知人の告別式で、急な山形行きとなりました。
東北の雪のトラブルならまだしも、
近場の小山駅で架線断線と信号機故障のトラブルが続いて東北新幹線が運転見合わせ…
最初に動く電車の自由席でいくことに決めて、朝の8時半からホームに並んで…
結局、電車が出発したのは3時間後の、11時20分、
北風吹きさらしの日陰のホームに(相棒と交代しながらも)凍えきって、暖かい車中に座るなりウトウトでした。
那須塩原あたり 福島から景色が一変、雪山の中
新幹線は山形止りで、在来線各駅停車に乗り継ぎ大石田駅到着が4時10分前くらいだったか。
告別式、会食ともに終了、香典を置いてくるだけという仕儀でした。
尾花沢市内、道路脇の雪の壁!
あたりは暗くなりかけ、銀山温泉到着は5時少し前、
銀山温泉入口のこけし館も雪に埋もれて、 足湯にも人はいないが、
折しも、
銀山温泉がもっとも輝きを増す日暮れ時!
郷愁を誘う
ガス燈に浮かび上がる銀山川両岸の木造旅館、大正浪漫の風情ですね~
上空の月を目当てに、三脚を立てたプロカメラマンもあちこちに、(左方、昭和館が今宵の宿))
私も負けじと撮りまくる、
旅の疲れも吹っ飛んで。
今宵の宿「昭和館」、
大正期、銀山工夫の湯治場が発祥で、昭和に入りいち早く最新設備で建て替え、名も「昭和館」に改名したとか、
老舗の落ち着きと良心的なもてなし、おかみ手作りの飾り物が館内いたるところに、
お湯もいい!水をいれないと入れない様な高温も心地よく、あたたまる。
ナトリウム・塩化物・硫酸塩・PH6.8 バラの赤い棘あともみるみる~という効能です。
当たりの宿。
夕食も以下のとおり、ウン万円旅館の懐石に引けを取らない内容と美味しさでした。
ビールに熱燗のお酒も(名前は失念)美味しすぎ! やはり食は東北…
などつぶやきながら。
やまめの刺身に川蟹のみそ仕立て鍋、濃厚なはじめての味でした。
鮎の塩焼きに海鮮づくしホイル焼き
山形牛に、手間ひまかけた納豆汁、
山の幸、海の幸、川の幸☆