ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

水筒のパッキン

2007年08月30日 | 外でおいしい紅茶を飲むための試行錯誤
私の携帯マグは2年ものだ。
(マグを買った当初の記事はこちら。その後の様子は、カテゴリー「外でおいしいお茶を飲みたい!」へ。)
最近はふたのパッキンが古くなったらしく、閉め口の所が結露したりしていた。
先日は遂に、閉め口からコーヒーが漏れてカバンがコーヒー色になった。

問題は、パッキン(ふた)のみ変えるべきか、それとも新しいマグを買うべきかである。
パッキンは「せんユニット(サーモスのJML-351専用)」という商品名で300円。
送料や振り込み手数料を含めると1000円だ。
また、商品到着までに7~10日かかる。

新しいのを購入するなら、狙っているのはサーモスのJMK-350。(アフィリエイトではないです)
1,980円で送料も無料。
だが、私は初めて買った携帯マグにすごく愛着があるのだ。
先日も漂白剤につけてぴかぴかにしたばかりなのだ。

しかし、今の携帯マグもかなり年期が入っている。
職場で一日中使うのだけど、傍からみて古い水筒は気持ち悪いかも…。
(私は大好きだけど)
うーんうーん。
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ティー(タリーズ)

2007年08月29日 | 今まで飲んだコーヒー、日本茶等の感想など
要は紅茶のことだ。
コーヒーショップで紅茶なんか買いたくなくて今まで買わずにいた。
だが今日は胃の調子が悪く、コーヒーに耐えられそうにない。
それでも喉の渇きには我慢できず、アイスティーを買ってしまった。

アイスティーを携帯マグ(水筒)に移しかえて、カップに注いだ。
コーヒーショップのアイスティーなので、全く期待していなかった。
だけど飲んだ瞬間、びっくりした。

これ、すごくおいしい!
アールグレイのアイスティーだが、アールグレイの香りも紅茶の味もしっかりする。
今までの人生で飲んできた、テイクアウト式の紅茶の中で一番おいしい。
ちょっとしたレストランの食後の紅茶に出てきたって絶対分からない。
私は、こんな風にアールグレイのアイスティーを作れるだろうか。
自信がない。

アールグレイの香りに癒された午後だった。
ストローで飲まず、カップで飲んだのも良かったのかも。
(風味が広がるから)
また購入しようっと。
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JAL JET STREAM 「ときめく愛の時」

2007年08月28日 | お茶色の日々
Tokyo FMのジェットストリームという番組が好きだ。
今は仕事の関係で聞けなくなったが、私が聞いていた頃のジェットストリームはこんな感じの番組だった。
番組中の旅の叙情あふれるナレーションやCMがいい。
番組を忠実に再現したCDまで買ってしまった。
そのCDが、記事の題名の「ときめく愛の時」。

このCDは、JALがファーストクラス搭乗の人に配った非売品(でもオークションで手に入る)。
全6枚のシリーズ物だ。
私の持っているこのCDは、パリ~イタリアにかけて旅行をするという設定である。
以下、ナレーション抜粋。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
さあ、今日は何をしよう?
ホテルで熱いシャワーを浴びた痕、人影もまばらな、
キャトルヴァン通りを歩きながら考える…パリの朝。

セーヌ通りとの角のパン屋さんで、焼きたてのクロワッサンとマカロンを買って、リュクサンブール公園の緑の中へ!
鳥たちとの朝食と朝の散歩を同時に楽しんだあと、
オデオン座にほど近いカフェで、
カフェクレームをゆっくりと味わっていると…
さてどこへ出掛けようか…!?
まるで初夏の青空に浮かぶ白い雲のように
またさっきの「?」が、微笑みとともに浮かんで来ます。
(JAL JET STREAM 「ときめく愛の時」より)

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

小野田英一氏の柔らかいナレーションに、思わず聞き入ってしまう。
私もこんな風にパリを歩いてみたい!

入っている曲も名曲ぞろいだ(全てボーカルなしの曲だけ)。
例えばこのCDには
・Top Of The World
・My Way
・Souvenirs D' Anfance(愛しのクリスティーヌ)
など14曲が入っている。
他のシリーズも欲しいなあ。
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ショコリキサー(ゴディバ)

2007年08月27日 | 今まで飲んだコーヒー、日本茶等の感想など
池袋のサンシャインにはゴディバがある。
そこで、「ショコリキサー」という飲み物が売られていた。
ゴディバによると、「ゴディバのチョコレートを使ってつくられた、冷たくてコクのある濃厚な味が特徴の最高級フローズン・チョコレートドリンク」とのこと。
うわー、これは飲んでみたい!

というわけで、ミルクチョコレートラテを買った。



大きさは320ml。
ミルクコーヒーチョコレート味にキャラメルソース味をトッピングしたもので、値段は630円(!)。
味の方は、ビターチョコレートにコーヒーが混じったみたいな感じで、濃くてかなりおいしい。
でも後味はさらっとしている。
触感はうるさいくらい氷が入っているわけでもなく、でもちゃんと氷の触感がシャリシャリ程度にあり、なかなかいい。
値段だけのことはある味。

ゴディバのHPはこちら
商品紹介の所に、ショコリキサーの商品説明や販売店舗が載っています。

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再度Tea Baton

2007年08月26日 | お茶色の日々
以前も答えたけれど、また回答。
2年の時を経て、自分がどれくらい進化(?)したのか気になる。

Q1. Volume of inventories of the present tea
今のお茶のストック量
A1.
種類にして14種類。グラムにして約600グラム。
ルピシアだよりについてくるサンプルのお茶の種類は数えきれず…。

Q2. Tea currently drunk most now
今一番飲んでいるお茶

A2.
シルバーポットのグレープフルーツ。
水出しにして飲んでます。
去年から通算17袋(1袋あたり50グラム)を飲みました(バカ)。

Q3. The brand of the tea leaves bought recently
最近買った茶葉の銘柄

A3.
シルバーニードルズFTGFOP-1S(マカイバリ茶園)
遂に手を出してしまった…。

Q4. Favorite coffee shop Three shops
お気に入りの喫茶店 5店

A4.
1.TEA HOUSE TAKANO
これは前回と変わりなし。
2.実家近くのシャノアール
これも前回と変わりなし。
3.けせらんぱさらん
さいたま市のお店。レポートはこちら
店内の雰囲気、出されるコーヒー、デザート、全て好きです。
余計なことは話さないプロな感じのマスターも良いです。
また行きたい。何度でも行きたい。
4.豆香房
私がよく行くのは神保町店。
席は4~5席。私が利用するのはテイクアウト。
スタバ等より100円くらい安いし、メニューも豊富。
朝、昼、夜のコーヒーのメニューが違うのもいい。

Q5. Tea which drinks well or has special intensity Three kinds
よく飲む、または特別な思い入れのあるお茶 3種

A5.
・シンブリー茶園 2004 オータムナル SFTGFOP1(TEAS Liyn-an)
これは前回の答えと変わりなし。
・RISHEEHAT T.E. CHINA SPECIAL SFTGFOP-1(TEA HOUSE TAKANO)
07年のファーストフラッシュ。
水出しにしたら、今まで飲んだ中で一番おいしかった。
レポートはこちら

以上。
記事を書くにあたり、以前のバトンの答えを読んだところとても面白かった。
また、2年後くらいに一人で答えてみようっと。

(Tea Baton提供 Cafe'D.C~ダ・カーポ~様)
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「インターネットで書いた紅茶ノート」(高橋智子)

2007年08月25日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
2005年4月にアップした記事。
その後、色々考えて記事を見えないようにしていたけれど、再度アップします。
この本、やはり面白いと思うので。

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書店に行くと、必ず紅茶関連の本コーナーを覗くことにしている。
だが紅茶関連の本はさほど出ていないらしく、何度か見ているうちに大体のラインナップはつかめてしまった。

ある日、いつものように書店で紅茶のコーナーを覗いたところ表題の本があった。
これは初めてみる本だ。
値段も1200円とそれほどしなかったので、買うことにした。

感想。
紅茶の本は何冊か読むと、内容が重なることに気づく。
紅茶の歴史、茶葉の紹介、ブランドの紹介、基本の入れ方、アレンジティーの入れ方など。
だが、著者は自分のやり方で紅茶を楽しんでおり、そのため一般的な紅茶の本とは随分違う。
そのため、なかなか面白く読んだ。

また、この本のもう一つの特徴は「誰でも紅茶に親しめるように」という姿勢で書かれていることだ。
そのためか地の文に話し言葉を採用している。
しかし、これが過剰すぎてちょっと読みにくい。
例:「お片づけだーい」「ふみー」「でもぉ」「できたそーな」
…大体の雰囲気が分かっていただけただろうか。
私は、基本的にはこの手の文が苦手。
内容は面白いのに勿体ない。
でも、当時の流行りだったんだろうな。

ちなみに1996年に出版された本だ。
当時のインターネット事情とか、当時の農園別の茶葉のテイスティングもありそれもまた面白い。
色々書いたけど、かなり気に入っている本。
通り一遍の歴史やレシピを書いた「マダムな紅茶本」とは違い、自分の言葉で紅茶を語っているから。
機会があったら是非。
コメント (2)
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シンブリ農園 DJ-225 SFTGFOP1 Ch Muscatel (G-クレフ)

2007年08月23日 | ダージリン
07年のセカンドフラッシュ。

【商品説明】
今期大当たりのシンブリ農園の放つ、端正なマスカテルの美しいダージリンです。

【入れてみた】
アイス:水300cc、茶葉4グラム、常温で3時間半おいた。
アイス2:水300cc、茶葉4グラム、冷蔵庫で一晩置いた。
ホット:水150cc、茶葉2グラム、蒸らし時間5分(店推奨)。

【飲んでみた】
アイス:かすかな甘みを感じるものの、ごく普通の全体的に風味薄めの紅茶を冷やしただけという感じ。
香り、味ともバランスは良いが、特徴も全くなし。
後味に、蜂蜜を溶かしたお湯を飲んだような甘さが残るのが特徴。

アイス2:藁の様な風味。
焙煎香というのだろうか。
藁に火をつけたような、ほうじ茶を炒ったような香ばしい味。
フルーティさのような華やかな要素は全くなし。

ホット:いかにもセカンドフラッシュな紅茶の味(特徴のないちょっと渋めの紅茶らしい味で表現に困る)に、マスカットとしか言いようのない香りがふんわりとのっている。
「マスカテル」の名を冠した紅茶のテイスティング表なんてものがあったら、これが味の基準となるのではと思ったくらい、風味とも標準的なマスカテル風味の紅茶。
50グラム1,575円ということを考えると、値段以上の風味が味わえるのではないだろうか。

結論:この紅茶はホットで飲むのが一番。

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たかしまコーヒー店(徳島市)

2007年08月22日 | 喫茶店へ行こう!
お食事系の喫茶店。
店内はかなり古く、コーヒーより食事の香りが出迎える。
テーブルのメニューより、壁に貼ってあるメニューの方がたくさんある。
サンドイッチやバーガーが売りらしく、メニューはざっと30以上はある。
イタリアンローストコーヒー(濃くて苦いとのこと)とスペシャルバーガーを注文。

出てきた。



コーヒーは苦味のみが突出。酸味はなし。
これはストレートではきつい(でもミルクを入れても、宮越屋コーヒーのコロンビアみたいな好ましい変化はなかった)。
バーガーはレタス・トマト・卵焼き・ハム・チーズ・ハンバーグが挟んである。
でも、かなりきっちりプレスされているのでうるさい感じがない。
そして、なかなかおいしい。

ただ、閉店近い時間に行ったため、ゆっくりするような雰囲気ではなかった。
半分家族の時間にお邪魔してしまった感じで、ちょっと申し訳なかったな。

徳島県徳島市八百屋町2-20-1
Tel:088-652-1071
営業時間:6:30~19:30
定休日:不定休

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タルボ茶園 2006 オータムナル FTGFOP1(TEAS Liyn-an)

2007年08月21日 | ダージリン
【商品説明】
タルボ茶園のオータムナルは、セカンドフラッシュのような芳醇な香りと味わいを持った秋摘みの紅茶です。
ただ、明らかにセカンドフラッシュより濃い、とろっとしたオータムナルの味わいを持っています。
「これぞ、オータムナル!」といえるほどのコクではないのですが、その分セカンドフラッシュのフルーティーな美味しさが味わえる、美味しくバランスの取れた紅茶です。

【入れてみた】
茶葉4.5グラム、お湯350cc、蒸らし時間5分。

【飲んでみた】
マーガレッツホープ茶園の紅茶に似た、木の実のようなほっくり味。
マーガレッツホープ茶園と違うのは、砂糖が入っている?と思うくらいの甘味がのっていること。
これが木の実のようなほっくり味とよく合っておいしい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
初めてものすごくおいしいと感じた紅茶は、リンアンで購入した2004年のシンブリー茶園のオータムナル
あの味は忘れられない。
もう一度あの味に会いたくて、リンアンから出たタルボ茶園を買った。
あの味には二度と会えないと分かっていたけれど。

飲むとやっぱりシンブリー茶園とは違った味だった。
だが、カップに口を付けた時、あの懐かしい香りがふわっとした。
「リンアンの紅茶の匂い」とでもいおうか。
よその家に上がった時に感じる「その家特有の匂い」に似ている。

その香りは、私を二年前の冬に引き戻した。
二年前、私は紅茶を入れ始めたばかりだった。
寒い台所で、次こそおいしい紅茶を飲むんだとわくわくしながら紅茶を入れていた。
どんなふうに紅茶を入れたらいいのか全く分からず、毎日が手探りだった。
それがどうしようもなく面白くて、次の日が来るのが楽しみで仕方なかった。
次の日になったら、また紅茶が飲める(カフェインに強くないので、1日に飲める紅茶に限度がある)。
また新しく試行錯誤できる。
そして、遂にシンブリー茶園のオータムナルで、紅茶をものすごくおいしいと感じたのだった。

私はこれから先、シーズンの度にリンアンのオータムナルを買うだろう。
懐かしい味に会うために。


あの頃の私に会うために。

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西の魔女が死んだ(梨木香歩)

2007年08月20日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
Amazonによると、あらすじはこんな感じ。

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中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。

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このおばあちゃんは白人(多分イギリス人)だからか、日常的に紅茶を入れているようだ。
食事の時、まいと話すとき、まいが動揺したとき等々。
紅茶の種類は書かれていないけれど、紅茶がまいたちの気持ちをほぐす役割を果たしているのがよく分かる。
紅茶が当たり前に日常にあって、当たり前に楽しんでいる。
それだけで私は彼らの世界に入りたいと思ってしまった。

また、なくなったおじいちゃんの趣味が鉱物収集というのもいい。
その鉱物収集の趣味が、所々でいい役割を果たしているのだ。

私も大好きな紅茶と鉱物が身近にある家族。
だから私はすぐに話に入っていけた。共感できた。
だけどどちらも趣味でない場合、話には入っていけず共感もできなかったと思う。
設定や雰囲気が小学校高学年向きという印象なのだ。
私の感性は老化しているので、ちょっとファンタジーが入ると冷静になってしまう。

でも紅茶(&鉱物)を楽しんでいる様子が描かれている、というだけでも手許に置いておきたい。
私もこんな風に紅茶を飲みたいな。

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