一年以上前に行った所だけど、メモが残っていたので記事にすることにした。

マザーリーフは、紅茶専門家の磯淵猛氏セレクションの紅茶を出すお店。
私が行ったのはマザーリーフ札幌ステラプレイス店

店内は白が基調とされ、明るくてきれい。
(店内の様子はこちら。)
こじんまりしているが、席の間があいているのでゆったりした印象。
クラシック音楽(ビバルディかな?)が流れている。
私はディンブラとエビのサンドイッチを頼んだ。

出てきた。



ディンブラは紅茶らしいしっかりした香りと味でおいしいが、メンソール香のないウバとの違いがわからないー。
いや、おいしかったのだけど。
時間が経つと紅茶の色は濃くなるが、味は見た目ほど濃くならずストレートで十分飲めた。
サンドイッチはいかにも「カフェの食事」。
量は控えめな分味と見た目に手をかけました、という感じだ。
少し物足りなかったけど、エビもしっかりしていておいしかった(味の詳細は随分前に行ったので覚えていない)。

マザーリーフのHPを調べたら、モスバーガーを展開するモスフードサービスが運営していたのを知って驚いた。
これからどんどん全国展開するのかな。

マザーリーフ
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キャッスルトン茶園 MOON LIGHT DJ-618(セレクトショップ)

2007年02月26日 | ダージリン
06年のオータムナル。
そして、おいなりさん初の★×7をつけた紅茶。
これは飲んでみたい!と、記事を読んだその足(?)でショップに赴いて即購入。
私が初めておいしいと思った紅茶が、04年のシンブリー茶園(オータムナル)だったので、オータムナルには特別な思いがあるのも買いに走った理由だったり。

【店の説明】
ふんわりとした味わいで、後味にも、ふんわりとした上品な味わいが残っています。
白い大きな新芽が入っており、その新芽には成長の養分がたくさん含まれるのでその養分がお湯に抽出されることによって、このような「上品」な味わいに仕上がります。
新芽から作れる、ほのかな甘みがある「花のような上品な香り」がする紅茶。
自然のリーフなので、強い香りではなく、ほのかな花の香りです。
女性から好まれる、上品な味わい。

【入れてみた】
熱湯300cc、茶葉3グラム、蒸らし時間5分で入れた。

【飲んでみた】
茶葉にお湯を注いだ瞬間、花そっくりの鋭い香りが立ち上がる。
飲むと花のような香りが強く鼻を抜ける。
紅茶らしい香りはほとんどしない。
更に時間が経ってもほぼ花の香りしかしない。
普通は時間が経つと紅茶の香りが出てしまうのだけど。
味はとてもやわらかくほのかで、私には細かく表現できない。
強いて言えば、、先日飲んだ東方美人に似た味のような気がする。
味はほのかだが、強い香りを底でしっかり支えているため、香水を飲んでいるような気持ち悪さがない。
ちゃんとお茶を飲んでいると思える。

香りは04年のシンブリー茶園に似ているが、シンブリー茶園は果物のような甘さもあったのに対し、こちらはとにかく花!という感じ。
味の強さも違う。
シンブリー茶園が華やかでダイナミックな彫刻のような印象の紅茶だとすると、こちらは繊細なガラス細工のような印象の紅茶。
全体は繊細な作りなのに輝きはものすごく強い、みたいな。
…えらく抽象的な表現になってしまいましたm(_ _)m

今まで飲んだ紅茶の中で、ベスト5に入ると断言できるくらいおいしかった。
(おいなりさんがおいしいと言ったからではないです)
大事に飲んでリピートしよう…。
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ダージリン・フェスティバル2007 ジャパン

2007年02月25日 | お茶色の日々
ルピシアのダージリンフェスティバルの案内が来たー!
嬉しくって、すぐに予約の電話をしてしまいました(^^;
去年も参加したけどとても楽しかったので…。
今年は関西でも開催されるとのこと♪

申し込み段階で去年と違う点は、去年は日にちだけを指定すれば良かったのだけど、今年は日にちと来場時間を指定しなくてはならないこと。
時間は開場から閉場まで一時間刻みで指定(例:10:00~11:00)。
今年は、一時間毎に総入れ替えになるのかな?
コメント (2)
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グッドデザインアワード・イヤーブック 2006-2007

2007年02月25日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
デザインものの小物を見るのが好きだ。
MOMAなんか見ているだけで楽しい。
携帯電話が壊れるのが半年遅かったら、私はTalbyを買っていただろう。
今は、Kaosの製品化を心待ちにしている。

そんな私が先日、「JAPAN DESIGN グッドデザインアワード・イヤーブック 2006-2007」を見つけて、思わず買ってしまった。
4800円と高い本だったけど買ってよかった。
見応えがあるし楽しい!

お茶関係で受賞したのは、以下の通り。

中小企業庁長官特別賞:加賀棒茶水出し用ポット(株式会社丸八製茶場)

商品デザイン部門/ 調理・食卓商品:Eva Solo tea-maker(EVA DENMARK A/S (Denmark) )
商品デザイン部門 / 調理・食卓商品:ビカ(岩城ハウスウエア (千葉県)

特に私が気になる商品はこれ。
商品デザイン部門 / 調理・食卓商品:Toolbar(Metier Atelier CO., LTD. (Hong Kong))
見てみたーい!

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マンダリンダックカフェ(広島県・福山市)

2007年02月24日 | 喫茶店へ行こう!
(概要はこちら
福山駅から15分くらい歩いたところに、マンダリンダックカフェがある。
店内は広くはないけど落ち着いた雰囲気。
カウンターの後ろ一面が小さな箱状に区切られた棚で、棚一つ一つに茶器や茶器のミニチュア(可愛い)がある。

メニューのお茶はこんな感じ。
台湾の青茶は他に凍頂烏龍茶清香や文山包種など5種類。
安渓の烏龍茶は黄金桂など3種類。
武夷山の茶二種類(メニューによると野生的な味わいとか。大紅砲や名岩水仙だった)。
紅茶(キームンなど3種類)、花茶(5種類くらいあったかな)、緑茶(西湖龍衣茶など2種類)、黒茶(プーアル茶4種類だったかな。17年ものがあった)などがあった。

私は東方美人(確か1100円。値段を正確に覚えていない)を頼んだ。
メニューによると蜜のような甘い香りで、発酵度が高いので紅茶に似た風味だそう。
食べ物は鶏モモとザーサイのお粥(好きな粥が選べる)と飲茶セット(点心とサラダ付き)を頼み、お茶は食後にお願いした。

鶏モモとザーサイのお粥と飲茶セットが出てきた。
(写真左から鶏モモとザーサイのお粥と飲茶セット。サラダは写真に入っていないです)



鶏モモとザーサイのお粥はあっさりした味で、私は量が結構あると感じたが、他の人のレビューを読むと少なく感じる人もいるみたい。
飲茶は熱々で、やけどしないように食べるので精一杯。
写真のスプーンにのっているのは、ワンタンの皮?の中に肉が入っているもの。
その左のやつにはエビが入っていたかなあ。
上のやつはエビ入りシュウマイだったような…。
飲茶が熱すぎてやけどしないように食べるので精一杯だったので、詳細を覚えていないのだ。

食べ終わると東方美人の用意が始まった。

入れる手順を覚えようと目を皿のようにしてマスターの手つきを見ていたが、早くて多すぎて覚えられなかった。
お茶が入ったお椀に聞香杯がかぶせられた形で出された。
聞香杯(下右の写真の左の細いお椀)で香りを楽しみながらお茶を飲むのだとか。
(下の写真は1回飲んでしまった後のものです)



初めて飲んだ東方美人は蜂蜜みたいな甘い香りと味。蜂蜜水を飲んでいるみたい。
でも水ではなくてお茶なので、飲み応えはちゃんとある。
おいしい。
ちなみに、二煎目からは自分で入れる。自分で入れる作業も楽しい。
お湯入りの電気ポットが添えられるので、好きなだけお茶が飲めるのがまた嬉しい。

初めての中国茶カフェはおいしかったし、楽しかった。
基本的に茶が何煎も出るので、ゆっくりできるときに行くべき。
調子に乗って何杯も飲んでいたら、電車の時刻に遅れそうになってあせった。

Mandarin Duck Cafe(マンダリンダックカフェ)
広島県福山市南蔵王町6-19-36
℡:084-945-5186
営業時間:11:30~22:00(金・土・祝前日は23:30まで)
定休日:木曜日

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ホシヤマ珈琲店(宮城県・仙台市)

2007年02月18日 | 喫茶店へ行こう!
ホシヤマ珈琲店のHPはこちら
私が行ったのは仙台アエル店。

店内はホテルのような、きちんと系のおしゃれな雰囲気。
(店内の様子はこちら
店員さんのサービスもホテルみたい。
ゆっくり一礼してメニューを差し出し、腰を低くして注文を取り、ゆっくり一礼して下がる感じ。
また、店内の壁一面に並ぶコーヒーカップも印象的(HP参照)。
HPによると「世界に名を馳せる1000客の磁器」だとか。

クラブハウスサンドとコーヒー(ロイヤルブレンド)のセットを注文。
クラブハウスサンドはこんな感じ。
軽食という感じで、食事には物足りない量かな。



ここは、人に合わせてカップを選んでくれるとのこと。
私にはどんなカップが出てくるかしら。



大倉陶園のカップだそう。
鮮やかな朱色が美しい。
私のイメージってこんななのね♪
コーヒーはクセがない、飲みやすい味だった。
スターバックスのカフェアメリカーノの苦みを強くしたような風味だった。

メニューはコーヒーが1050円~とちょっと高め。
でも、雰囲気がとても素敵だった(私はアエル店にしか行ってないけど)。
椿屋珈琲店と雰囲気が似ているけど、こちらの方が「きちんと感」の中にも暖かみが感じられて私は好きだ。
(椿屋珈琲店は「きちんと感」に特化しているような印象があった。私にとっては、だけど。)
仙台に住んでいたら、他のコーヒーやメニュー(特にチーズケーキ)を試したかったな~。

ホシヤマ珈琲店 アエル店
仙台市青葉区中央1-3-1 アエル2F
℡:022-723-8111
営業時間:10:00~20:00、元旦除いて無休。
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エスクァイア12月号

2007年02月17日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
東京堂書店(@神保町)の窓に「Esquire(エスクァイア日本版)」という雑誌のポスターが貼られていた。
エスクァイアの12月号の特集は「お茶の快楽」。
これは買わなくては!

そんなわけでエスクァイア日本版の12月号を購入。
初めて購入した雑誌だけど、この雑誌は字がそこそこあって嬉しい。
広告もなかなか楽しい。
だって別世界を覗くようなんだもの。

250台限定発売のプジョー。
1つ1つ手染めのネクタイ(2万円)。
さりげなく壁にかかっている革ジャケット(30万円)。
特に心惹かれたのは、FREDERIQUE CONSTANTの機械式腕時計。
表の一部と裏前面がシースルーで中のムーブメントが見える。
美しい~。でも、男物だし約50万だしで手が出ない!
こういう時計は50万でも普通の価格(多分)なところが、別世界というかなんというか。

それはさておき、肝心のお茶特集はちょっと物足りなかった。
茶葉の種類や、産地、入れ方をさらっと流しただけ。
でも、有名人のお茶の飲み方や、老舗の名店特集(世界最古の薬屋サンタ・マリア・ノヴェッラのハーブティーが飲める、ティサネリア銀座に行きたい!)、東京&関西のお茶店ガイドは結構面白かった。

別の意味で面白かったのが、「ティーブレイクの時間割」と称したおしゃれな写真ページ(どんな感じかわかるでしょうか)。
お茶のある生活をおしゃれに描いているけど、時間割通り飲んだら茶酔いする人って結構いるような…。
ちなみに時間割によると、

7:00にダージリン。
10:00に煎茶。
12:00に鳳凰単欉。
15:00に西湖竜井茶。
23:00に千日紅。

私なら12:00で胃がおかしくなりそうだ。
何はともあれ色々と楽しい雑誌だった。

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久しぶりに

2007年02月16日 | お茶色の日々
数ヶ月かかって、好みでなかった某ファーストフラッシュ(約100グラム)をようやく飲み終えた。
だが別の好みでない紅茶が、まだ約50グラム残っている。
セパレートティーで大量消費したいけど、この紅茶はクセが強いくせに味は薄くて使えない。
私が好みの紅茶や新しい紅茶を飲めるのはいつなのか。
気が遠くなりそう。くらくらくらっ。

もう我慢できない。
なんで癒されるべきティータイムに、好みでない紅茶を飲んでストレスをためなくちゃならないの。
これからは自分のために新しい紅茶をどんどん開けるもんね!
さあ、どれを飲もうかしら。

と、鼻息荒く開けた紅茶は2005年のオータムナル、「OKAYTI MARVEL DJ-521」(リーフル)。
ユイスさんからの頂き物です)
茶葉3グラムに対して熱湯300cc、蒸らし時間6分で入れた。

茶葉をポットに入れたままで、1杯目を飲んだ。
6分では蒸らしが足らず、味が明らかに薄かった。
でも2杯目はおいしかった(少し蒸らし過ぎたけど)!
香りも味も木の実のようなほっくり味をベースに、鋭く甘くフルーツジュースのような風味が出てくる。

おいしかったー。
やっぱりティータイムはこうでなくちゃね。
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雨柳堂夢咄(波津彬子)

2007年02月11日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
ここ数週間はハードだったので、ブログの更新ができずにいたorz
ハードな日々が終わり、カーディガンを買おうと久しぶりにデパートに行ったら、きれいな色のものがたくさんで「春が来たー!」と感動!
紅茶の方ももう少ししたらファーストフラッシュかな?とちょっと楽しみに。
今年もマカイバリからクリスタルフラッシュが出たら、絶対に買うぞ!

またぼちぼちと更新を再開します。

この話は出版社によると「美少年・蓮が商う骨董屋に集まるいわくつきの品々が映し出す、切なく美しい人の世の不思議と感動を描きだす幻想譚。」だそうだが、要は「古いものには精霊が宿る」話。
どれも素敵な話だが、中でも私のツボなのは51話の「午後の清香」。

イギリス人が骨董屋で購入した中国の茶壺。
この茶壺には精霊(姿は弁髪の子ども)がついていた。
イギリス人は茶壺にあまり質の良くない日本茶や、二度沸かししたお湯を入れて、そのたびに精霊から「武夷山の茶を入れろ」「お湯は二度沸かしするな」「牛乳や砂糖を入れるな」と怒られる。
ある日精霊からひどく怒られたイギリス人は、何とか精霊の言うとおりのお茶を入れようとして…(以下略)

私の文では話の良さが伝わらないが、お茶好きが一度は夢見るであろう「こうだったらいいなあ」なお話なのだ。
機会があったら是非。
ああ、私もお気に入りのポットや茶壺に出会いたいー。
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