ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

セリンボン農園 FTGFOP1 Organic(Gclef)

2009年02月26日 | ダージリン
2008年のオータムナル。

【商品説明】
シロモクレンのようなふくよかな香りを湛えた親しみやすい紅茶です。

【入れてみた】
茶葉2g、お湯150cc、蒸らし時間5分。

【飲んでみた】
通常のオータムナルのような強い甘味や渋みはない。
でも、パイナップル系のフルーツジュースを飲んだ後のような酸味とやわらかな渋みがある。
いつまでも味わいながら飲みたくなる紅茶。

味の甘さ:★☆☆☆☆(フルーツ系の酸味が強い。★★★☆☆レベル。)
紅茶らしい苦味:★★☆☆☆
香りのフルーティさ:★☆☆☆☆

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クッキー

2009年02月24日 | お茶色の日々
ブルボンの「アルフォート」というチョコレートクッキーにはまっている。
分厚い全粒粉のクッキーがたまらない。
チョコの味はごく普通のミルクチョコレートが好きだ。
甘めのミルクたっぷりタイプ味もあるが、それは好みじゃない。

先日、アンリ・シャルパンティエの「プティ・タ・プティ」というクッキーの詰め合わせを貰った。
これがすごくおいしい!
全体的にバター味がしつこくなくしっかり効いていて、小麦粉もしっかりみっちりしていて、市販のクッキーと全然違う。
クッキーなんてどれも大差ないと思ってきたけど、おいしいクッキー(というか、自分の好みど真ん中のクッキー?)は本当においしいって感じるんだなー。

どちらも紅茶に合う。
客観的に見るとアルフォートはチョコ味がちょっと強くて、紅茶の味を消してしまうかな。
でも、クッキー部分が気に入っているからいいの。

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プロジェクトX:職場でおいしい紅茶を~700日の戦い

2009年02月22日 | お茶のある風景(読み物)
2005年春。
ぎんぐは、職場でも茶葉から入れた紅茶を飲みたいと希望に溢れていた。
しかし、希望に溢れていたぎんぐを待っていたのは、電気ポットとティーバッグ専用のゴミ箱だけのお粗末な給湯室だった。
「それでも茶葉から入れたおいしい紅茶が飲みたい。」
これは限定された環境でおいしい紅茶を入れる方法を求めた、無謀とも言えるぎんぐの挑戦の物語である。
(プロジェクトエーックス…!)

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ぎんぐはまず考えた。
「家で茶葉から入れた紅茶を水筒に詰め、それを職場で入れればいいのではないか?」
紅茶を入れる水筒を探した。
サーモスのJML351とタイガーのミニボトルが候補に残った。
悩んだ。
悩み抜いた末、サーモスを購入した。
「ようやく茶葉で入れたおいしい紅茶が飲める。」
家でサーモスにダージリンを詰め、職場で飲んだ。

味が変わっていた。
ダージリンの繊細な味が、べっこう飴のようなべったりした味になっていた。
「何故だ。」
ぎんぐは考えた。
「家で入れてから職場で飲むまでのタイムラグがあるのが原因ではないか。」
「ならば、職場で紅茶を入れれば良い筈だ。」
(エーックス…!)

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職場で紅茶を入れるには、茶葉を蒸らすためのポットが必要だった。
ぎんぐがポットに求めた条件は、茶葉が気軽に捨てられること。
ぎんぐは条件に合うポットを探した。
通常のポット、茶こしがセットされたポット、カップと茶こしの一体型。
条件に合う物はなかった。
しかし、ぎんぐの興味をひいた物が一つあった。
Finum社のペーパーフィルター
好きな茶葉をフィルターに詰め、それをカップで蒸らすという物だった。
「これなら自作ティーバッグのようなものだ。」
「ティーバッグしか捨てられない職場のゴミ箱にも使える。」
ぎんぐの期待はふくらんだ。
(プロジェクトエーックス…!)

~~~~~~~~~~~~~~~

ぎんぐは早速、職場で紅茶を入れた。
サーモスのボトル部分をカップに見立て、Finumのペーパーフィルターにダージリンを詰めたものを蒸らした。
「今度は大丈夫だろう。」
飲んだ。
前と同じくまずかった。
「どうしてなんだ。」
ぎんぐは考えた。
「ペーパーフィルターに詰めた茶葉を蒸らす方法は、ティーカップにティーバッグを入れて蒸らすのと変わらない。」
「ティーカップにティーバッグを入れて蒸らす方法と違う所はカップの材質だ。」
「ステンレスで紅茶を蒸らすのがまずさの原因ではないか。」
(プロジェクトエーックス…!)

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ぎんぐは調べた。
ステンレスの水筒に紅茶を入れると味が変わりやすいことが分かった。
ステンレスの水筒に変わるカップを探した。
条件は、職場で使うため手入れが全くいらないことだった。
通常の陶器製のカップは全てだめだった。
「職場で茶葉から紅茶をいれることは無理なのか。」
「それでも、茶葉から入れた紅茶を飲みたい…!」
ぎんぐは考えた。
夜も寝ずに考えた。
それは戦いだった。
そしてある日、一つのアイデアが閃いた。
カップホルダーに紙コップをセットしたものをカップとして使うこと。
(エーックス…!)

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早速、ぎんぐはカップホルダーに紙コップをセットした物に、ペーパーフィルターにダージリンを詰めた物を蒸らした。
「今度こそ味は変わらないのではないか。」
飲んだ。
ダージリンの味がした。
「遂にやった。」
2005年春から実に700日が経っていた。
ぎんぐの胸に熱い物がこみ上げてきた。

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それでも課題は残る。
ポットのお湯で紅茶を入れると、家で入れた紅茶と比べると味が落ちやすいのだ。
ポットのお湯は職員が使うため変えることができない。
どうするべきか。
ぎんぐのプロジェクトXは続く。
(♪ヘッドラーイト・テールラーイト~…♪)

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一部、誇張した部分があることをお断りしておきます。
プロジェクトX風の文章って、何かを伝えるには不向きだなあ。
コメント (4)
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