6月末日から明日まで、1泊の京都です。
今回は『白洲正子と歩く京都』(トンボの本 新潮社)をガイドブックに、車で、
まずは嵯峨野の北、なかなか行きづらい周山街道の「高山寺」から、
朝方までの強い雨も何とか上がって、<青もみじ>の街道筋を楽しんだ。
伊丹空港から名神・京都南IC、西大路を北上して嵐電の踏切をなんどか渡り、
嵐山への道と分かれて、右へ、
周山街道は古い往還、山に囲まれてすごい湿気だが、冷気とともに不思議に「蒸し暑さ」は感じない。
三尾;<高雄、栂ノ尾(とがのお)、槙尾(まきのお)>と市内有数の景勝地、由緒ありそうな旅館や食事処が続く。
京都随一といわれる「神護寺、高雄のもみじ」、今日は<青もみじ>堪能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/45/60c7e3430e7174280c2f8312fd8e1e2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f3/e53c23e7de4ef283890a1ced46c86eec.jpg)
<清滝川と指月橋>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/40/6c0b4599c8978a4d8e56cd9f3bf6164b.jpg)
◎「高山寺」
≪紅葉の秋も、新緑の夏も、月も雪も その時々で風情があり、そこには明恵の魂が生きつづけている≫(白洲正子)
・苔むす参道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b2/a1caadc082edd830f1769dd6502e722b.jpg)
・石水院の広縁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/27/bf8542a14619d0f23e06d33228724f1a.jpg)
・明恵上人遺愛の木彫の犬
・明恵上人樹上座禅象
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b5/cd88d53e7eba9f24601fbe0292867467.jpg)
町田の旧白洲邸の庭は、この寺の栂ノ尾を再現しようとしたものか、
先日の雨上りの雰囲気も同じ、あらためて感心してしまった。
◎<神護寺>の駐車場まで、そこから山登り往復40分の境内へは下から見上げただけで次回に廻す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/51/16eafb0c058c574d9df77b2680e0dc09.jpg)
来た道をひきかえし、右折して
<広沢池>、瀟洒な家並みが続く、里に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/23/5e59ccbd60e9a7cbda97982aed7fafd7.jpg)
嵯峨野へ降りて;
◎<大覚寺> <大沢池>はおおらかな風景、
≪いつ行ってみても、のびのびと、心が開ける思いがするのは、今日でも全く変わりはない≫
(白洲正子)
本堂から<大沢の池>を臨み、
白洲正子の<石仏群>は池のふちに沿って左方に廻って行く、とある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f9/b11dbff1a93d54e8a9ec2f402cab9b85.jpg)
≪これらの仏達は、いつ頃誰のために造られたか、何もわかっていない。次代は鎌倉と推定されるが、
厚肉掘りのしっかりした彫刻は、藤原といわれても私は信じるであろう≫(白洲正子)
これも寺の前からの遠望にとどめる。
京都の暑さも身に応えるものがあって、わずかの移動もおっくうになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1e/6d36f13d176cff8094c63968bb7490ff.jpg)
◎<法金剛院> (ほうこんごういん) JR花園駅前という便利なところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cc/69e3f3f78bae98a89a60370d3f56c767.jpg)
・阿弥陀様
≪傷心の女院(待賢門院)が、西方浄土を夢見て、日夜朝暮に礼拝されたであろうことを思うとき、
女院の魂は、この阿弥陀様の体内に、未だ生きつづけているような感慨にうたれる≫ (白洲正子)
・回遊式庭園
≪庭は思いの外に手入れが行きとどき、~ のびのびした平安朝の回遊式庭園の名残をとどめている。
「花園」の名にたがわず、四季折々の草木が植えてあるのも趣があり~ ≫(白洲正子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/fd/21e3d22bb7e4fc4204688a3e398f35c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/23/5b316fc89037b015cb45acc94fc96af1.jpg)
<青女の滝>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9c/aded8ca3a7c7867b9e253fff791c4e44.jpg)
<花の寺>、特に主たる花<蓮>は今が盛りだった。
「関西花の寺二十五か所霊場会」なるパンフもいただいた。
~さて、と気分を変えて、今日の宿;東山のフォーシーズンズ京都へ急いだ。
今回は『白洲正子と歩く京都』(トンボの本 新潮社)をガイドブックに、車で、
まずは嵯峨野の北、なかなか行きづらい周山街道の「高山寺」から、
朝方までの強い雨も何とか上がって、<青もみじ>の街道筋を楽しんだ。
伊丹空港から名神・京都南IC、西大路を北上して嵐電の踏切をなんどか渡り、
嵐山への道と分かれて、右へ、
周山街道は古い往還、山に囲まれてすごい湿気だが、冷気とともに不思議に「蒸し暑さ」は感じない。
三尾;<高雄、栂ノ尾(とがのお)、槙尾(まきのお)>と市内有数の景勝地、由緒ありそうな旅館や食事処が続く。
京都随一といわれる「神護寺、高雄のもみじ」、今日は<青もみじ>堪能です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/45/60c7e3430e7174280c2f8312fd8e1e2f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f3/e53c23e7de4ef283890a1ced46c86eec.jpg)
<清滝川と指月橋>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/40/6c0b4599c8978a4d8e56cd9f3bf6164b.jpg)
◎「高山寺」
≪紅葉の秋も、新緑の夏も、月も雪も その時々で風情があり、そこには明恵の魂が生きつづけている≫(白洲正子)
・苔むす参道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b2/a1caadc082edd830f1769dd6502e722b.jpg)
・石水院の広縁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/27/bf8542a14619d0f23e06d33228724f1a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/71/d2d0eff72b7e8f8c6c25285faa086c7c.jpg)
・明恵上人遺愛の木彫の犬
・明恵上人樹上座禅象
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b5/cd88d53e7eba9f24601fbe0292867467.jpg)
町田の旧白洲邸の庭は、この寺の栂ノ尾を再現しようとしたものか、
先日の雨上りの雰囲気も同じ、あらためて感心してしまった。
◎<神護寺>の駐車場まで、そこから山登り往復40分の境内へは下から見上げただけで次回に廻す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/51/16eafb0c058c574d9df77b2680e0dc09.jpg)
来た道をひきかえし、右折して
<広沢池>、瀟洒な家並みが続く、里に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/23/5e59ccbd60e9a7cbda97982aed7fafd7.jpg)
嵯峨野へ降りて;
◎<大覚寺> <大沢池>はおおらかな風景、
≪いつ行ってみても、のびのびと、心が開ける思いがするのは、今日でも全く変わりはない≫
(白洲正子)
本堂から<大沢の池>を臨み、
白洲正子の<石仏群>は池のふちに沿って左方に廻って行く、とある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f9/b11dbff1a93d54e8a9ec2f402cab9b85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/7a/569e481820113d335d19bd18c51d96e2.jpg)
≪これらの仏達は、いつ頃誰のために造られたか、何もわかっていない。次代は鎌倉と推定されるが、
厚肉掘りのしっかりした彫刻は、藤原といわれても私は信じるであろう≫(白洲正子)
これも寺の前からの遠望にとどめる。
京都の暑さも身に応えるものがあって、わずかの移動もおっくうになっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1e/6d36f13d176cff8094c63968bb7490ff.jpg)
◎<法金剛院> (ほうこんごういん) JR花園駅前という便利なところ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cc/69e3f3f78bae98a89a60370d3f56c767.jpg)
・阿弥陀様
≪傷心の女院(待賢門院)が、西方浄土を夢見て、日夜朝暮に礼拝されたであろうことを思うとき、
女院の魂は、この阿弥陀様の体内に、未だ生きつづけているような感慨にうたれる≫ (白洲正子)
・回遊式庭園
≪庭は思いの外に手入れが行きとどき、~ のびのびした平安朝の回遊式庭園の名残をとどめている。
「花園」の名にたがわず、四季折々の草木が植えてあるのも趣があり~ ≫(白洲正子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/fd/21e3d22bb7e4fc4204688a3e398f35c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/23/5b316fc89037b015cb45acc94fc96af1.jpg)
<青女の滝>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9c/aded8ca3a7c7867b9e253fff791c4e44.jpg)
<花の寺>、特に主たる花<蓮>は今が盛りだった。
「関西花の寺二十五か所霊場会」なるパンフもいただいた。
~さて、と気分を変えて、今日の宿;東山のフォーシーズンズ京都へ急いだ。