マルガリータのつぶやき

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<山の映画> 「モンブランの嵐」 Avalanche Sturme Uber dem Montblanc 1930独

2017-03-07 17:14:46 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
「モンブランの嵐」 Avalanche Sturme Uber dem Montblanc 1930独
  

久しぶりのドイツ映画、さらに戦前1930年の古い映画、
「モンブラン」の映画がなかなか見つからなくて行き当たった作品だった。

トーキーはほんの部分的に使われているだけ、ほとんどサイレント映画、
CGになれた目には、白黒の山とアクロバット飛行の「ど迫力」はまぶしいくらい。
あの優雅でどっしりとしたモンブランの荒れた姿も想像以上、

女優・レニ・リーフェンシュタールをはじめて見られ、
ファンク監督の行く末を知って、ナチス時代の不幸をあらためて考えた。








 <シャモニ>

監督: Arnold Fanck アーノルド・ファンク
撮影: Hans Schneeberger ハンス・シュネーベルガー
キャスト
Leni Riefenstahl レニ・リーフェンシュタール (Hella)「聖山」「死の銀嶺」
Sepp Rist ゼップ・リスト (Der Wetterwart) 「死の銀嶺」
Ernst Udet エルンスト・ウーデット (Der Flieger)「マッターホン」
<ストーリー>
アルプス連山の中でも山容の美しさを持って音に高いモンブランの峻嶺に観測所がある。そこには一人の若い観測者が寂寥の中に寒気と戦いながら観測を続けていた。或時ヘラという美しい女天文学者が父親と共に飛行機で飛来し、此の観測所に滞在した。同じ学問の使途である二人はやがてお互いに愛を感じ始めた。ところが或日のことヘラの父親は断崖から足を踏み辷らして千仞の谷底に墜ちて惨死した。父の死は悲しめるヘラをして山に決...

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