マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

「自宅の書棚」

2011-06-30 17:59:33 | 本 MEMO
6月もついに30日、5月26日に始まった庭の工事ですが、やっと昨日、大体のところが終了。実に34日。
それにしても、こんなに工期が長くなるとは、
それに4回目のお付き合いの会社と思えないトラブル続きはどうしたものか。

マア、ぼやいていても仕方がない、今日は体調もよいが、朝からわが部屋は30℃超、
暑くなる前から28℃で空調設定し、巣籠り、骨休みの一日にしました。

今朝の新聞折り込みの冊子、THE NIKKEI MAGAJINE STYLE  特集「書斎のある生活」をぱらぱら、朝刊本紙で注目したばかりの Yチェア を発見したり、書斎家具の記事を読んだりしているうちに、

       

以前、悩んで買った(3830円!) 『自宅の書棚』 副題“本のある暮らし。本をインテリアとして生かす”
(産調出版) をまた眺め始めました。

    

裏表紙の文言に“リフォームやインテリアデザインを考える時、いつも忘れられがちなのが、この「本のスペース」です。”
日々増え続ける本を、いかに収納、ディスプレイするかは、私にしても切羽詰まった問題です。

   マンション住まいの時などは、あふれかえる本に、
   「本を捨てろ~
   「本を捨てるんなら、その前にあなたを棄てる~」…(笑)(笑えない?)
        

英国ゆかりのデザインと考え方は、北欧調の機能一点張りとは一線を画し、アメリカ的軽さとも違うアイデアの数々。
見ているだけでわくわくしてきます。

       

私の蔵書数から考えても「ホームライブラリー(図書館)」の項に目が向かうのですが、

   

 同時に、頭の片隅では、こんなんでは収まらない?という懸念がムクムクと~

    追~  最終解決には、蔵書のための小屋を建てるしかないですが…「TOMOTOMO文庫」は困ります
 

猛暑日の真打、庭木工事

2011-06-29 21:30:00 | マルガリータの庭・6月
今日の暑さは酷かった。
都心で今夏初の猛暑日(35℃)、熱中症で死んだ人とか運動会で倒れた女生徒達も出たらしい。

こんな日でも雨よりはまし、と考えるべきか、早すぎる梅雨いりで大幅遅れの庭工事でしたが、
ついに真打、植木職人の二人組登場です。

まずは、庭のあちこちにあったムーングローのコニファーを集めて(糸杉に見立てて)、全員集合!ですが
背がふぞろいでいずれやり直しです

  

隣家との境界に常盤万作の生垣を作っていきますが、
10時には40℃近い練馬、1時間おきに日陰に避難しながらの苦難の作業でした。

     

      

私も「咳喘息」を疑い、試しに吸引した薬が効いたようで、最初の1時間半は一緒に作業しましたが、
汗だくで、シャワーしてクーラーの部屋に入ったら、もういけません。
うとうとして1時すぎに様子を見に行くと大体植え終わっていました。



それから丁寧に後片付けで3時に作業終了、ベニバナ常盤万作の銅葉が庭を引き締め、涼しそう、さすがプロの出来栄えです

  

根付いて3メートルくらいになるのは何年後か、楽しみです




ピーターフォーク逝く

2011-06-26 22:42:37 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
   (書きかけのこのページが気に入らず、消してしまって大失敗、哀悼文は難しい。
    コメントを入れてくれていた方、本当に失礼しました、 気が付きませんでした。)
    
先だって、DVDでコロンボ全作品を通してみたばかり、作品ごとに記事を書こうと試みだして…
  以前のアップ記事は、 コロンボはS・ホームズのB面?  「悪の温室」から  「偶像のレクイエム」から

たまたま<宮城野>にいたので、新聞各紙にスポーツ紙まで夕刊、朝刊ともじっくりと、チェックできました。



       
          
 

各紙ともに、定番コロンボを伝えていますが、
天声人語のマニア向けに一歩踏み込んだ内容にはあらためてP・フォークの偉大さに涙


犯人が捕まらない話; 「忘れられたスター」アステア=ロジャースをモデルに『サイコ』のジャネット・リーを女主人公にした作品。
私自身は、豪華キャストにもかかわらず、あまり感動した覚えはないのですが、
追悼文として読んだときに、故人の偉大さが素直に迫ってきました。 さすが「天声人語」です。

 アルツハイマーを公表してはいましたが、この訃報は突然でした。
日本の熱烈なファンの方々もさぞガックリ来ていることでしょう。
もっともピーター自身は、若すぎる感じで逝った同志たち、とくに ジョン・カサヴェテス に天国で会えて喜んでいるかも。

私、今思うと~、先日より、再度最初から見てみたいという思いがチラチラしてたのです。
虫の知らせ?



アジサイ&ポーラ美術館

2011-06-25 22:49:41 | 絵画、展覧会、記念館
こゆき様と久しぶりの二人旅、箱根湯本まではロマンスカー、湯本から登山電車。

    

“湯本当たりのアジサイが満開”の報、しかも土曜日、車内は楽しそうな行楽客で満杯です。
「午後から雨」の予報も外れそうな感じで、日差しが強く、アジサイも元気がいまいちです。
車内では、「最初(湯本)が一番良かった。」「アジサイには雨じゃないと…」など、皆さん、思いは同じ。

  

風邪の名残の息苦しさで、途中のアジサイ寺はパスして、強羅まで沿線の景色を楽しみ、
強羅からは施設めぐりバスで初めてのポーラ美術館です。
こゆき様は千住博の紹介記事で以前に訪れていて再訪、
私はといえば、なぜか敬遠してました。「ポーラ…」というのがいけないのだとブツブツ…(笑)

  

箱根仙石原にポツンと、
「緑に抱かれて世界の名作と出会う。自然と美術の、競演。」のキャッチコピーそのままのエントランス。
南仏の美術館を思い出しました。

 

企画展「フジタ」をじっくり楽しみ、

      

レストランで一服して、

     

19世紀フランス印象派を中心とした常設展に、
ここで心をわしづかみにされた作品一つ、例によって有名どころでないのがマルガリータ流

   
                                       <図録より>

ざあっとイヤフォンガイドにそってみただけでも3時間!
世界的コレクションのオンパレード、あまりの見応えに夢中で突き進んでしまうのですが、
最終フロアのあちこちには疲れ切り、放心状態の人。人。。

  

熊谷39.8℃~練馬は庭工事中

2011-06-24 17:37:13 | マルガリータの庭・6月
昨日に続き、具合が悪くなりそうな猛暑日でした。
おかげで、家中で一番涼しいところはあき様の部屋であることが判明しました。
(冬になると凍え切る部屋の住人のジャスミン様が「私の部屋より涼しい!」と。

こんな暑さの中、親方の息子さんと判明した…さん、駐車スペースの枕木工事を黙々と~

   

   

    

風が出てきた4時過ぎからは、私も久しぶりに苗の植え付け作業に没頭しました。

そのあとの、シャワーの気持ちよかったこと、スポーツの汗のような心地よさでした。

父の日のもろもろ

2011-06-20 11:11:52 | イベント・記念日・ユニーク交遊録
まずは、三人娘からのプレゼントです。年の順に~
   

   

 



   

②関越道での震災救援部隊。
    

③早稲田100キロハイク;新青梅街道、石神井台付近、まだ12キロはあります

       

④こゆき様のピアノ弾き語りライブ
    

追;翌20日ですがロリー・マキロイ
    
      

  ~本当にいろいろなことがあって長い一日でした。~

2分咲きの軽井沢レイクガーデン

2011-06-19 22:09:18 | 今日のバラ
今日、日曜日の軽井沢地方、午前中はの予報です。
北軽から軽井沢ICすぐのレイクニュータウンまでは浅間山麓の緑のトンネルを抜けて小1時間です。
  

中軽近く18号線沿い、お気に入りイタリアン、糸杉で覆われた外構も注目して!
  

これも堂々とした庭づくりの家、門~円形花壇をグルッと~玄関前~門まで、庭を車で一周できる。負けそう!
 

9時過ぎからレイクガーデン事務所前のオープンカフェで、開園を待ちました
  

2分咲きという広報に間違いはなく、バラはほとんどがつぼみ状態です。
広い園内に入ると、気分的には2分どころか1分です。


バラは…
  
ワイルドエドリック                    パティオ・ハニー

  
ラプソディー・イン・ブルー              スーヴェニール・ドゥ・ドクター・ジャメイン   シャンテ・ロゼ・ミサトもつぼみだけ

バラに目がいかないぶん、池のあやめ、水鳥、縁取りのアルケミラ・モリスや満開のオオデマリ

 
  

種々のパーゴラ、石組み等の構造物を念入りに見て回りました。
  

追~来週の日曜日(26日)に大野さんのガーデンツァーが予定
  1週間、早かった
  「毎回、偶然に大野さんに合えるわけないな」と自分で自分を慰めながら、
  それでも“まだ予約に余裕がある”などとスタッフに言われて、1188様は、また来週来る気になりましたが…
  「来週は箱根ですよ~」とすこしだけ余裕の私(笑)

太田~草津~軽井沢まで

2011-06-18 22:07:09 | 軽井沢 箱根 鎌倉 葉山 日光 房総 
大晦日、お正月以来の軽井沢行です
関越道、早朝から車が多いと思ってたら、土日1000円の最終週末でした。
  
太田、新田(にった)の庄、古くからの街道沿いの古家

ジョイフル新田で庭木庭園センターに
    満開29万8千円

     

山野草園では貴重種が半額セール中、残り少なくなった 山アジサイ6種ゲット
 
 ①
 ②
  
 
 
 

 

北関東自動車道伊勢崎IC~高崎JCT~渋川伊香保ICで降りて吾妻川沿いを進みます。
突然のアジサイロード;
  

 
たなびく黒煙に火事?ではなく、SL に遭遇、写真は失敗、 右は中之条町、四万川(しまがわ)山田川橋からの吾妻線

 
草津・大滝の湯でさっぱりして、
軽井沢プリンスアウトレット経由で、北軽の定宿、ホテル1130
  
14℃、雨模様で肌寒い、東京も同様らしい。
それでも軽井沢の空気は美味しい、ここのところの心身両面の疲れも忘れられました。


井筒「マイ・バック・ページ」評

2011-06-17 06:44:40 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
「週刊現代」のコラム『井筒和幸の今週の映画監督ムービーメーカー』の「マイ・バック・ページ」評に小躍りしたマルガリータ。

いつもどおりの舌鋒するどい(関西弁で多少和らいでるが)批評です。
今回はこちらも真剣なせいか、一語、一文が、腹?にしみわたる。
未だ見てない映画批評というのもおかしなものですが、この井筒監督評ですでに見てしまったも同然、
もうビデオが出てからで良いと考えてます。

        

監督も「勇んで見に行った」が、
 
・赤衛軍→赤邦軍 朝霞→朝霧基地 で、はや興ざめ、「映画の製作者も命張ってやってくれって」

・「川本三郎が、京浜安保共闘(→京西)学生に接触する様子や、犯人蔵匿と証拠隠滅で逮捕されるゾクゾクする話が
  ピンともポンともこない」

・東都ジャーナル? 週刊東都?

・「暴力的共産主義革命ってどんなことなんか、… 先ずは革命の説明からしないとダメ。
…今のツブヤキが趣味の人には伝わらんよ。…」

・「黒幕(滝田修らしき)の男も、色々聞き出して人物像を膨らませんとアカンな。」

・「日大全共闘議長だった秋田明大さんを思い出し、革命前夜の映画を作ってみたくなった。」

やはり最初から危惧していた通りの中途半端な出来栄えのようです。
あの時代を、今の若者向けに妻夫木くんでやるなんて、どう考えても無理があって理解できない。
ネットの感想を見ても「歴史の勉強になった。」などは良い方で、
「良くわからなかった、ちんぷんかんぷん」という感じで評価も低い。

いっそ、団塊世代に向けて本気で勝負をかけて、原作に忠実に作るべきだったと思います。
監督も言ってるように、命張って作って、初めてつかめる時代です。

最後の救いは、監督が自分で作ってしまおう、と映画人魂を喚起されたところ。
いつか作ってください、待ってます

(いづつかずゆき/’52年生まれ、「ゲロッパ!」「パッチギ!」「ヒーローショー」)



曽野綾子『晩年の美学を求めて』

2011-06-16 06:31:29 | 本 MEMO
曽野綾子、カトリックにして、旅行家、小説家、最近は一連の老年学でヒットを飛ばしています。

メッセージのはっきりした筋立てと、歯に衣着せない物言いで好きな作家のひとりです。
新潟で購入した3冊のうちの一冊、『晩年の美学を求めて』(朝日文庫2009年)
   
その後半の一説、「愛の学校」には、眼がひらかせられました。
わずか9ページですが、著者の思考は、どんどん高みにのぼっていきます。

カトリック修道士アンドレ・ルーフの説教から、
① 12世紀ころから共住する修道院生活は「愛の学校」と呼ばれた。
 ・共同生活は最大の忍耐、修行
 ・憎んだり、いがみ合う気分の時も多いだろうが、神は「今あなたたちが面と向かっている人の中におられる」」
 
 人との付き合いも、神に会える手段と思えるようになれば、老人ホームの共同生活も適応できるのではと展開、

② 再びアンドレ・ルーフに戻り
  「神からまず許されたことを考えないと、私たちは許すことはできないでしょう。」
  「愛を実行することは、何よりもまずあわれみ深くなること、交わりを絶たないこと、
   神の『愛』の流れを断ち切らないことです。」

  そして交わりを絶つという形は、「相手にもっとも痛烈な痛手を罰として与え、…」と続き、
  「親を棄てる子供たちがその一つだろう。~どの親にも問題はある。
   ~われわれ人間に対して忍耐しているのは神の方だという事実に気づけば、自然に親を許す気になる。」 

  ここからの結論が、わたしも唸ってしまった曽野綾子流で、
    「恐らく許すということは、ひときわ英雄的な選択なのである。
     だからそれは幼児や青年の仕事ではない。
     多分実人生の中で、老年、或いは心理的に人生を生きてしまった特殊な人たちだけが成し得ることなのだろう。


☆ 私なりの解釈を付け加えさせていただくと、
老いて、老人ホームで、体験したことのなかった共同生活をせざるをえなくなった時の、事前の心構えであり、
棄てざるを得ないような酷い親を持った運命の人にも、老年に至れば許せる時が来るという福音、エールであろうと。☆
 



 ・

2011チェルシー雑感

2011-06-15 06:35:12 | 花便り、植物園
RHS(英国王立園芸協会)2011年チェルシーフラワーショー、大体の報告が出そろったようです

去年は、一か月間、石原チームのチャレンジスタッフとして、右も左もわからない中で会場に密着してましたが、
今年は、我が庭づくり~ 手直しや拡張の設計、植栽計画に夢中でした。

雨がちの日が続いて、そういえば今年の賞はどうなったかなど考え出して、RHSのホームページを覗いて。
RHSのページはこちらから☆

以下、ショーガーデンに関しての雑感です。

・今年のベストショーガーデン(ゴールドメダルの中での最優秀賞)は、
 ザ・デイリーテレグラフガーデン;デザイナーはCleve West
 授賞理由は、
   ☆スペースの有効活用
   ☆伝統的素材とモダン素材を上手に共存させたデザイン
     特に自生する植物として、プロンズフェネル、セントランサス、アリウム、カマシア…

・惜しくもゴールドを逸し、ゴールドギルトは、
 ザ・M&Gガーデン;デザイナーはBunny Guinness
 ゴールドギルトに終わった理由は、
    ☆いろいろなものが混在してビュー(視界)が悪いと。 
    (Bunny Guinness バニー・ギネス女史 は世界的に有名なランドスケープ デザイナー、北海道恵庭の銀河庭園の設計者です。
    3年前に最初に訪れた時は感動と、なぜここにこんな素晴らしいガーデンがというショックでした。
    それからは季節を変えて訪れて、私の憧れ

・最後に、今年もシルバーに終わってしまつた、石原チーム;
 ゴールドを逸した理由として、「予定図よりもカエデを多く入れてしまった」とコメントしてますが、
 昨年も、「滝の中の視界が悪いと減点された」と。
  審査の厳しさは有名ですが、ゴールドギルトへの落選理由ならともかく、
  悲願のゴールドメダル獲得を応援する身としては、もう少し的確、合理的な理由の認識がほしいのですが…
 




実のなる花 フェイジョア

2011-06-14 06:40:21 | マルガリータの庭・6月
熱帯性花木 フェイジョア 最近特に人気が高いようです。
従来は果実を目的とした果木として扱われていたのが、その花にも注目され出して、
果実と花の両方が楽しめるというところが人気の秘密らしいです。

温暖化の影響で、東京の植生も気が付けば熱帯性、地中海性にシフトしてきていて、そういう点でも注目株ですね。

さて家のフェイジョアです。
京成バラ園のレストラン前、駐車場横にそれは立派なフェイジョアを見ていて、探してもなかなか売ってないのです。
ホームセンターでやっと探し当てても、1メートルくらいので3千円とか!高い!
それがたまたま2年前くらい、京成バラ園で、株立ち、2.5メートル、実生(みしょう、種から育てた)、格安品が出たのです。

  

 去年、初めて花を見て、秋には実もなって~
今年も花が咲き始めました。

     

まだまだ数えるほどですが、練馬の冬の寒さを乗り越えて咲いた花です。(ちなみに練馬、夏は非常に暑く、冬も非常に寒い
来年はもっとと、欲が出ます(笑)

 どうでもよい追~ 
  庭仕事中のアイポッド、最近はホセ様に続いて、鶴田浩二のセリフ入りが妙に手が進みます。
  その中の一曲「男」のセリフから…
    
    咲いた花は綺麗でございます
    しかし、実のなる花はもっと綺麗でございます
    実のなる花、私はそれが男の夢だと信じております   

雑誌「日本の息吹」

2011-06-13 18:19:01 | 本 MEMO
柏崎の本家の庭にある石碑に、5文字分くらいの削り取って判読できない部分があります。

   

こちらが気が付かないうちにM様が「これは戦後に、アメリカに配慮して消したのです。」
続けて、「歴史も何もないアメリカより、女王陛下のイギリスに占領された方が良かった。」
    「そうすれば、今のような日本国の惨状にはならなかったはず…」 

どうも皇国万歳のようなことが書いてあったような感じですが、正確なところは教えて下さらない。
そこで私、余計なことと思いつつも、
「歴史が有る無しということよりも、アメリカの占領政策はいかに日本を根こそぎダメにするか、ということだったんですね、
 50年後を見据えて、みごとに布石をうちました。」

私の言は、この片言だけだったのですが、さすが元教師のM様、生徒の力量を見込んでしまったのか
ここからさらに打ち解けられ、食事の後の歓談時には、
  「日本会議」会員の名詞を下さり、「日本の息吹」をいただきました。。

帰宅してざっと見するうちに、どうにも私の言の種本とその著者がだれだったのか、気になりだしたが思い出せない。
 「日本会議」の理事など当たるがそれらしい名前にぶつからない。

「週刊現代」に藤原正彦が、GHQの占領政策を「3S政策とも呼ばれる愚民化政策」と称している記事から、
藤原正彦だったか、芋づる式に思い出した中西輝政だったか…

「日本会議 藤原正彦」「日本会議 中西輝政」で検索すると、両方ともヒット、
講演者として呼ばれたりしている。
やはりわたしのカンが当たってたと、納得できて


油断大敵、薬剤散布

2011-06-12 23:47:12 | 花便り、植物園
梅雨時は、人間にもバラにもいやな時期ですが、
特に今年のこの一週間、私は 
“蒸し蒸し” に加えて “ムズムズ”でした。

3日(金) 新潟で頭だけがムズムズ、カーッとしてきて、旅先の皮膚科では、
     「新幹線でのクーラーで冷えた温度差のせいでしょう~」と、エクラーローションとタリオン錠の処方。
4日(土) 少し良くなったが、
5日(日) ほとんどムズムズは消えて、帰京、夕方は雨と暑さで傷んだ庭仕事、

6日(月) 早朝より、頭に加えて全身がムズムズ、じんましんのようだが、発疹はなし、
      近所の内科では、「既往のパニック発作が皮膚に出たのでしょう~」と、メイラックスにアレグラ錠の処方。

7日(火)(半信半疑ながら、メイラックスにアレグラ飲んで、ムズムズしながら、せっせとハンギングづくりや庭仕事。
8日(水) ムズムズも、庭に出ていると忘れていられる。
9日(木) ムズムズのうえに、高所にのぼった時のように右耳がぼーっとしてくる。

10日(金)生垣づくりのための植木の整理。
      ムズムズが、今日は一番ひどい。常に頭から体からかきむしっている。耳もおかしいまま。
      食欲もなく、1188様と色々話しているうちに、突然「薬の散布のせいかも?」

11日(土) 今日は雨で職人さんも休み、庭には一切出ない事にして、耳鼻科に行ってみる。
      「風でも引きましたか?」に、「殺虫剤をまいたのですが…」
      「少し難聴ですね、あと5年、10年は大丈夫でしょうが」と老人扱い 
       フルナーゼ点鼻液、メチコバール錠、セルシン錠、ハイゼット錠、エバステル錠の処方。寝る前に4錠飲む。

12日   朝は、庭に出る気力も出なかったが、昼過ぎから急に気分が良くなり、耳の違和感もとれた。まだ少しムズムズ。

       
「薬剤散布」ではおもい当たることが多々あるのです。
何しろ、殺虫殺菌剤には敏感で、袋を手に持っただけで頭が痛くなるし、
消毒の時は完全防備、業務人が使うゴーグルに防塵マスクにカッパで、すぐにシャワーしてもそのあと一日中頭が重い。

それが、新潟へ行く朝はオルトランの大袋一袋も庭中にまいたし、
    
消毒は、初めて使う農家用の“ストロビー”に噴霧器もはじめてのハンディー・スプレイタイプ、
市販の“ベニカメファインスプレイ”と同じように、気楽に使ってしまったのです。
マスク、ゴーグルもしないで、衣服を改めることもシャワーもなし。

無臭で頭も痛くならない、というのが落とし穴でした。 スイスイと調子に乗って大失敗でした






        
   

「植物に魅せられた人」十選

2011-06-11 17:07:15 | 本 MEMO
日経新聞に連載していた、大場秀章記事「植物に見せられた人」十選が、先日終了しました。
大場秀章の数多い著書の中でも「サラダ野菜の歴史」は、著者の博識ぶりも楽しい愛読書の一つです。

 野菜の生まれと育ちがわかる、読むサラダ!

  訳書も多いです。



今回の十選も、植物学はもちろん、西洋絵画、現代アート、浮世絵、古代エジプト、と多方面にわたって楽しめました。

♢1 ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ「バラ」
♢2 「ネブアメン墳墓絵画」
♢3 ルソー「陽気な道化たち」
                   独学のルソーならではの、矛盾はあっても人を引き付ける妖しさ。
                   “熱帯にあこがれながらも熱帯光を知らず、南仏プロバンスのような乾燥した中緯度の光”
♢4 河原慶賀「ムサシアブミ」
♢5 牧野富太郎「ヒガンバナ」
♢6 歌川国芳「百種節分菊」
♢7 マーガレット・ミー 「カトレア・ウィオラケア」
♢8 エーレット「性分類体系」図解
♢9 バウアー「ストローブマツ」  
                    ウィーン派を代表する植物画家、独特の風格と気品ルドゥーテとは異質な美しさ
♢10 石上純也「ベネチアビエンナーレ国際建築展 日本館展示」
                                都市の人為空間においても自然の摂理を大切にしようとした…