マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

オペラ座の怪人25周年inロンドン

2011-11-28 23:12:48 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
午前中に母の四十九日法要を済ませたあとは、「浄め」を求める気持ちを抑えきれずに…
ジャスミン様とやはりカレーラス公演に行こうと、ネットを開いてもらうと、
さすがというか、ジャスミン様、「オペラ座の怪人25周年inロンドン」を六本木プレミアムシネマで発見、

  余裕で良い席を予約購入、その前に、~森タワー美術館に、ZARAに、食事に~など勇むも、
        

  なんだかんだでZARAを少しだけで開館時間。(パリZARAで買ったジャケット2着分が六本木1着のお値段でした!)
  ジャスミン様はバーを通っていくおしゃれ空間ではや興奮気味、ワンドリンク、テーブルつきのリクライニングシートに感激、
         


N.Y.の特等席で観た「ファントム」は、クリスティーヌが繊細で印象に残りました。スタンディングオベーションもすごかった。
ロンドンで観た「ファントム」は、印象に残ってないのです。「レ・ミゼラブル」に行けばよかったと後悔したのを憶えてます。

その他、映画版とか小説とかいろいろですが、“ストーカー”的な印象しかなく…
曲、舞台装置等、最も好きなミュージカルの一つですが。

それが今回は、(私の)様子がちがい(笑)、怪人ばかりに目がいくのです。
男ぶりとしては、歩き方など、マイナス点をつけながらも、どんどん引き込まれていき、
途中からは、ついに「ファントム」開眼 か、遅ればせながらも自分の中で…、
  
  ≪これは、コンプレックスある人の、とうてい届かぬ真実の恋をえがいたもの、
   実は、この世の恋のほとんどが、このパターンに当てはまる失恋ではないだろうか、だからこれほどの人気に。》

何をいまさらの解釈~など言われそうですが、
3時間のうちに、ラミーン・カリムルーのファンになってしまったことは間違いなさそうです。
    すぐに恋敵発見;右脳主婦のロンドン鑑賞記録 すごい追っかけファンです、  ラミーン・カリムルー、ただものではない?

公式サイト
「演劇ニュース」レポート
映画版予告ユーチューブ


《追~》終了直後、感極まっている私に、ジャスミン様が「ファントムは音程がずれている、全体的に低くずれている」とつぶやいて。
    そんな!と、半信半疑で調べていくうちに以下の記事。
    録音技術の問題らしいが、絶対音感のある人には要注意なのでしょう。
       ロンドン講演記録は音がずれているらしい

エリック・サティ 再び~ 

2011-11-24 16:04:53 | フランス 
北仏旅行中、オンフルールからドーヴィルへ向かう道すがら立ち寄ったサティの生家。
11時開館まで待てずに、内部に入らなかったことが、妙に後を引く気持ちにさせられていました。旅行中のサティー生家の写真記事

帰国後、手持ちのCD2枚を聴き比べるうちに、
   
  

15年以上前に、グノシェンヌを弾いていたことが思い出され、…決して好きな作家、好きな曲ではなかった、
 
 ジャスミン様のピアノに付き添ううちに、音大出たての丁寧で初々しい、現代音楽志向の先生で、
 自分もまた弾いてみようかという気になり、
 (私は小学校時から、あの当時は学年に一人か二人でした、ピアノを習っていて、高校までピアノ伴奏係でした。)
 
先生から最初に「これはいかがですか?」と渡されたのが、サティ「グノシェンヌ1番」
さすがにジムノペディは(単純すぎて?)渡せなかったのでしょうが、

ジムノペディ第1番
   

長いブランクの後の現代音楽知らずには、やさしいのか難しいのか、

グノシェンヌ第1番
 小節線や拍子記号がなく
 ペダル使い、右手親指使い(左手補助)も落ち着かない。
「Du bout de la pensee(思考の先端から)」「Postulez en vous-meme(自分自身を疑って)」独特な発想記号、
 グノシェンヌ~グノス~古代クレタ島の都、異国風、神秘的に流れていく気持ち悪さ、

不幸な出会いだったのかも、
小学低学年のジャスミン様がインベンションのその先、三声シンフォニア、ベートーベンの変奏曲にいかに自分を出すか、という横で、
どうも易しすぎる異国風で…
先生からの楽譜はその後、北欧シベリウスやスペインのアルヴェニスなどわかりやすい曲にシフト~

今、フランスから帰ってもう一度CDを聞き、解説など読むうちに、あの時の先生の意図したものに気が付いたのです。
  現代前衛音楽に大きい影響を与えた記譜法をぶつけ、
  単純化された楽譜中に現代音楽の走りを理解する感性があるかどうか。

今やCMでも使われて耳になじみ、“現代音楽”などとことさら言い募る時代ではなく、
時代が少し早かったのでしょう。


サティー ウイキペディア
サティー アンサイクロペディア
ジムノベティの演奏ユーチューブ
グノシェンヌの演奏ユーチューブ
サティーのシャンソン「あなたが欲しい」ユーチューブ

北仏⑤ パリ~羽田

2011-11-23 18:01:28 | フランス 
昨夜、ホテルからのパリ方面夜景
 

 ライトアップされたサン・ジェルマン城

宮殿の朝食会場


  

  まだ薄暗い8時前には、空港へ出発。

 両方向ともにノロノロ
やっとのことで高速へ、やっと空港表示!
  
    (追)何でも知っているF氏によると、この渋滞は有名なパリ名物らしい、少しの傾斜で自然渋滞かとも。
千葉方面京葉線と同じで何時ものことで、
だから誰もが平然と粛々と進んでいたわけですか

朝のラッシュに加えてパンク車が高速上に、一時は通行止めだったのかも。
    頭がピカピカした先導車2台を発見 その先は車なし!
混雑が異常な感じはあたってたのです。 今回の旅は、よくよくパンクに縁があるようです(笑)

空港までノロノロ2時間、すべりこみセーフ後、ラウンジも寄らずに…
今度はエールフランス(コードシェア便)のコンピュータートラブルで出発が30分遅れ。
 
 今回利用の羽田発着便は、時間が有効利用できるのでビジネス客受けを狙ったとか。
 この便は、羽田23日7時着で祭日のため、もったいなかった。もう一日延泊できたところです。
 そのせいでしょう、ビジネス席はほとんど空席、サービスも至れり尽くせり、だまっていてもアイスクリームとか。
 焼酎森伊蔵はこの便に載せてなく、残念。

あとは食べて寝るだけ~
  

  


この旅の反省点をメモっておくと。
◎ レンタカーは行った先の国産車で。(日本ならトヨタ、ニッサン)
   トラブル時の修理体制が大事。フランスならプジョーかルノーで。
◎ フランス、ヨーロッパはマニュアル車がほとんど、カーナビも大きい空港しかないと覚悟しておくべき。
◎ 高速料金所ではカード支払いが便利、 
◎ 田舎のフランス人はとても親切、(ただし…これは若くてかっこいいジャスミン、こゆき組の功績
◎ ナビなし時に町を抜ける時は、PARIS標示に従って。“すべての道はパリに通ず”  コンパスは必携。
◎ レストランは月休館、美術館の昼休み(12~14)
◎ ホテルには明るいうちに、 特に今回のシャトーホテルコレクションはわかりにくかった。 

北仏④ オンフルール~ルーアン~St.G.アンレイ

2011-11-22 12:31:40 | フランス 
エトルタ、ドーミーハウスの朝、ホテルゴルフ場からの眺めも目が覚めるよう。

 



あちこちにアンドゥー鉢、  我が家のアンドゥー鉢はこちらから☆
  

昨日、断念したオンフルールとドーヴィル経由で、ルーアンへ向かうことに。

朝日のオンフルール、絵葉書のような港町、


サティ♪の家の前、11時の開館を待てずに外観だけ、
 

ドーヴィルは完全にシーズンオフ、映画祭に来てみたい。





  ブータンゆかりの景色

ここからルーアンまで、高速で40分くらい、大聖堂の152mの尖塔を目指して進みます。
 

 ノルマンディで唯一2つ星の“Gill"は大聖堂を下ったセーヌ河畔、日月休みで断念。

 大聖堂のこの迫力。

 
旧市街は、一方通行、バスレーンで、ナビなしには動きようがなく…


St.G.アンレイのルイ14世ゆかりの城にチェックインして、
  

 

 
     ホテル客室からセーヌを隔ててパリの街並みが。

地下鉄でパリ、オペラへ出て日本食というコースに変更です。

 

パリ ラファイエット、オペラ座近く、はやクリスマスのイルミネーション

 

 この雑踏はN.Y.以上?

北仏③M.S.ミッシェル~ルアーブル~エトルタ

2011-11-21 14:17:24 | フランス 
昨夜は真っ暗で分からなかったホテル外観と、手入れの行き届いた中庭、
  

オーヴェルジュの朝食は美味しい。
  


朝もやのモン・サン・ミッシェルまで40キロ、早起きの日本人ツァーと進むことに、


朝日に輝くM.S.ミッシェル

 
修道院脇から砂地をのぞきこんで

  
   

この後、昨日の道をバック、RENNES 飛行場のハーツにオートマ車&カーナビを求めて進みますが、
飛行場までたどり着くのに難儀の上に、昼休み2時間待ち、結局なし!
    

あとは、こちらの頭をマニュアル思考に替えるしかないと、一同覚悟を決めて、

A84 高速をひたすら、東北方向へ、
 

途中、分岐で間違えること数回、地方の小都市地名が頭にないのだからとっさの判断ができない。
複雑な6速シフトの上、左席で慣れない右手レヴァーなので、1188様は腱鞘炎模様で湿布の騒ぎ…

ここで、ついにマルガリータこと私が助手席にはいり、全指揮権を発揮せざるを得ない状況に、
  
   CAENの中心からやっとA13にはいると、Deauville(ドービル)Honfleur(オンフルール)もしりぞけ、
   このまま高速でセーヌ河口のノルマンディー橋をわたりルアーブルに行くのがベストと説得。
   夕日がおちかけていて、今宵のエトルタのホテルさがしを考えるとこれがタイムリミットと思いました。

 霧にまかれるノルマンディ橋

ルアーブルでの「日の出」ならぬ「日の入り」でしたが(笑)、素晴らしいタイミングでした(自画自賛)





その後、エトルタの標識にそってすすむと、これが山側を行く最短距離でスピードも70㌔超、
エトルタの町に入ってすぐに「ドーミーハウス」を見つけ、6時に到着、あっけないくらいでした。

ディナー前、ライトアップされたアヴァルの崖までそぞろ歩く余裕のひと時が生まれました。




今宵のワインは、地元ボジョレヌーボー、少し冷やして、美味しいが、羽田の方がよかったという意見も。

  

  
   

北仏②ロワール~(トラブル)~サンマロ

2011-11-20 05:21:49 | フランス 
朝方は、ひんやりとした気持ちの良い気候です。
ロワール河にそっていくと、古城が次々にあらわれます。


  

Chinonから美しい村が点在します。Candes St.Maltan、 Saumur、ANGERS,
   

聖地 カンド・サン・マルタン 
  

モンソロー A.デュマ「モンソロー夫人」の舞台となった城
 

ソーミュールSaumur城 おとぎ話風 ホテル一押しの城 ロワール川と青いスレート屋根が連なる町の眺めは非常に美しい。
 
                                                           ブドウ畑がある

アンジェ城 軍事的な城 「ヨハネの黙示録のタペストリー」は昼休みで断念。
  

   


美しい風景に時間をかけすぎて、今日のハイライトモンサンミッシェルまで、高速道、ナント経由でも270キロ、あわてて飛ばしすぎたか、20キロ手前地点で石の舗道に乗り上げて前輪パンクのアクシデント、

 あと20キロ地点でした

すぐ横、反対側にも同じような亀裂のパンク車が放置されていて、魔の場所だったのかも。
スペアタイヤを取り出しジャッキで持ち上げようとしましたが、うまくいかず、
ちょうど通りあわせたマウンテンバイクの老夫婦に助けられました。なんと、ジャッキの向きが日本と反対でした。

スペアタイヤは最高速80km、50kmまでしか持ちません。老夫婦から聞いた10km先のPontorsonのギャラージ(修理工場)へ。

  
プジョーは休み、ルノーが開いていたのは本当にありがたかった(今日は土曜日)

パンクしたタイヤはモルト(死)、ベンツEのスペシャルタイヤは在庫なし。何軒も近隣にあたってくれましたが、ない。

ここでHerzに連絡することをやっと思いつき、(キーにトラブル時の連絡先が。)
女性スタッフが電話で担当者を呼び出して、人数、荷物の数、今夜の宿泊ホテルCancaleまで説明してくれました。
ハーツの指示は、 ベンツEのタイヤは近辺にない、St MaloのHerzに代車を用意するので、6時までにサンマロに行けと。

  あとで感謝状です。

St Maloはここから50km、安全運転で行きましたが、Herz営業所の地図がアバウトでSt Maloの城壁内までさまよいこみ、
土産物屋に飛び込んで聴き出すと、城壁外の海辺でした。

 

 

代車のフォードはマニュアル車、カーナビなし
明日、Rennes飛行場のHerzに行けばなんとかなるかもという話でした。

 

ここから1188様の30年ぶりのマニュアル走行です。
ホテルの住所もナビまかせの習性で正確な場所が特定できず、もう真っ暗。
 迷い込んだ住宅街で、たまたま車で家に入ろうとしていた母娘をジャスミン様がつかまえ、この親切な母娘が幸運にも今宵の宿「ティレル ゲラン」を熟知していたので助かりました。
  家の中まで入れてくれて、地図も詳しく書いてくれて。

どんな旅でも一度はあぶないめにあっては来ましたが、パンクにカーナビなしのピンチです。

ホテル到着はジャスト7時でした。
このホテルはオーベルジュでレストランだけの利用者にも大人気とか。
確かに素朴な料理の仕方でシーフードの素材を生かし、日本料理にも通じるような美味しさでした。それに安い!
   

  

  

  

      明日からのことはとりあえず横に置いて~












北仏① 羽田~シャルトル~ロワール

2011-11-19 17:29:29 | フランス 
17日羽田深夜便JALにて、シャルル・ド・ゴール空港まで、
ボジョレヌーボー解禁日で、ファーストクラスラウンジでふるまわれた赤、美味しくて少し飲みすぎました。

 



席に着くなり12時出発もわからずに、7時間半もの熟睡☆

パリは朝6時、気温も6℃、乗客もしっかりとした防寒姿でした。
今回のレンタカーは、ベンツEクラス、加速がすばらしい。
純正のカーナビなので、慣れたハーツのハンディータイプと異なり、慣れるまでは少しの間、苦労でした。

パリ中心部は朝の渋滞で、抜けるのに思わぬ時間がかかりました。

  

それでも、シャルトル大聖堂には予定通り10時前には到着、さわやかな空気で気温ほどの寒さは感じません。

  

  

 

さらに南下、城の住所がナビに入らず、苦労しながら、

ロワール渓谷のシャンボール城は外観のみ、イタリア人カフェの美味エスプレッソで一息、



  

シュノンソー城は中までじっくりと、

 

  

   

 はや夕暮れ、広大な見渡す限りの農地に沈む夕日に急き立てられながら
                              宵闇の今宵の宿、シノン、シャトー・ド・マルセイに6時半到着、



一つ星のディナー、ソムリエおすすめの地元ソーヴィニヨンの貴重な白ワイン、34ユーロ。
はじめの、フルーティーな甘さが、デカンタで空気に触れさせるにつれドライになり、最後は奥行きあるのど越しに、
白のデカンタは初めて。日本でもシャブリに飽きて、ソーヴィニヨンの人気が高まっているとか。私も鞍替えしようか。
  
   《追》シノンといえば赤が有名ですが、ここ地元では白も上質なものがそろっています。
     「いいものは地元で全部飲んでしまうから、パリにはほとんど出回らないんですよ。」

  

フォアグラ、トリュフも日本では見たことがないような料理の仕方
    

プレデザートからデザートへ、 

チョコレートも豪華、       


朝のコンチネンタルもさすが美食の国、華やかさあふれ、きょうの楽しい旅の予感が満ちてきます。
  

   

   

北仏 旅の資料集

2011-11-17 10:36:34 | フランス 
北仏の旅の資料集です。
ロワール、ノルマンディ、イル・ド・フランス、料理&ワイン&チーズ、フランス映画、印象画、中世美術、聖堂、

取り急ぎの総ざらえ、あらためて、芸術の国フランスの奥深さを感じています。

 





    

 

 

  

 

 

  パリ抜き旅程ですが最終日メトロ&RERで往復? 

フランス・アンドゥー鉢と11月の庭

2011-11-17 10:34:19 | マルガリータの庭11月
最近の日曜日の買い出しルートです。

朝7時半出発、百観音温泉の高濃度アルカリ泉で、体調を整えて、
すぐそばのジョイフル幸手のバラコーナーへ、なじみのサタッフに一声かけたりして、今日もバラ5鉢etc.

佐野プレミアムアウトレットで気分を変えて

一番のお楽しみのガーデンカンパニーへ。目の保養、インスピレーション、いずれも一段上級の格がうれしい。
今日は、かねて狙いのフランスポット Anduze アンドゥーズ H60 のアンドゥーLL AT(アンティカ)の購入です。

   

以下は、以前購入ののドリップ・グレイズ アンドゥーM TD の2鉢。

 

 

今日のバラ ラファエル

2011-11-17 07:57:03 | 今日のバラ
ラファエル【ヘブンシリーズ】 2008年河本園 四季咲き 0.7m、シュラブ 6~8cm、中輪 ロゼット咲き 微香

可憐なピンク、病気に強く、くり返しよく咲く。背丈はあまり大きくならない。

名前の由来  河本バラ園の「ヘブンシリーズ」から
 イギリス17世紀の詩人J・ミルトンの、旧約聖書『創世記』がテーマの叙事詩『失楽園』に登場する天使たちの名を持つシリーズ。
  ラファエルは「癒しの天使」とされ、天使たちの最も親しい友人。

満開の鉢を買い求めたのですが、はや、傷んできて、急きょブーケにしてピアノの上においてみました。
ピアノの鏡面に反射、北向きの部屋が一気に明るくなったのです。

 


《追》 ミカエルよりさらにコンパクトな樹形。
   名前の『ラファエル(Raphael)』は、 「癒す者」という意味を含み「治療する輝かしい人」「神の薬」の意味。
   イスラムの読みは『イスラフィール』
   ミカエル、ウリエル、ガブリエルと共に4大天使の1人とされ、割と温和な性質の天使として伝えられている。


















今日のバラ グラハム・トーマス

2011-11-17 02:44:59 | 今日のバラ
グラハム・トーマス 世界中で最も有名、歴史的品種のイングリッシュローズ 1983年 G.Austin イギリス
  2009年世界バラ会連合「バラの栄誉の殿堂」入り。

育てやすさとクラシカルな花形、すっきりとしたティーの香り、ツルバラにも利用できる。
年数が経過した株ほどよく咲く、この株はまだ3年目です。
秋枯れの庭にこのアピール度、目を見張ります。

名前の由来 D.オースチンのよき友人でオールドローズ研究家グラハム・スチュアート・トーマス氏にちなむ

     覚え;モティスフォント・アビー ハンプシャー州 トーマス氏のORコレクション
        シシングハースト・キャッスル ケント州 ホワイトガーデン
        ライ・バラ園  Roseraie du Val-de-Marne パリ南隣ヴァル・ド・マルヌ県にある世界有数のバラ園

 

 

   雨上がり、手入れ前のそのままを夢心地で撮りました。

北仏宿泊ホテル リンク集

2011-11-15 19:23:59 | フランス 
11月18日《1泊目》ロワール渓谷 シャトー・ド・マルセイ  1つ星レストラン
            古城ホテル
            詳細紹介
 

11月19日《2泊目》カンカン  ティレル・ゲラン  1つ星レストラン
             オーベルジュ
             詳細紹介
             紹介


11月20日《3泊目》エトルタ  ドーミーハウス (モネのエトルタ断崖が見渡せるホテル)
             詳細情報


11月21日《4泊目》サンジェルマンアンレイ  パヴィヨン・アンリ・キャトル(ルイ14世が生まれたマナーハウス)       
 ブログから

ルーアン近くの「美しい村」

2011-11-15 12:50:00 | フランス 
今回の北仏旅程は短かすぎて、事前の調べは極力回避の私も、見落としがないようにとあせるばかりです。

5月の南仏で、迷い込んだ村での赤い花のついた看板「プリュ・ボー・ヴィラージュ・ド・フランス」が大事とわかり…
  
  “交通の便は決してよくなく、地図にもやっとでているような小さい村、
   自分の宝にしておきたいマイナーな場所探しの好きな旅行通にはピッタリ”

ルーアン近く、「フランスの最も美しい村々」公認、3か所の紹介記事を見つけて、備忘録です。

 

①La Roche-Guyon ラ・ロッシュ・ギヨン ?;01-30-98-32-52 白亜の洞窟から生まれた村

   セーヌ河畔、柔らかい白亜質の土壌、天守閣と城
  

②Gerberoy ジェルブロワ  ?;03-44-82-33-63 咲き誇るバラの香りに包まれる村
           印象派の画家アンリ・ル・シダネルが19世紀末に城跡地にイタリア風の庭園を造り、バラの村づくりを勧めた。
 
レストランが2軒(Le Vieux Logis)あるだけ、知る人ぞ知る村
 大半が15~16世紀に建てられた村の家々には、お隣のノルマンディー風の壁面に木組みがみえる。
  
③Lyons-La Foret リヨンス・ラ・フォレ  ?;02-32-49-31-65 ブナの森に囲まれた古の村

 ヨーロッパ最大のブナの森に囲まれた村 
  17~18世紀の木組みの家 屋根付き市場のある広場 ラヴェル 「3つの水車」 ホテル「ラ・リコルヌ」3つ星

ロアラブッシュ 非日常の館

2011-11-14 19:28:09 | グルメ、酒
先週から今週、来週とフレンチづくしです。

今日は、青山ロアラブッシュ L’eau a la bouche のランチ、

  
    もともとは資産家にしてフィクサー、O氏の邸宅         大正建築の意匠を受け継いだアンティークの洋館

友人からは、以前より何度か誘われていたのですが、気が多い私達、その都度、他店にいってしまい、
10周年パーティー(17日)と聞いてその気になると、フランス行き当日だったりしたのが、
今回ばかりは、お互いにねばって、実現にいたり~

  
アールデコの巨匠、エルテの作品の数々、 本物の放つ輝きと威力を間近で

感動しました。
いつまでたってもフランス料理がわからない私ですが、ワインは少々うるさい、
ワインが美味しければ、お料理も勢いでいってしまうタイプです。
大体、いつも、シャブリで行くのですが、
ソムリエおすすめのシャルドネ、なんというか、コクのあるドライな美味しさで病みつきになりそう。
とても美味しかったですというと、この慇懃で折り目正しいソムリエが心からにこっとしてくれたのです。

  

魚と肉の両方のサーヴィス、



デザートはワゴン2台がテーブルまで、好きなだけとりわけてくれる!

  

女性のグループがほとんどだったのは、うなづけるとして、 
このあたりが不満といえば不満、女性グループのお互い気を使うさまは見ているだけでも興ざめ、ランチだから仕方ない?

私たちも、女性グループに違いなく、余分なことは言えませんが…
20年の付き合いでも、心の底まで共感しあえたのは初めてかも、このムードがそうさせたのか、
あの何事も笑って動じない彼女が、私の話に自分の来し方を重ねたのか、涙がとまらなくなってしまったのです。

しっとりとした晩秋、非日常空間が、心まで洗ってくれたのでしょうか。

すべてを忘れさせ、すべてを思い出させる、心のこもったフランス料理の世界が少しわかったような。
   
                    詳しく知りたい人はこちらから

《追~》夜半に、このブログを見た1188様曰く、「いい店だ、夜は高そうだな」
    その夜に、次回は連れて行ってもらいましょうか(笑)