マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

南仏巡礼⑪ ボルドー~ポー~サン・サヴァン~コトゥレ~ルルド

2014-04-30 23:52:42 | フランス 
ボルドーから一気に高速道を160キロ南下した。

・ポー 南フランス有数の観光地という。たしかに有名ブランドが軒を連ねて、駐車違反をとりしまる警官の姿が目立つ。
    雨が本降りで、本来ならピレネーの美しい眺めを楽しムはずだったが。

・ルルドの町中をぐるっとして、
 昼食は、その先20分の美しい山間の村サン・サヴァンのオーヴェルジュ「ル・ヴィスコ」、シェフが有名すぎる。






  



・そこから30分、ピレネー屈指のリゾートタウンコトゥレに走り、様子をうかがう。




ルルドに戻って、グランドホテル・ド・グロットにチェックイン、
 陽射しが出てきて 窓からは目の前にポー川とSanctuaires 聖域





 夜9時からのろうそく行列の道順をたしかめた。

南仏巡礼⑩ボルドー夜景

2014-04-30 02:40:53 | フランス 
素晴らしいオペラを見た後は、夜の街をそぞろ散歩、


目抜き通りのマック

飲食店が立ち並ぶ通りを歩いていて、とても繁盛しているラーメン店があって。
客がつぎつぎに吸い込まれていき、かわりに満足げに出て来る人、人、 こちらも吸い込まれて~(笑)
長~いカウンターに二人がけ小テーブルがいくつか、日本の札幌ラーメンのよう、
人気一番メニューはなんとヤキソバ、つぎにギョウザ、キッコウマンに味も本格的だった。

   

ガロンヌ川岸に出て、右手にピエール橋のライトアップ。港町の風情と匂い。


オペラの右翼まで帰ってきた。左奥がグランドホテル。

南仏巡礼⑨ ボルドー・オペラ座「La Lettre des sables」

2014-04-30 02:10:17 | フランス 
ボルドー オペラ座は、18世紀建造でパリ・オペラ座のモデルになったとか、華麗さ~、
しかし現実に目の当たりにして、聞きしに勝るものがあった。
ファサード、内部、舞台内容、客層、価格、ここでも、豪華、質実、と、ボルドーの相反する姿が立ち現れていた。

フランス語によるフランスオペラで、ネット検索しても出てこなくて、あらすじもわからずに観たが、ソプラノもよく、合唱付き、ボルドー管、楽しかった。 
ボルドー・オペラ座HP
 「砂の手紙」??

 

 





   窓からのグランドホテル



 

南仏巡礼⑥ ボルドー入り

2014-04-29 13:45:27 | フランス 
ついにボルドー入り:




ボルドーの第一印象は『不思議な町』、正反対のものが同居する。
上品と下品、きれいと不潔、フランスらしく、らしくなく~

右がオペラ座、その正面のグランドホテルに夕方5時にチェックイン。




真ん前にオペラ座が見える特等室に変更してもらった。


大聖堂とか目抜きの三角地帯に出て、




連日のフレンチに食べ疲れ、PIZA&PINOで軽く。
  

ボルドー市内のテイスティング一番店
   




南仏巡礼⑤ ドルドーニュ渓谷の旅

2014-04-29 05:41:14 | フランス 
Lacave の城館ホテルの朝、庭を楽しんでおいしい朝食、ゆっくりと出発した。

今日はドルドーニュ渓谷にたたずむ中世の城塞と美しい村々を巡る旅、

・サルラ:「マルロー法」で復元された美しい町
 ジャルダン・庭の町、バラ・デルバールの看板も

 

 サン・サセルド大聖堂
   

 ラ・ボエシの家の前のひとだかり
  

   

・ベナック城
 

・カステルノー城を川向うに臨んで、右端がベナック城


  

・美しい村;ベナック・エ・カズナック (ピサロ、ヘンリー・ミラーが愛した村)
 

◎途中、移動サーカスの車か、『道』ジェルソミーナの世界、南に来た。
  

その後、支流のヴェゼール川に入り、
・レゼジー :ヨーロッパ考古学の中心 クロマニヨン人の骨発見、アブリ・バトー



 

・ラスコー洞窟:チケット売り場の列、1時間はかかりそうで断念


  

・ペリグー:ペリゴール地方中心地で美食の町と期待したが、インフォ近くの妙な感じで(たむろする黒人、あふれたゴミ箱、人がいない)取って返す。
  
そのあとは、高速道路で120キロ、ボルドーまで。
例によって、強い陽射しでサングラス、急に寒くなってコート、局所的豪雨で傘とめまぐるしく変わる天気で、もうろうとしてくる。

 



南仏巡礼④シャトー・ドゥ・ラ・トレイヌ☆

2014-04-28 14:36:09 | フランス 
今日最後のロカマドールの少し北,Lacave
Chateau de la Treyne (シャトウ・ドゥ・ラ・トレイヌ)は、いずれ「マルガリータのお気に入りホテル」 にランクインさせなくては。
 
 

(南仏・エズ、英国・ローラ・アシュレー、USA・トラップファミリーロッジ、沖縄・リッツカールトン、壱岐・海里村上、松島・松庵、北海道・三余庵、富良野寶亭留etc. サービスのよさ、食事の満足度、スタッフの心遣いとそれに見合う料金で、「お気に入り」、リピーターになってしまう。)

世界のラグジュアリーホテルグループ「RELAIS & CHATEAUX」は、ほとんどハズレがない。
全12室のなかで一番良い部屋、元礼拝堂だった部屋に泊まれた。
イギリスのマナーハウスのような風景庭園が窓から広がり、プールにテニスコート、


 

フレンチ、ワインも厳選され(この内容でこの価格、という安さ)、他外人3組も、皆、上品で素晴らしい。
アメニティはエルメス、ジャグジーバス…








南仏巡礼③ミディ・ピレネーの美しい村

2014-04-27 22:32:54 | フランス 
(田舎のワイファイが弱くて遅くて、ほんのさわりだけの記録が続きます。)

ピレネー山脈の麓に広がる地方、ミディ・ピレネー地方、今日は日曜日、どこも賑わいを見せていた。

・トゥールーズ~ALBI(アルビー) ;ロートレックの故郷 朝食



・~ モネスティエ        ;迷路のような路地、サン・ジャック教会




・~ コルド・シュル・シェル   ;「空の上の町」
 

 

・~ カステルノー・ド・モンミラル;堅牢な「バスティード」ピエタ像
  

・~ ピュイセルシー       ;原始時代からの歴史、トゥールーズ伯の別荘地 裕福そう、教会の群青の天井画
 

  

・~ カオール          ;「ヴァン・ノワール」(黒ワイン)とよばれる赤ワインの名産地(中世にはフランスで最も大きい都市のひとつだった)

・~ サン・シル・ラポピー    ;ロット川を見下ろす崖の上 2012年「フランス人が選ぶ好きな村」第一位








(ここから重要な コンク までは往復4時間、残念だがカット)

・~ ロカマドゥール       ;アルズー渓谷 巡礼地 聖アマドゥール伝説 216段大階段









ラカーブ、シャトー・ド・トレイヌ (ドルドーニュ河畔にたつ城館ホテル)に6時半到着、
7時15分よりフレンチ、9時半まで☆

南仏巡礼②「バラ色の町」トゥールーズ

2014-04-27 02:08:24 | フランス 
やっとの思いでトゥールーズまで戻ってきたが、めざすオテル・ド・オペラのあるキャピトル広場へ行けない。

 

土曜の夕方7時、一方通行に歩行者用通行止めに、
おかげ?でグルグルと何回もまわって市内観光できた!
 

最後は最寄に車を寄せて、ホテルマンを引っ張ってきた(笑)
ホテルは歴史的、重厚、




ライトアップされたキャピタル広場 


隣りのブラッスリーでディナー、
フォアグラが新鮮、濃厚、素晴らしかった(との評、マルガリータにはわからず)
ただし、トゥールーズ一の人気店にして、ワインも料理も、パリの美味を思い出させられただけ。

南仏巡礼①トゥールーズ~カルカッソンヌ

2014-04-27 01:30:13 | フランス 
「バラ色の町」トゥールーズ入り、

パリ~トゥールーズは1時間20分の空の旅、

空港から 助っ人ドライバーH氏と合流、ヨーロッパ最大の城塞;世界遺産のカルカッソンヌまで80キロ、1時間



iで、城塞一望地点まで、


ここから「カタリ派」最後の砦となったケリビュス城まで、現代の、車で行く我々にも苦行が待っていた。
延々とガタガタ道を登り続けること2時間以上、地図もカーナビも役に立たない世界。
たまに自転車で上る人にも、もう疲労困憊、ウンザリ顔。


徒歩であと10分のところまで車で上ったが、この「あと10分」の気力もなくなっていて、見上げて写真をとっておしまいです。
  

帰りはまた同じように、一本道をただただ前へ進むしかない。

あれはペイルペルテューズ城か?
同じような城が次々に現れるし、標識はないしで、

マルガリータの留守庭①

2014-04-27 00:37:18 | マルガリータの庭・4月
4月21日から5月8日まで、フランスも素晴らしい新緑と、バラもちらほら、
主不在のマルガリータの庭を、こゆきtyannが写メールしてくれました~
東京も、素晴らしいことになっているようで、早く帰りたい~(←??)
 

 <ウッドデッキ>
 
  モッコウバラが満開ですね~ 2階からも撮ってくれてる~ 

  陽射しが強そう~



 外回りも大丈夫そうですね、メンテの数々、ありがとうございます。





マロニエのパリ⑫ チョン・ミョンフンのマーラー9番

2014-04-26 07:18:33 | フランス 
昨夜に続いてサル・プレイエルに足を運んだ。
今宵はチョン・ミュンフンと音楽監督を務めるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団によるマーラー 交響曲第9番

  

マーラーを劇場で聴くのは初めてで、それも難解な第9を旅先のパリで聴くチャンスがおとずれようとは。
昨夜のブラームスの後で、ジェットコースターに乗っているような落差だ。
チョン・ミョンフンは哲学者のような指揮ぶり、聴衆も微動だにしない。
その聴衆は、高い年齢層でうずめつくされていたのも印象的だった。



終演後、M嬢が「わかりにくいときは、場面場面でどれかの楽器に絞って聞いていくといい。」と言っていたが
そんな耳はないのだ

≪MEMO≫
第9番をマーラーの最高傑作として挙げるマーレリアンは非常に多い。
シェーンベルクは;
彼の第九はきわめて異様です。そこでは作者は、もはやほとんど個人としては語っていません。この作品にはマーラーを単なるスポークスマン、代弁者として利用している隠れた作者がいるに違いない、ほとんどそう思われるほどなのです。作品を支えているのは、もはや一人称的なトーンではありません。この作品がもたらすのは、動物的なぬくもりを断念することができ、精神的な冷気のなかで快感を覚える人間にしか見られないような種類の、美についてのいわば客観的な、ほとんど情熱を欠いた証言です。



マロニエのパリ⑪ モンパルナス墓地

2014-04-26 00:06:28 | フランス 
雨がいよいよ強くなってきた。パリ最終日、じっとしていられない。
路線バスのモンパルナス行きで終点まで15分。
 

 

 

 





・サルトル&ボーヴォワールの墓は入口の門近く、人だかりですぐわかった。
 

・セルジュ・ゲンズブールは今日の一番の目当てで見逃すわけにはいかない。
アタリをつけて、花の多いところでわかった。わりとわかりやすい場所でよかった。
  

その他、サンサーンス、モーパッサン等、有名人の墓探しがこんなに難しいとは。また出直しです。

雨は上がったが、妙に疲れて甘いものがほしくなり、
さすがパリ、フランボワールのジェラートも、アイス入りマカロンもとても美味しかった。