ヘミングウェイゆかりの地を巡った。
欧米人のヘミングウェイ人気はすごい、どこも観光客が列をなしている。
コヒマル 老人と海
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マルガリータも、シカゴ郊外オークランドの生地からキーウエストとめぐっているが、
ここ、キューバは正真正銘のヘミングウェイ聖地と思い知った。
ヘミングウェイ博物館
広大な敷地、庭、
アンボスムンドホテル 誰がために鐘は鳴る
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ふ
フロリディータ ダイキリ
タクシーで2時間東へ140キロメートル、バラデロリゾートへ
メモ、
<コヒマル>
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ハバナの東方、約7kmに位置する、ひなびた漁村、そこがコヒマルです。小さな要塞の近くにある胸像を除けば、キューバならどこにでもあるような漁村ですが、その像は、作家アーネスト・ヘミングウェイ(1899-1961年)が亡くなった際に、彼を慕っていた漁民たちがお金を出し合って立てたとか。
キューバをこよなく愛したアメリカ人の数は、あまたですが、その物語の多さで知られる人は、アーネスト・ヘミングウェイをおいて、他にはいないでしょう。
彼は1939年から22年間に渡り、キューバで暮らしました。その住処となったのが、コヒマルの陸地側、サンフランシスコ・デ・パウラの丘の上に建つ、「フィンカ・ビヒア(望楼別荘)」と名付けられた豪邸。1940年代には、使用人9人、猫52匹、犬16匹、鳩300羽、牛3頭、そして妻一人がいたそうです。「誰がために鐘は鳴る」や「海流のなかの島々」等の傑作は、ここで執筆されました。
彼はしばしばコヒマルにある「ラ・テレサ」へ通い、漁師たちとラム酒のカクテルを酌み交わしては、世間話に花を咲かせたそうです。そんな折、呑み仲間の一人、グレゴリオ船長から聞いた話をヒントに、書き上げたのが「老人と海」。
1954年にこの作品が評価され、ノーベル文学賞の受賞に繫がりました。ちなみに、グレゴリオ船長はコヒマルで、104歳の天寿をまっとうしました。
「フィンカ・ビヒア」は、現在「ヘミングウェイ博物館」として、公開されています。
Finca La Vigia, San Francisco de Paula Cuba
☎ +53・76・910809
公開時間:9:00-16:00 (日曜日は9:00-12:00) 火曜定休
入館料3CUC(約350円)
旧市街の目抜き通り「オビスポ通り」(Calle Obispo)の入り口にあるバー&レストラン「フロリディータ」(Floridita)に行きました。
このお店は、ノーベル賞作家「アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)」(1899-1961)が通い詰めたお店として有名なところです。
ダイキリが有名、
お店に入って左側のカウンターの隅には、ヘミングウェイの実物大の銅像があります。
いつもこの場所に座って、砂糖抜きのダイキリ「パパ・ヘミングウェイ」を飲んでいたそうです。
簡潔でシンプルな文体が特徴で、彼の作品は20世紀の文学とアメリカのライフスタイルに大きな影響を与えました。
代表作は、自らのジャーナリスト経験、スペイン内戦や第一次大戦などへの参戦の経験をもとに、行動的な主人公を描いた「誰がために鐘が鳴る」「武器よさらば」。キューバの漁師の話を題材にした「老人と海」など。
特に「老人と海」は、名作とされて世界的にベストセラーとなり、1954年にノーベル文学賞を受賞する要因ともなりました。
ヘミングウェイ行きつけのバー「フロリディータ」、ダイキリが有名、
ヘミングウェイは、1940年から1960年までの20年間をキューバで過ごしました。
自分の船を持ち、好きな時に漁に出て、近郊のサン・フランシスコ・デ・パウラ(San Francisco de Paula)の自宅や、常宿にしていた「ホテル・アンボス・ムンドス」(Hotel Ambos Mundos)で執筆し、夜はこの「フロリディータ」などのお店でお酒を楽しんだそうです。
キューバ特産のラム酒に、ライム、砂糖、氷を入れて作ったラムベースのカクテルの代表格です。
このお店に来ると、みんなこの「フローズン・ダイキリ」を注文します。
ズラリと並んだ「フローズン・ダイキリ」❗️
◎ヘミングウェイ行きつけのバー、モヒートが有名。ラ・ボデギータ・デル・メディオ、ハバナ旧市街 【
(La Bodeguita del Medio)
このお店もヘミングウェイが通ったお店として有名で、入口のカウンターバーの壁には、ヘミングウェイのサインや写真があります。
ヘミングウェイ行きつけのバー「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」のモヒート、ハバナ旧市街の風景 【キューバ Cuba】「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」の店
「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」は、1942年に開店したバー&レストラン。
このお店は、ヘミングウェイだけでなく、たくさんの有名人の常連がいました。
パブロ・ネルーダ、ガルシア・マルケス、ガブリエラ・ミストラル、アグスティン・ララ、ナット・キング・コール、マレーネ・ディートリッヒ、ニコラス・ギーエンなどなど。
モヒートはキューバのハバナ発祥のお酒。
レシピは、Wikipediaによると、
タンブラーにミントの葉、ライム(レモンを使うこともある)、砂糖を加え、ペストルと呼ばれる擦りこぎ棒またはバースプーンで潰す。この時あまり力を加えすぎないようにする。その上にラムとソーダ水(トニック・ウォーターを使うこともある)、氷を追加する。ライムの皮を入れずにジュースだけを入れたり、ソーダを入れなかったり、砂糖が少ないレシピもあるので、自分の好きな味を探すと良い。ただし、ライムと砂糖は多めに入れたほうが、氷が溶けても水っぽくならないので、全体に厚みが出る。
この、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」は、モヒートが一番有名なお店です。
ヘミングウェイは、このお店に通い詰め、
「わがダイキリはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて」
との言葉を残したそうです。
ハバナ~バラデロ 140㎞ タクシー2h