マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

沖縄:リッツ・カールトンの夜

2014-02-28 21:52:58 | 九州 沖縄 壱岐 
沖縄の贅沢なラグジュアリーホテルリッツ・カールトン沖縄、「うりずん」でスタッフのたたずまいも清々しいかぎり。
≪客室からの2景≫




4回目の今回は「お帰りなさいませ」のラブレターとフルーツ添え。
スタッフにも顔なじみが多くなって、あちこちで「00様お帰りなさいませ」と呼びかけられ、何とも”安らぎの気分”
  

ガラスドアが開け放たれ、吹く風も心地よい水辺空間が演出される。前3回がクリスマスの冬期だったせいか、少なからず新鮮な驚きだった。
 

ディナーのイタリアン・シャブリが美味しくて、こういうワインを味わえるのがRitz
変な話だが、沖縄にいるのも忘れて、すべてお任せの安心感とリラックス感につつまれ、
美食に酔いしれる解放感のうちに、それでも 過ごす時間は間違いなく沖縄時間 といった不思議な感覚。
  

 

 

 
ヤンバル黒豚のグリル                     仔牛 アマローネ

 


沖縄:神の島「久高島」

2014-02-28 17:50:23 | 九州 沖縄 壱岐 
9時発の高速船で15分、「琉球を造った祖神アマミキヨが最初に降り立ち国造りを始めた地と伝えられている」神の島「久高島」(くだかじま)上陸。
 

案内人のワゴンで、2時間かけて島内のパワースポットを巡った。神の島の「神」の話に聴き入る。
彼の開口一番は「この島にはちゃらちゃらしたのは来ない。すべてを捨ててきたか、すべてを捨てに来た人ばかり」、何やら厳粛な気持ちに…

比嘉康雄:『日本人の魂の現郷 沖縄久高島』の祭事写真と併記してみる。
  

イザイホー・4日目
右手が<神の宮> 左手が<イラブー(エラブ海蛇)を燻製にするバイカン小屋>
  

<フボー御嶽>入口:ここから先は立ち入り禁止だが




  

カベール岬への道


  

島の最北端:カベール岬


 

帰りの高速船の後部から、久高島全景
 

・イザイホー - Wikipedia
沖縄県南城市にある久高島で12年に一度行われる、久高島で生まれ育った三十歳以上の既婚女性が神女(神職者)となるための就任儀礼。基本的にその要件を満たす全ての女性がこの儀礼を通過する。 
≪参考ブログ≫
ブログ:目に見えないものを見る
ブログ:神の島 久高島
旅の達人

沖縄:「百名伽藍」便り・料理編

2014-02-28 17:00:44 | 九州 沖縄 壱岐 
日の入り直後の7時から始まった≪冬の夕食≫
味もさることながら、上等な琉球漆器と琉球ガラス、琉球焼きの競演に酔わされた。
沖縄料理や沖縄近海魚の名は、”馴れが必要


珍 味 龍潭の豆腐よう
{豆腐よう:豆腐を紅麹と泡盛などを用いた漬け汁に長期間漬け込み、発酵・熟成させた発酵食品で、琉球王朝の時代から宮廷の上流貴族の間で王府秘伝の高貴な味覚として特別に珍重賞味されていた。
ウニの風味とチーズのようなねっとりとした舌触りを合わせもった上品で濃厚な味はまさに珍味中の珍味}

先附 美ら碧寄せ 黄身酢がけ

前菜ミヌダル、田芋甘味辛煮、昆布巻き ンムクジ グルクン若狭焼き
(グルクン:沖縄家庭料理に欠かせない素材で、沖縄県魚。 刺身はもちろん煮付けにしてもおいしい。白身魚でクセがなく、あっさりしているため、「油」との相性が抜群。現地ではから揚げで食べることが多く、スーパーでも惣菜で売られているほどポピュラー 和名;たかさご)

造り 活海老の洗い ミーバイ昆布〆
(ミーバイ;ミーバイとは沖縄の方言でハタ類のこと。サンゴ礁に囲まれた沖縄の海にはさまざまなミーバイが生息しており、最近では主にヤイトハタの養殖が盛んに行われている。このヤイトハタは上品な白身と旨味で、和・洋・中の様々な料理とも相性がよく、とても美味しい高級魚)


小椀 ジーマーミーのポタージュ仕立て 海老真丈
{ジーマーミ(漢字では「地豆」)は琉球語で落花生を意味する}

サラダ 季節の島野菜サラダ ドラゴンフルーツドレッシング


焼 物 県産黒毛和牛ヒレ肉のステーキ 久米島石焼き

酢の物 シャコ貝、コマ貝 もずくの酢味噌和え 海ぶどう添え


止椀 中身汁、 香の物 パパイヤ黒糖漬け、御飯 沖縄県産 赤米
甘味 パッションフルーツとゴーヤーのジュレ 黒糖ブリュレ、ポーポーアイス
   紅芋マカロン、季節のフルーツ、本日のソルベ


≪朝食≫
 

 オリジナルジュース

   
旬菜三点盛(白和え・胡麻和え・おひたし) 
琉球スギの西京焼き (「黒かんぱち」という沖縄でおもに養殖されている。味も、沖縄の魚に多い脂っこさがなく、かんぱちに似ている)
あぐーソーセージ だし巻き玉子 沖縄県産鶏と冬瓜の炊き合わせ
ミックスサラダ 二種のドレッシング もずくの酢の物
ボロボロジューシー (ボロボロジューシーとは、沖縄の家庭料理。柔らかい雑炊という意味らしい)
ゆし豆腐 デザート(アロエヨーグルト たんかんマーマレード添え・季節のフルーツ)




 

沖縄:「百名伽藍」便り・海編

2014-02-27 22:45:10 | 九州 沖縄 壱岐 
~ゴルフ場周辺はいまだ昔の沖縄を感じるたたずまい。地元の人もあまり知らないという静かでスピリチュアルな絶景風景を行く。

奥武島全景を見て、


その先、百名伽藍(ヒャクナガラン)が海に突き出る感じでその姿を見せ始める。


オープン2年のピカピカなロビー、レストラン、全15室スィート・オーシャンビュー、どこにいても広い海・碧い海、心地よい風と打ち寄せる波の音、いやがおうでも五感を刺激される。
 


ホテル・プライベートビーチ・☆何も言うことなし☆




リゾート;Re(回復・再生)の思想をコンセプトに、禅や自然との共生をテーマとした本物の滞在型・隠れ家的リゾート というふれこみ通り、驚きと満足で言葉が出ない。
あとは、食事しだい~(笑)

日の入り・日の出、満潮・干潮の専用カードをもらった。こんな宿は初めて☆
     

最上階の個室露天風呂を夕陽、朝陽に合わせてとってくれた。広々と、十分深い石の湯船、温泉ではないがなめらかでツルツル☆
 

日の入り;18:20分


朝日;7時


⇒オープン準備からのホテルHPの季節ごとの記事と写真が素晴らしい☆

沖縄:百名伽藍まで

2014-02-27 22:00:24 | 九州 沖縄 壱岐 
こちら沖縄は、21℃、素晴らしい青空!と思ったが、こちらの人は「午前中は素晴らしい青空だったが午後になって雲が多くなった」という認識、このギャップ!

今回一泊目は、本島南部、南城市、百名伽藍(ヒャクナガラン)
331号線を、アウトレット~糸満~ひめゆりの塔~平和記念公園
 (マルガリータが初めて沖縄にきたのは昭和50年(1975年)ころ、復帰直後といった時期で沖縄特有の台風対策抜群の家に、アルファベットの看板が異国のよう。ツァーといえば南部戦跡めぐりで、このひめゆりの塔あたりがハイライトだった。なつかしく当時を思い出した。)

~東海岸 太平洋☆が開けて素晴らしいザ・サザン・リンクスGC、カリフォルニアのゴルフ場と見まがう優雅さ、日本でこんなリンクスは他にあっただろうか?
 



ゴルフ場の先、海に降りていくと、干潟が見えてきた。


具志頭海岸、貴重な保全地域だった。人気がないが夏は? 大変な穴場発見かも?
 






佐野厄除大師で方位除災

2014-02-23 22:13:59 | ベンツSLKと行く・ゴルフ
特に年始など、テレビ・ラジオで宣伝をよく耳にする佐野厄除大師に初めて参拝した。
さすがというか、広い無料駐車場Pが何か所もあって、こんなところも初めてだ。
 
朝9時半というのに、あとからあとから多くの人が大テントに、「方位よけ祈願」の申し込み用紙に熱心に書き込んでいる。←寺院の収入のほどがうかがわれる光景。
 「厄よけ」はだいたいわかるが、「方位よけ」とは? 
無心に祈祷をお願いする人々に圧倒されて、そのほうに無頓着すぎたか?と信心心が浮かんできたから不思議
年回り表を確認すると、今年のマルガリータは、方位よけをする年にあたっていた

こうなると不思議ついでに、年初からのネンザにギックリ模様に、海外行きが億劫なことまでも因縁めいた気がしてきて、
祈願料にはひとけた、ふたけた少ないが五百円の方位除災御守を求めた次第(笑)


≪惣宗寺≫ 栃木県佐野市にある天台宗の寺院。山号は「春日岡山」、寺号は詳しくは「春日岡山 転法輪院 惣宗官寺」と称する。一般には佐野厄除け大師の通称で知られる。

MEMO ≪Yahoo・知恵袋の ☆ベストアンサー ≫抜粋
厄除けと方位除けは、似ているようで実は別のものです。
 ☆厄除けは息災もしくは除災であり、いろんな障害を取り除き、(その年の運気が下がることにより起こる)精神的な不調和をバランスよくするためのお祈りです。
☆方位除けは特殊です。これは中国の運命学から派生して日本で普及した九星学をベースに、陰陽道、中国思想などが複雑に組み合わさっています。九星学では人間の運勢を9つの星(実際の星とは関係ない)に分類し、毎年・毎月・毎日・毎時9つの星が位置を変えることで、自分の星(=本命星)が凶になったり吉になったりするのです。そこで方位除けをすることで、悪い星回りの本命星を良くすることができると考えられてきました。
 最近では神社やお寺でも顧客獲得のために方位除けの祈祷をしてくれるところがありますが、もともと陰陽道、道教の色彩が強い術です。修験道(山伏さん)の流れを汲む神社・お寺が得意とする分野ですので、そちらに行けば正統の方位除けをしてもらえるでしょう。
一番わかりやすいのは、ちょうど2月はじめに「星祭」あるいは「星供」という行事を執り行うお寺、神社です。星祭と方位除けはルーツが少し違いますが、本質は同じといえます。しかも星祭で厄除けと方位除けを一緒に行う場合もあります。

ソトニコワ;松田里奈;序奏とロンド・カプリチオーソ

2014-02-22 15:38:49 | CD・TVの音楽シーン
フィギア中継は、解説者の”トリプル~”ダブル~ の掛け声に演技の流れを追うのが精いっぱいで、せっかくの名音楽に浸りきれないが、
今回のソトニコワ・フリー序奏とロンド・カプリチオーソ(Introduction et Rondo Capriccioso)は、その後何回もU・チョーブを再生して検証、
           
曲想もモダンなアレンジで強弱がはっきりして、聴けば聴くほど(?見れば見るほど?)感動がいや増してくる   
過去の小塚等のロンド・カプリチオーソヴァージョンも比較検討したり 序奏とロンド・カプリチオーソのフィギア集

と、こんなことを書き出したのも、マルガリータひいきのヴァイオリニスト『松田理奈』の「序奏とロンド・カプリチオーソ」も聴いてほしかったから。
◇アルバム「カルメン幻想曲」◇におさめられていて、この難曲をはじめ、ラテンの血を感じさせられるスタイルがひいきのゆえん。試聴はこちら


曲目リスト1. メロディ 2. カルメン幻想曲 3. タイスの瞑想曲 4. アヴェ・マリア
5. 序奏とロンド・カプリチオーソ 6. トロイメライ 7. ヴォカリーズ 8. アンダンテ・カンタービレ 9. ツィガーヌ

先日12日にNHKBSプレミアムで放送された画像☆


 
NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」http://www.nhk.or.jp/classic/club/
曲目 バイオリン・ソナタ ニ長調 作品9 第3(ルクレール)
   イタリア組曲(ストラヴィンスキー)
   アヴェ・マリア(カッチーニ)
   バレエ音楽 「雪だるま」 から セレナード(コルンゴルド)
   美しきロスマリン(クライスラー)
   前奏曲とアレグロ(クライスラー)
   テンポ・ディ・メヌエット(クライスラー) 収録:2012年11月17日(土) 岡山県新見市 まなび広場にいみ


ガゼボ無残vsしだれ梅開花

2014-02-21 15:42:58 | マルガリータの庭・2月
先週の金曜日(14日)からの大雪の重みで、マルガリータの庭のガゼボが、支柱が折れて壊れた



庭の雪の塊も、まだまだそのままだ。


ウッドデッキも30センチの厚い氷状に固まって、スコップで毎日少しずつ切り崩して駐車スペースに投げてやっとここまで。
 

パーゴラの下、少し雪が解けて7日ぶりに足を踏み入れてみると、しだれ梅の一花が開花しているのを見つけた。来週はあたたくなるようだから一気に見ごろをむかえそう☆
 

祝 銀メダル:竹内智香さん 

2014-02-20 18:00:41 | 北海道;富良野 十勝 ニセコ 網走 釧路
スノボの竹内智香の銀には久々にスッキリ!しましたね
本当におめでとうございます。
竹内の実家の旭岳温泉湧駒荘には、2回泊まったことがあり、ロビーに張られたポスターをマルガリータのつぶやきにのせていました
野趣あふれ、効能豊かな湯に、気取らず、暖かいご両親をはじめとしたスタッフの心遣いを、思い出しました。
今夏は、またお世話になりに行きましょうか

マルガリータのつぶやき2010-07-10 上野ファーム~旭岳温泉湧駒荘のポスターと宿のコメント; 
   
  {バンクーバー、スノーボードアルペンの竹内はここ、ユコマン荘の娘です}


ついでに翌年’11年のブログは十勝~富良野~旭岳湧駒荘 2011-07-09

≪以下は今日のスポニチ記事から≫
智香 夏は実家の旅館で仲居さん!?でもその実力は…
ソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転 (2月19日) 銀メダルに笑顔の竹内
 Photo By スポニチ
 冬にはクールに雪原を滑走する竹内智香(30=広島ガス)は、夏になると和服をまとった仲居さんに変身する。両親が経営する北海道大雪山の麓にある旅館「湧駒荘(ゆこまんそう)」では、毎年繁忙期に竹内が旅館を手伝っている。
 旭川市内の実家から2時間半かけて自転車で通勤。最近はレストランで給仕するのが主な仕事だ。母・裕子さんは「智香は漢字が読めなくて出す料理を間違えたり、出し忘れて謝りにいったり大変」と苦笑い。それでも旅館のスタッフからは「きょうは智香ちゃん来てくれないの?」と戦力として期待されているという。「ああやって働くといくら稼げるんだと分かっていい経験になる。スノーボードっていい仕事だなと思いますよ(笑い)」。運が良ければ二部式着物を着た竹内に会えるかも?


輪島③キリコ太鼓 ねぶた温泉~能登空港

2014-02-16 23:01:48 | 名古屋 赤倉 金沢 富山 上高地
ねぶた温泉☆輪島到着、道の駅「ふらっと訪夢」のイベントはキリコ太鼓の実演と、輪島塗セール。
ここでもカキ、海老、烏賊焼きのいい匂い~(笑)
 

☆地元カフェの推奨で海岸沿いに少し行った ねぶた温泉のPH11弱の湯の良さには、ビックリ・大満足。
帰宅後も2,3日、お肌はしっとり、つるつるだった。2連泊したら若い美人誕生か(笑)

 
本来は「能登の庄」という温泉宿で、るるぶ 裏表紙の一面大広告発見!
<宿の宣伝>だが、そのとおりなので転載;
エステを超える美容効果
ねぶた温泉は『寝豚』という字が示すように、昔、弘法大師が能登巡錫の折、傷ついた猪が湯だまりに寝ころんで傷を癒している姿を見て、この温泉の効能を察し 入浴をすすめた事に由来している。
PH10.5という日本有数の高質天然アルカリ性泉質、効能は外傷・皮膚病・痔・疲労回復・運動障害・神経症・胃腸病等、特に湯疲れ・湯ざめをしにくいのが特徴。
ツルツルとすべるような湯触りは、古い角質を取り除き、しっとりとした美しい肌をつくる美容効果がある 。

☆能登空港で、先ほど「ふらっと訪夢」で見たキリコ太鼓の子供たちにまたまた遭遇、
こちらは屋内で音響抜群で、人も少なく、最初から最後までじっくり、魅せられた。
  

 
                                ゾーンに入ってる 
≪MEMO≫
キリコ太鼓保存会フェイスブック
輪島きりこ太鼓グループは、毎年恒例として、2月か3月に行われる輪島太鼓フェスティバル、6月の輪島祭り、8月23~25日の輪島大祭です。~
ただ太鼓を演奏する事とは違い、きりこ太鼓はとても多芸な一面を持つ。本来は「動いているきりこ」の上で演奏するが、ステージ上でもその魅力を発揮。 普通、太鼓奏者は決まった「うた」を演奏するのに対し、きりこ太鼓は、叩き手が好きなように好きなリズムで表現することが許されている。これが「きりこ太鼓」を、叩き手、観衆ともに、とても興奮させる理由となっている。

☆空港レストランで食べた;中島菜入りザルうどん は美味しかった。
季節の能登野菜・中島菜を練り込んだうどんで、血圧を下げる効果が高いという。(←下記)
  
≪MEMO ≫中島菜
 七尾市中島町以外で育てると風味も味も変わることから、長年にわたって細々と自家栽培され、春限定の漬物として親しまれてきた。 江戸時代の終わりにはつくられていたといわれるほど、この土地に根づいた漬け菜。秋にタネ播きすると、冬にはいったん雪でペシャンコになるが、春には茎がシャキッと立ってくる。漬物にしてほろ苦味と辛味を楽しむ野菜で、冬越ししたものは風味よく香りも高い。

☆≪能登空港の能登づくし≫北前船、キリコ、「遠藤」 
 

  



能登②外浦 能登金剛~黒島地区

2014-02-16 23:00:34 | 名古屋 赤倉 金沢 富山 上高地
その後、能登半島を西に横断して外浦、能登金剛の岩石海岸へ、
・福浦港
・巌門 レストランも遊覧船も冬季休業中、それでも何組か観光客をみかけた。
 

 

 

 安藤広重が描くと~ 

・増穂浦・世界一長いベンチ
  

海際の街道沿いにまた<黒瓦の家々>が現れた;濡れたように黒光りする屋根の連なりは、見慣れぬせいか異様な感触でついカメラを構えてしまう。
 

・ヤセの断崖



好天すぎる陽射しを、今日ばかりは’ついてない’と思った。
本来の日本海・真冬の荒波荒ぶる様は⇒松本清張「ゼロの焦点」の陰鬱な画像を添付しておきたい。
 

・義経の舟隠し:義経伝説がここにも
 

・琴ケ浜 赤い岩
 

 その先で本格装備のカメラマンが何人もカメラを向けているポイントに。
 マルガリータも同じ方向で撮ってみた。真冬の荒波ポイント?
 

・そして、最大関心事:黒瓦の大建造物群の残る黒島重要伝統的建造物群保存地区 に踏み込んだ。
北前船の人たちの宿泊場所だったとか、船がつかない港だった。(船は少し南の福浦港へ着けた)
日本地図をひっくり返し、日本海を下にしてみると、突き出た能登半島は絶好の寄港地と納得できる。
北の産物を日本海廻りで下関経由大阪へ、後には江戸まで運んだ時代の栄華はもはや跡形もない、現代人にはちと想像力が必要。
 

  


「能登の印象は(黒瓦)につきる」と書いてあるブログを見つけたときは「わが意を得たり」ブログ・今日は、この街に
MEMO;「のとつづり」には、上空からの黒瓦屋根群の写真に以下の<コメント>
能登を訪れてまず目につくのが、民家の「黒い屋根瓦」。陽の光を浴びると、艶やかな瓦の表面がきらきらと光り輝き、その美しい町並みに心を奪われます。どうして能登では黒い瓦が使われているのか。
諸説あるようですが、「屋根の上に積もった雪が、早く解けて滑り落ちやすいから」というのが有力な説のようです。

能登①内浦 能登島~七尾湾かき祭

2014-02-16 22:54:03 | 名古屋 赤倉 金沢 富山 上高地
じゃず今日、日曜日は、このところの荒天が嘘のように晴れて気温もどんどんと上昇してあたたかくなった。
各種イベントも中止に追い込まれた昨日の分を取り返そうと、主催者も客もノリノリだ。
こちらも夕方17時の能登空港出発まで、荒削りではあったが、能登のやさしい風に吹かれて里山里海遺産ドライブを満喫した。まったく、”旅は天気次第”と再確認。

・能登食祭市場;七尾湾に面して ジャズのモントレーと姉妹都市とは、共通点は海と、あとは??
   
 (追~) モントレー・ジャズ・フェスティバルin能登”が行われるらしい。

・能登島大橋~能登島~ツインブリッジ能登
  
  
  
     黒瓦のパレードに注目し始めた!


向こうは能登大橋

・能登演劇堂前で 七尾湾能登かき祭
   

 
900円あまりで、牡蠣、えび、ほたての一人前セットを買って、こちらの炭火で焼いて食べるのだが、
ホテルの(美味しくない)朝食直後で満腹、あまり食べられなかったのが心残り。

演劇堂の太鼓; 

~能登半島横断して外浦へ




和倉温泉・加賀屋 (雪月花 浜離宮)は… 

2014-02-16 20:45:54 | 名古屋 赤倉 金沢 富山 上高地
「話の種」に一泊した、超有名旅館の加賀屋・「雪月花」、その中でも”賓客のための特別階”「浜離宮」はいかがなものだったか…
「ぜいたく」な宿が多いマルガリータにして、過去最高の出費だった。
そして、過去最悪の後味に終わった。


特別階の客のためのラウンジ「雪月花倶楽部」からの展望;和倉温泉街に能登島大橋の左は能登島

お湯(温泉)についに入れずじまい、塩素で赤くはれあがった人を見ては…
料理は、団体用を品数を多くした程度、美味しさなどない。
その他細かいことを言い出したらきりがない。

あまりのことに仲居に探りを入れて、いまどき珍しい「〇ったくり」の正体が見えてきた。
団体客が8割がたで、個人客は後回し、ということに尽きるようだ。
「賓客」には、最上階の広い部屋と、広すぎる個室食事処をあてがっておけばよいという感じ。
部屋にアメニティなし、食事処には電話がないから酒の追加もできない。宴会がたけなわになるとこちらの料理はストップ。

この事態に至り、10年前の友人の評:「部屋が広いだけ、二度と行かない」を思い出しても処置なし。
「加賀屋の正しい泊まり方」を書こうと、あれこれ考えたが、ばかばかしくなってきたのでやめておきます。

 もはや”テーマパーク”??







加賀の佃煮 ゴリ、「きんつば」

2014-02-15 23:52:46 | 名古屋 赤倉 金沢 富山 上高地
特にその美味しさが記憶に残った2点、記録かたがた~

・佃の佃煮
 泉鏡花記念館の門前、裏通りに建つ本店、「ごり」の試食が美味しくて次々にはまり…
 品薄のためか高価だが、その価値は十分ある。佃の佃煮本店HP 
   
≪MEMO≫☆古くから全国に知られたゴリ料理
 ゴリ料理は江戸時代から知られ、安藤広重も「浅野川鮴捕図」のなかで描いている。
 文豪・室生犀星は、「ゴリは醜いが垢抜けし、風流な魚である。」
 金沢では、このゴリを冬ごもりの頃の保存食用に佃煮に。お茶請け、酒肴にもなる便利な佃煮として、広く庶民に親しまれてきた。
 ゴリはかじか科の淡水魚で体長6〜10cm位の小魚で、佃煮にほか刺身、唐揚、白味噌仕立てのゴリ汁などの加賀料理に盛んに使われてきた。


・長町武家屋敷跡・野村家隣接の「茶菓工房たろう 」の「きんつば」の餡は職人こだわりの逸品、金沢に来るたびに立ち寄っている。
 店の奥・カウンター席、『雪吊り』の庭に面して、つかのまホッ!
  

 

金沢;鈴木大拙記念館

2014-02-15 22:22:00 | 絵画、展覧会、記念館
世界的・仏教哲学者である鈴木大拙(D. T. Suzuki)。
禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者。
「大拙を「知る」「学ぶ」 思索空間で「考える」記念館。
 

2011年竣工の建物は超モダン、国際的な建築家である谷口吉生氏の設計。建物を見るだけで訪れる人もいるらしい。


古い成巽閣で、暖房もなく足カバーをはいて冷たい畳をふるえながら雛様を見て歩いた興奮とはまた別種の心の高揚、
ここは暖房ガンガン、ギャップに戸惑いながら、静かに思索空間に浸る来館者の合間をさっと。
今回は「大拙」を横に置いて、建築・設計に圧倒されて終わってしまった。
  <思索空間>

今朝の記念館周りはここで3軒目だが、どこも内容が半端でない。
金沢は、兼六園に茶屋街と、ひととおりの観光コースはともかく、一歩細かく入りこもうとすると膨大な知と時間が要求される町とつくづく実感した次第。

≪MEMO≫
「敷地の特長である小立野台地から続く斜面緑地を背景に、石垣や水景などによって金沢を象徴する景観を創造し、その中で鈴木大拙の世界を展開していくことを設計の基本方針としました。
建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています。この3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって、来館者それぞれが鈴木大拙について知り、学び、そして考えることが意図されています。」

≪参考≫ [DNDメルマガ]vol.449 鈴木大拙館にみる谷口吉生氏の至高の世界