マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調

2012-01-30 21:28:18 | CD・TVの音楽シーン
時差ぼけが治りそうで治らないのです。
夜中の2時過ぎまでパッチリ、それで朝は8時に目は覚めますが…
これが固定してしまって、あっというまに12時のお昼、外は寒いし、散歩どころか部屋も出られない。
今日も、モーツァルトの聴き比べをしているうちに、はや夕暮れ~

      

誰にも言ったことがありませんが、
私のモーツァルトベスト1は「クラリネット協奏曲イ長調」、続くは「クラリネット五重奏曲イ長調」
モーツァルトの晩年の作品はとりわけ名作ぞろいですが、
「五重奏曲」は死の2年前に書かれ、「協奏曲」は死ぬ2,3か月前に「レクイエム」と平行して書き上げられたもの。
「モーツァルトは、長調という本来ならば明るいはずの調性を使って哀しい音楽を書いた」

   


最初に聴いたのはいつだったか、
深く心を奪われ、エンドレスに聞いていたのは、40代半ばころ。
「これからは、自分のために頭と時間を使おう」と、転機を迎えた時でした。

透明感にかげりを含み、悲哀を昇華し、諦念のようなものを感じさせる静かなたたずまい、
どこかの本に「自殺しようとした人が、これをきいて思いとどまった。」とありましたが、
私とてそんなふうな救いを求めていたのかもしれないと、当時を振り返って思います。

〝モーツァルトは〈地上に在る〉ことを素晴らしい光の祝祭、とはっきり意識していた。〉 my MOZART (辻邦生)

幼いモーツァルトの基底をつくったザルツブルクを想いながら。


 
 気が付いた中で ・「協奏曲」を“私の№1”とする人;高橋巌 松本俊夫
            ・「五重奏曲」            ;中村稔 井上太郎



 

油彩「マルガリータの肖像」

2012-01-29 23:34:17 | マルガリータの庭・1月
わが園芸小屋マルガリータの油彩が出来上がりました。
こゆき様からのプレゼントです。風薫る5月、手前の黄色バラは金蓮歩(きんれんぽ)、奥のピンクはラ・フランス
アーチの白バラは、つる・フラウ・カール・ドルシュキ

ていねいに美しく描きこまれていて素晴らしいです

   

昨年の庭、5月の様子はこちらから

          次は私(マルガリータ)の肖像画かしら?(爆)






クロアチア⑨グラーツ~ザルツブルグ

2012-01-27 11:37:07 | クロアチア  ・スロバニア
旅の最終日、朝、グラーツを出発したバスは雪を抱いたアルプスの絶景を右に左に、
 

  
 
  

ザルツブルクへ。(282キロ)晴天の素晴らしい青空。



ガイドと
ミラベル庭園、宮殿、
   

カラヤン像、ドッペラー
     
州立劇場、 
  

マカルト小橋をわたりゲトライデ通り、
    

モーツァルトの生家、
大学広場
  
老舗カフェ、トマッセリのモーツァルト広場
  
大聖堂のレジデンツ広場
  


ここから1時間半のフリータイム。
トマッセリのオムレツも食べず、ザッハートルテもデーメルも買わず、レジデンツのレンブラントも見ず、

◎大聖堂
  

◎モーツァルトの生家
   
『この家でA、モーツァルトは1756年1月27日に生まれた。』 1月27日!明日です!

◎モーツァルトの家
   

ウィーンのモーツァルトの家は以前に2度訪れているのですが、
ザルツブルクは愛好家から熱いまなざしを注がれるだけの聖地と納得がいきました。
  

〈追〉家に帰り、すぐに
   井上太郎  「モーツァルトのいる部屋」「わが友 モーツァルト」「モーツァルトのいる街」
        〝モーツァルトの音楽には、彼の過ごした街の光と影が映し出されている。彼がそこで誰と出会い
         何を体験し、何を思ったかが、通奏低音さながらに鳴り続けているのだ。”         

   海老沢 敏 「モーツァルトを聴く」「モーツァルト・十八世紀そして現在」
   高橋英夫  「疾走するモーツァルト」

   小塩節   「ザルツブルクの小径」(音楽と食彩の旅)
     〝岩塩(ザルツ)の鉱脈を地底深く走らせ、硬い岩盤の上に、ドイツ的清潔さと堅牢さにイタリア的な明るさを取り合わせた、
      地上の珠玉と呼ぶしかないこのザルツブルク。”
     
     〝モーツァルトほど、世界中の人々に愛される音楽家はいない。
      偉大な作曲家や指揮者、演奏家は空の星のように多くある。しかしモーツァルトほど深く愛される人はない。
      そして人は、自分くらいモーツァルトを愛しているものはない、と思う。
      それも当然のことだろう。それでいて、いざモーツァルトについて語ろうとすると、一種の失語症に罹って「愛している」
      としか言えなくなるのだ。”
      

クロアチア⑧ブリトヴィッツェ湖群

2012-01-26 14:22:15 | クロアチア  ・スロバニア
コレニツァのホテル、マコーラ(熊の意?)を出発して、
1979年世界遺産のクロアチア最大最古のブリトヴィッツェ湖群国立公園観光です。
大小16の湖と92か所の滝ブリトヴィッツェ川とコラナ川の合流点で、落差78mの滝、ヴェリキ・スラップ






例年なら、この時期は80cmは積もるという雪もなく、遊歩道も新雪がうっすらで歩きやすい。


1時間あまりの下湖群ウォーキングのあとはコジャク湖を遊覧船で15分、


  不断のトラバーチン形成;トラバーチンとは、カルストの川と小川から流れる水が、境界、河口、および他の地形などを築き
              炭酸カルシウムの沈殿により作り出された多孔質石灰岩です。(パンフより)

中国九さいこうと比較して、「こちらの方がセンスがいい」という評もあるらしい(ガイドより)

このツァーにこんなハイライトが待ち受けていたとは、目が覚める思いでした。


昼食に魚料理(ガーリック風味のマス(鱒))、あっさりと美味しい。
その後300キロ、スロヴェニア、オーストリア国境を越え、オーストリア最南端の古都グラーツGraz到着。
クロアチアぼけした頭が一気に文明の世界へ、
丘の上、ライトアップされた城はシュロスベルクか。


夕食も趣あるレストラン、


今回はミュンヘンへの中継点での立ち寄りで観光なしが、とても残念です。
ホテル;メルキュール グラーツ メッセも近代的で気持ち良い。ネットの部屋OK(無料)


    
     


クロアチア⑦モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)~コレニツァ

2012-01-25 06:07:07 | クロアチア  ・スロバニア
ドヴロヴニクから北へ115キロ、
途中、製塩や城壁で有名なストン経由、
  

ボスニアヘルツェゴビナ入国
   検問所

イタリア色が強いアドリア海岸から一転、モスクにミナレットなど、トルコ的雰囲気のモスタルです。
いまだに内戦の傷跡が生々しく、カメラが手放せない。
  

ネレドバ川にかかる美しいアーチの石橋、スタリ・モスクは、オスマン・トルコ時代につくられ、
内戦時の1993年11月9日にクロアチア人勢力によって破壊されたが、後に修復されてユネスコ世界遺産に登録された。
雨脚がつよくなり、絶景もけぶりがち。




昼食もチェバブチチ(棒状ケバブ、ハンバーガーみたい)
  

内戦の実録ビデオから、
 
左は橋が壊れ落ちた様子、 右は修復を祝う人たち

  

観光後、ブリトヴィッツェ湖近くのコレニツァへ移動〈309キロ〉
   
                   この山の向うはアドリア海

ホテル到着は8時半、みぞれまじりの0℃、海岸沿いに比して寒さがこたえます。
  

クロアチア⑥ドヴロヴニク~アドリア海の真珠~

2012-01-24 15:28:02 | クロアチア  ・スロバニア
ドブロブニク連泊で、今日はゆっくり町中散策です。
●ドブロブニク全景一望スポット
 
●ピレ門から、フランシスコ会修道院、ピラツァ通り、スポンザ宮殿、旧港、旧総督邸、大聖堂、小噴水
   
●遊覧船45分間のお楽しみ、波が高くひやひや~
   
●ドゥンドー・マロイエにて昼食、まぐろのカルパッチョ、ムール貝といかのシーフードリゾットクロアチア風プリン(濃厚)
   
●マラ・ブラ-チャ薬局~ 修道院併設の薬局で売られる評判コスメ、ローズウォーター、ドライスキン用クリーム、これも濃厚
 
●城壁散歩
  
●ケーブルカーでスルジ山頂へ
  

 古の写真より、
   

●今日こそスパと早めにホテルに帰りましたが、今日からメンテで休み、運に見放されたようで…
  (10日の長丁場は中日でプール&サウナで生き返るのが私の流儀なのに)明日は何が何でも。

クロアチア⑤トロギール~スプリット~ドヴロヴニク

2012-01-23 05:59:09 | クロアチア  ・スロバニア
今回の旅は、一日の半分が移動で、うつらうつら~
クロアチアってこんなに大きい国だった?(笑)
旅の中日ですが、すでに10日分は走った感じで、もう帰りたい

おまけに今日は添乗員席の後ろ、良い席のはずが、添乗員vs運転手の英語のバトルの観客になる羽目に。
初日からかみ合わないお二人でしたが、ついにきょう、決裂!

女性から「 You are stupid」と言われた運転手君「So、I will stop driving」と脅しにかかる。
彼女は、その腹いせに本社に携帯でクレーム三昧、「この運転手では、明日から100パーセント客を案内できない」
ついに目標達成、この運転手は今日かぎりとマイクでいうときの感じは冷静そのもので別人のよう。
対男性との英語のケンカはかくあるべし、いかに感情的にさせるか… (日本語でも大差なし?)

●トロギール
 朝のホテル周辺
   

 
 世界遺産 聖ロブロ大聖堂
 

●スプリット
 世界遺産 ディオクレディアヌス宮殿
 

●昼食 クロアチア風ブイヤベース

●ドブロブニクまで204キロ クロアチアらしい風景が続きます~
 
 
 
 
 一瞬、ボスニア・ヘルチェゴビナ入国
 
 
 

●ドブロブニクのホテル到着 夜景も美しい
 

  ※※ 成田で購入した を、ついに自分用に開封、できあがってしまって、今宵はここまで
 

クロアチア④オパティア~シベニク~トロギール

2012-01-22 04:08:34 | クロアチア  ・スロバニア
昨日は、ネット事情が悪く失礼しました。
きのうの記事から始めるべきですが、今日も話題満載で~

実は今宵のトロギールのホテル、メデナは旧共産圏時代の代物で、
2時間50クーナ(700円)のはずがパスワード発券機が謎の故障で、あっさりNO!と言われたのを、
3回ねばってフロントカウンターの端末を無料で使わせてもらうことに。
椅子は、ジャスミン様が、背の高いのをバーから内緒で拝借してきて(笑)(笑)


本題です~
(ただし受付の好意にたよって時間制限があるのでハイライトのみで)

●この旅で初の晴天、朝のオパティア散策 クロアチアのリビエラ(世界中リビエラあり)
 
 

●雪景色の山越え280キロ 寒さと長時間移動にいいかげんウンザリ
 

●シベニク
 まず海に面して、昼食 リヴィツァ ポークカツレツ、シェフは数々の賞受賞
   

 聖ヤコブ大聖堂(下部ゴシック、上部ルネッサンス)世界遺産
   

●トロギールの巨大ホテルメデナ(豪華という意味ではありません)
 

クロアチア③ブレッド湖~ポストイナ~オパティア

2012-01-21 04:35:28 | クロアチア  ・スロバニア
昨夜は真っ暗で、ホテルの目の前がブレッド湖だったとは。
●白鳥のブレッド湖 アルプスの瞳
 手漕ぎ船で島へ、
  

 聖マリア教会 スロヴェニア人の夢の結婚場~百段階段
  
 ブレッド城
●白身魚フライの昼食
●ポストイナ鍾乳洞~ この旅で一番の感動候補 幻想的で広大、トロッコと徒歩2キロ
 
 
 
 鍾乳洞に住む類人魚(盲目、肌色が人)
 

●暗闇のなか、オパティアのホテルオパティア着、ネット使えず疲労のピーク
 陽気な外人観光客、ジルバにタンゴに~
  

クロアチア②ミュンヘン~ブレッド

2012-01-20 05:56:08 | クロアチア  ・スロバニア
ミュンヘンの朝は冷たい雨風模様、風にしなう折りたたみ傘を維持するのも疲れかけ
それでも、軍需産業がなく大戦の被害が50パーセント以下という町並みは、
他のドイツ都市と比べて、古い街並みがしっとりと落ち着いている。

BMW本社(「四気筒」の愛称で知られる四つの近代的な円筒形の高層ビル)と
道路の反対側の1974年オリンピック時のテレビ塔に競技場、
  

夏の離宮ニンフェンブルク城、
 

街に趣をそえる運河、カナダ雁が飛び交う。 ビールのローベンブロイ直営館
  

ケーニッヒ広場のギリシャ風外観 ドーリア式プロピレン門 コリント式古代美術博物館 イオニア式彫刻博物館
  

バイエルン州立歌劇場、バイエルン王国の初代国王マクシミリアン・ヨーゼフの像、左は宮殿
 

マリエン広場の新市庁舎(ドイツ最大の仕掛け時計)旧市庁舎 
  

サンクトミヒャエル教会 
   


昼食はソーセージと白ビール、
   

ザルツブルグ経由、すっかり雪化粧のオーストリア国境付近
  

  

スロヴェニアのブレッド到着(360キロ走破)、
ホテルイェロビカブレッド、あたりは真っ暗で何も見えない。


《追》見なかったミュンヘン (1月28日記)
   ・ヴィクトリアン広場(旧市庁舎西)ミュンヘンの名物市場 マイバウム
   ・サロメの噴水、赤ずきんちゃんの噴水
   ・ホーフブリウハウス(ヒトラーの演説)
   ・マクシミリアン通り(ブランド通り)
   ・ホテル「フィアヤーレスツァイテン」 ジェームズ・ボンドが「ミュンヘンならあのホテル」
   ・レジデンツ通り、宮殿と中庭 ライオンの像
   ・プリンツ・レゲンデン 「ベニスに死す」の最初の一節
   ・老舗カフェ「アルツミラー」
   ・テアティーネン・ホーフ(中庭)のテラス
   ・イギリス庭園
   ・BMW博物館
   ・郊外の湖畔リゾート キーム湖(狂王ルートヴィヒ二世)
                 シュタルンベルガー湖(皇妃エリザベート)
                 テーゲルン湖(ホテルバイエルン)


クロアチア①ミュンヘンまで

2012-01-18 07:48:21 | クロアチア  ・スロバニア
ジャスミン様と10日間の日程、
ミュンヘンまでANA直行とはいえ、気がかりは何年ぶりかのエコノミー、
窓側席はとれてますが、どうなりますやら

成田、タッチの差で、プレミアムエコノミーを取り逃がして…
ANAラウンジで、おにぎりに白州モルツで元気を取り戻し、
  

珍しいことに、映画に集中できて、エコノミーも恐るるに足らず~


 ミュンヘン上空、窓に雪の結晶

ミュンヘン空港、タクシーがベンツばかり。
  

アウトバーンからのサッカー場
  

メッセ近く、今宵のホテル到着、ドイツらしい機能と清潔さと。