マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

三日ぶりの工事再開♪

2011-05-31 21:49:56 | マルガリータの庭5月
すさまじい雨のあとは~
花弁掃除に、垂れ下がったフロリパンダを竿で持ち上げたり、なにより花柄摘みが摘んでも摘んでもで、
一番大きなバケツならぬ鉢(花柄を入れる)を引きずりながら、アルミの2段梯子と長い柄のハサミも~

     
     2年目のクレマチス・プリンセスダイアナ、消滅してるのではと心配してました。ここまでくれば大丈夫、来年は大株で?


職人さんたちも、なにやら張り切って見えるのは、わたしのこころの反映か。
まずは、水をぬいた池のコンクリート壊し、細かく砕いては、トラックまで抱えて運んでいく。
 
    

重労働です。休憩後、南のブロック塀に風通しのためのスリットを入れていく。

 

          
5スリット完了。庭の中側でスーッと風を感じて、はじめての感覚で「ヤッター!」   右写真は、スリットから中を覗いて撮った☆


   

マルガリータ前のアーチに咲くアッシュ・ウエンズデイ 去年植え込み、初めて見る花、風通しが良くなりました。

『マイバックページ』その2

2011-05-30 21:09:49 | 本 MEMO
先週の土曜日(あき様の結婚式)から今日で三日連続の雨模様、梅雨入りしたんでした!
庭工事の職人さんたちも三日続きの休みで、何をしてるんでしょうかね?

私は、川本三郎『マイバックページ』にてこずりまくった一日でした。
土曜日に封切られた映画を、早く見に行きたいのですが、
10年以上前に読んだきりの原作をざっと再読してからと思い、読み始めたところ進まない、
「この本、確かに読んだはずだけど…」状態で、それに加えて一ページ、一ページが心に突き刺さる。
大変なテーマに入ってしまったという気持ちも持ち上がって来ている。
       「その1」の記事はこちらから

結婚式で昔の記憶を呼び覚まされたせいか、今日は自分の浪人時代、学生生活におもいがワープ;
昔の話です~
1969年の1月の安田講堂の攻防?で、2か月後の東大、教育大入試が中止に。
川本三郎は、東大法学部卒後、就職浪人で「週刊朝日」のアルバイト記者、
私は、「今年こそは」と浪人中で、「なんてことに…」

その後の3年間は、全共闘の絶頂と衰退期、
川本三郎は「朝日ジャーナル」記者で、問題の「逮捕~解雇」に向かっていく。
私は、東大入試中止のあおりで空前の難関になった早稲田大学法学部に何とかパスはしたものの、バリケードで授業もない。

「あと5年早く生まれたかった。」は私の深層心理で、ときどき表面に暴れ出る。
   (最初の理由は、ゲリー・クーパーを映画館でリアルタイムで見たかったという程度ですが(笑))
川本三郎と私は4年違いですが、同じようなものでしょう、やはり、この落差は取り返しがつかない


日経夕刊に連載中の川本三郎「映画に見る思い出の鉄道」

 

  

手ごわい池の撤去

2011-05-27 22:13:22 | マルガリータの庭5月
先代が自分でこねて作ったコンクリート造りの池、
もともとはサボテンの温室だったもので上部を壊して、土台に水を張っていた。
中央が一段下がっていてこれも厄介、

季節がらホテイアオイがはびこって、これをどかすだけでも一仕事で、
そのあとの水抜き作業が、長年の泥まじれで、なかなかホースを伝わらない!

職人さんも「思っていた以上に大変です」と想定外の
小雨が降ったりやんだりのなかで、朝9時から夕方7時までかかってやっと終了、
        本当にお疲れさまでした。


追~ ついでに撮った、この可愛いのはどこにあるか 知らないでしょう

      

庭工事が始まりました

2011-05-26 22:49:41 | マルガリータの庭5月
ついに始まった第4?期工事、今日は先発の職人一人で打ちあわせも入念に。

       

前の水道メーター、下水管の水道局関係の手配、意味不明な小さいコンクリート槽撤去、玄関前タイル整備…
なかなか厄介です。
あとから電気工事E氏も加わり照明計画、どこから電気を引くかとか、なかなか難しそうです。

      

植木移動の要請もあり、(樹が10本以上にツワブキ、シラン、蔦類、コニファー、つるバラ)
「それにしても移動する場所がない~」など、
これから3週間あまり続く、うれしい戦いが切って落とされました

川本三郎『マイバックページ』

2011-05-25 07:25:17 | 本 MEMO
封切り間近の映画、題名からまさかとは思ってましたが、その「まさか」でした。
新聞広告、テレビで(妻夫木聡&松山ケンイチの出演)知りました。
わたしにとっての問題は、原作と原作者川本三郎です。
川本三郎『マイバックページ』  じっくりと補足的に書きたしていきます。

 今や貴重な初版本

 朝霞自衛官殺害事件についてはこちらから

   

今日のバラ ジョージ・ベスト

2011-05-23 19:18:42 | 今日のバラ
昨日が7月並み、今日は10°以上下がって4月並みに急降下、
肌寒いくらいで、バラ作業には最適なはずが、
雨が降るとも降らないともで、何ともしまらない一日になりました。

病気チェックに、花柄摘みに、昨日のすさまじい雨で落ちた花弁掃除に、
雨の合間に出ていくのですが、不完全燃焼もいいところです。

そんな時、ウッドデッキで目に入ったのが、ジョージ・ベスト 修景バラ イギリス;ディクソン2007
    
  

 小ぶりな花ながら元気印。ビロード赤、半剣弁高芯咲、微香、花付き良く黒点病に強い

何度もタグをのぞき、「今日のバラ」入りか?地味でいかがなものか?と迷いましたが、
こんなわけもわからない天気の日には、他のバラも撮られがいがないかも…(昨日の雨で下を向いたり傷んだ花も多い)

  深い赤と濃緑の葉のコントラスト、つぼみの上り方もすごい!
 「北アイルランドの伝説的サッカー選手ジョージ・ベスト」にささげられたバラです。
 “名前もベスト、サッカーもベスト、バラもベスト♪”
 (ジョージ・ベスト基金;サッカーを通じ青少年に健康な生活スタイルのPR、肝臓病とアルコール依存症の研究と支援を行っている)

「病気に強いかどうかは梅雨時にわかる」、
 小雨混じりの曇天に、花も葉も何のトラブルもなくひときわ輝いている。
 今は、拾い物をした気分になっています。


(追~)
  ウッドデッキの北を占める『ニュードーン』、つぼみが今にも開きそうです。
                               ニュードーンが咲きだすと、バラの季節も中盤から終盤へ、一抹の寂しさ

今年初の太田行き

2011-05-22 22:11:07 | 花便り、植物園
ジョイフル本田が満を持して作り上げた『アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン』
去年11月以来、今年になってから初めて行ってきました。

バラはもちろんですが、庭の拡張、改造計画の参考にここのあちらこちらの再度の確認もかねて☆
早朝に竹酢液散布を済ませ、7時に出ても到着は9時の開店の10分前(半端に遠い!)
  植木センターでオリーブ探し、一万円~50万円まで沢山で目移り、暑さもあってクラクラしてくる(笑)

園芸センターでいつもの馬糞とか赤玉、メネデールetc.
例によって、バラは買わずにいられない、長尺バラ;アトゥール×2、長尺クレマチス;カイウ、
  

山野草センターは全品半額セール中、山アジサイに尾瀬ギボシ、その他手当たり次第(笑)

 その後、やっとE.ガーデンへ~
 アカバナ常盤万作の銅葉の新芽がきれい。
           圧倒的な緑の中の銅葉効果、庭にある種のニュアンスが加わります。落ち着きと品の良さと垢抜けたセンス…
 
   一枚石のベンチ、ハーブの仕切り、アーチの色々、

11時を過ぎると暑くてぼーっとしてくる。(今日は30°超えの予報)

今日の予定はもう一件、“世界のガーデンアイテムに出会える”『ガーデンカンパニー』、 これも太田、ジョイフルから5キロ
こちらは南欧風、フランス風テイスト、

  2か月前くらいか、日経全一面広告でカタログ取り寄せ済み。
  アビニヨンのオーベルジュの庭のあちこちで見かけたアンドゥーズ・ポット、一鉢購入しました。
                  これから一鉢、また一鉢と増えそうな予感

充実感あふれる一日でした。
百観音もパスして園芸修行に集中した成果かな

日経;セザンヌ&デュシャン

2011-05-21 22:05:30 | 絵画、展覧会、記念館
一昨日の5月19日の日経新聞25.26面アートレビュー記事に触発されて~

①「ふるさとの山」と題し、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」が大きく紹介されていました。
 南仏エクス=アン=プロバンスから臨んだ魔の山、石灰岩の山、
 セザンヌは、理想郷のシンボルとして生涯にわたって描き続け80点にのぼるという。

 5月1日のスズランの日の午前中にグルグルしたエクス=アン=プロバンス、

    
    セザンヌアトリエ                            サン・ソブール大聖堂

  
 
なつかしく、理解も深まりうれしかったです。


②「フレンチ・ウィンドウ展」のデュシャン作品の見方について平野啓一郎の評論に、うなづきました。
   ・デュシャン自身の偉大さは、考えに考え抜かれた、緻密なわかりやすさにある
   ・…この作品を鑑賞するのに、実は余計な解説は必要ない 
   ・本展での、造形物~タイトル~コンセプトの説明~でがっかりする作品が少なくなかった
  
 先日の展覧会の薄い印象の一因がわかった気がして、ここでも納得。

さながらオープン・ガーデン♪

2011-05-20 22:01:42 | マルガリータの庭5月
昨日の木曜日、珍しく午後3時過ぎから、道路側花壇の手入れを始めたら、

 
  
一時間くらいの間に5組のかたと話し込み、その熱心さにうれしくなり、作業中断して庭の中まで案内しました。

   

聞けば、初めての通りすがりどころか、毎年のうちのバラをご存じで、

あのバラがいい、このバラを楽しみにしていた、とか
これは今年植えましたね、とか
徒歩で、自転車で、旦那様と車で、友達を誘って、
ピョンピョン、飛び上がって中を覗いているのだ、とか
気になった宿根コンパニオンプランツなど、苗、種を求めて植えてみたが違うのが生えてきた、とか

考えてみれば、今がバラの一番いいとき、さすが皆様、よくご存じです。
「オープンガーデンしないのですか?」など言われたときは、「素人ですから、お見せするほどのことも…」など受け流してます。
 
本当のところは、案外と人見知りが激しい性格なのでチョット無理な相談なのです

今日のバラ ニコール・ミウラン

2011-05-19 21:17:32 | 今日のバラ
フランスGuillo、ギヨー社、ニコール・ミウラン
気がついたら、このような花つき(早目の花柄摘み後で、発見時はこの倍はありました。)
去年の正月に大株でもとめ、花を見るのは初めて、
  今春のマルガリータ新顔シリーズ「今日のバラ」の資格充分でしょう。

 ウッドデッキの奥、満開のやまぼうしの前に、

   

  

シュラブ、’04、(ドミニク・マサド作)、アプリコットピンク、中輪、中香(ティー)、繰り返し咲き、半直立性1.2m
シュラブローズは寒さ、病気に強く、手入れが少なくても丈夫に育つと聞く。
この樹勢の強さからも、充分うかがえます。

同じギヨーのシュラブダニー・ハーンが西落合ベランダにあります。
同じ時に買った? いずれご紹介しましょう

フランス・ミステリ観光案内

2011-05-18 07:19:05 | 本 MEMO
“初めての土地情報は、観光案内本に加えてその土地を舞台にしたミステリーを読むのに限る”
というのは私の持論で、この習慣で今までも穴場を見つけて楽しんできたのが
今回の南仏行きでは、「地球の歩き方」「日経自由旅行ガイド本」の類さえ、開くこともなく…
 
地震、フクシマ、隣家購入のもろもろ、庭の忙しさetc.と色々言い訳はできるのですが~、
この雑誌記事を読んでフランス・ミステリー不案内につきると思い知らされました

 フランスのサスペンス映画は、独特の味わい深い作品作りで、傑作ぞろいです。
  ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、イブ・モンタン、シモーヌ・シニョレ、ジャンヌ・モロー
 “フランスのヒチコック”アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの「犯罪河岸」「恐怖の報酬」「悪魔のような女」
  有名どころでは、「死刑台のエレベーター」「太陽がいっぱい」~
  そして以前、テレビ再放送でのめりこんだ「女警部ジュリーレスコー」

ところがミステリー本となると、日本ではあまり一般的ではないのでは。
英米作家に比較して日本に紹介されることが圧倒的に少ないことが原因でしょう。

遅ればせながら、西落合の書棚にミステリマガジン’08’4 特集記事 「フランス・ミステリ観光案内」を見つけた時はうれしかった。 水先案内人に出会えた感じです。
 

 ミステリ・ガイド・ツアーにそってフランス一周~
上記短編5編は残念ながら今回の旅行地に当てはまらなかったが、

マルセイユからカンヌ、“コートダジュールはまさに<犯罪海岸>”と以下の作品を紹介してくれています。
 マルセイユ;『失われた夜の夜』    ジャン=クロード・イゾ
 イエール ;『死のミストラル』    ルイ・c・トーマ
 ラ・クロ ;『メリーゴーランドの誘惑』モーリス・ペリッセ
 カンヌ  ;『わらの女』       カトリーヌ・アルレー
 ニース  ;『シンデレラの罠』    セバスチャン・ジャプリゾ
       『穢れなき殺人者』    ブリス・ベルマン
       『海の警部』       ミシャル・グリゾリア
       『異形の花嫁』      ブリジッド・オベール


追記~本日のブロック塀取り壊し工事
    
始まり~終了まで、 来春の変貌、乞うご期待 

雨の庭の訪問者(*_*)

2011-05-17 22:21:07 | マルガリータの庭5月
(ミステリーじみた題名ですが、内容はそのままで何の趣向もなく気がひけます…
午後からの雨予報があたって、せっかくのO様ご来庭も傘をさしてとなりました。
  
  今日は雨が良く似合うリーフ類中心に。普段は華やかなバラの陰で忘れられがちです~
    
ギボシ、ヒューケラ
サンマルク、グラタンランチで腹ごしらえ中に、雷交じりの集中豪雨でびっくりしました。
 O様…冬の誘引の第三の助っ人です。ご主人の病状も安定、よかった
 今冬の誘引も、しっかりお願いしておきました。

     
ブルンネラ、リシマキア・オーレア、クレマチス

庭をひとめぐりしてお茶時間、話題は終わったばかりの国際バラ展、
もちろんハンギング部門の話とか、フランス門の前面を飾るベル・ロマンチカとか、話は尽きず…

国際バラとガーデニングショー

2011-05-16 21:51:28 | 今日のバラ
今日はさわやかな五月の風、こういう日はかえってなにも手につかない。

今年は行かないつもりが、今日の最終日になって、やはり行ってみなければという気分に。
ジャスミン様がお供してくれたおかげでもありんす…(笑)

結論から言えば行ってよかった。
何の情報も入れてなかったので、会場入り口のフランス国旗を掲げた「香りのローズアベニュー」には目を見張りました。



南仏プロヴァンスの舞台背景にベルロマンティカ、メイアン品種な数々、フレデリック・ミストラル、ボレロ、サニーノックアウト~
白を基調に、南仏らしさを演出… 糸杉にオリーブにバラたち。

折よく、メイアン社社長アラン・メイアンさんのステージも聞けました。
南仏から帰ってまだ一週間あまり、夢見心地の時にこんな舞台に出会えて、さらに舞い上がりましたよ。
  会場には、糸杉にオリーブがあちこちに、今年はフランス年?

フランス窓も、仏では壁のだまし絵を見ましたが、こちらは木とプラでそれらしく。

    ハンギング部門のお気に入り登録

ジャスミン様はトトロの森にご執着、中に入るにはあと100cmは縮まなければならず断念(笑) (子供だけ入れてくれる)

    

最終日のお楽しみ、最後の値下げ価格で4苗ゲット、とにかくウレシイ。
 つる・粉粧楼 つる・プリンセス・ド・モナコ ソンブレイユ(OR) 白蓮(びゃくれん)

追~休憩&食事に入った中華バイキングも味がしっかりしていて美味しかったです、お奨めです。

今日のバラ グルメポップコーン

2011-05-15 22:36:21 | 今日のバラ
いよいよ、最高潮を迎えた我が家のつるバラたち

   

下は、昨日から来ているこゆき様のアングルによるマルガリータ付近、また違った趣で私も感心、感心

   
                 


さて今日のバラは、ウィークスローズ社(アメリカ カリフォルニア)グルメ・ポップコーン
昨年末に軽井沢の定番コース、小諸の「コメリ」でもとめたもの。

ミニチュア・シュラブだが、その株の大きさと枝が密にしっかりと~(初めてウィークスローズを見る人は皆驚くらしい。)
その名の面白いし、コメリ提携のバラがどんなものかとも思いながら。



昨日今日と、きゅうにポッポッとポップコーンがはじけるように咲き始めて~



“一年目にして、もう何年もまえから育てられてきたような存在感”
アメリカでは人気の高いミニチュアローズの一つと、最近知る。

 カメラ人が熱心に撮っているのを偶然に発見、うれしくなりました。


チャイナ・シンドローム

2011-05-14 22:07:44 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
20年以上の時をへての再見です。(1979年作品)
 
   
    以前の印象は原発事故を追及する女性レポーターの話というものでしたが、

     
    フクシマを経験、専門用語に慣れた今、一つ一つの場面で緊張が走る。
 
   現在の推移そのままの事故映像、30年前も今も全然変わりない。

     
  ジェーン・フォンダ;ヘンリー・フォンダの娘、ピーター・フォンダの姉
私が好きな作品としては、バーバレラ(”68) ジュリア(”77) 帰郷(”78) 黄昏(”81)…

時代とともに鮮やかに変身してますが、ベトナム反戦運動とのかかわりで思い出す人も多いのでは。
サラブレッド・ハリウッド女優にしてエネルギッシュな社会活動家、彼女にして出来た「チャイナ・シンドローム」と思う。