三連休の最終日は、台風の接近で大風雨となっています。
この森はかなりの大雨でも、災害が発生することはまず
ありません。
それだけ地面の水吸収率が高いので、雨に関してはほぼ安心
していられます。
ただ、大風には絶えず恐怖心をもっています。
それはこの小屋の周囲にギッシリと30m超の高木が生え
ていて、それが一本でも倒れたら小屋は簡単に潰れてしまう
からです。
北海道にはめったに来ない台風ですが、稀に本州を縦に
抜けて日本海へ出てからUターンして北海道へ上陸するもの
があります。
このパターンでは、必ずといってもいいほど災害がおこります。
ですから、今回の5号は大丈夫なのかと心配です。
心配といえば日本列島に頻発している地震のことです。
数日前に南九州で大きな地震があって、南海トラフに注意
との警告がありました。
すると2~3日後に関東で大きな地震が発生しました。
そして昨日、北海道稚内の北方沖でかなり大きな地震が
おきました。
震源から距離があったので北海道は最大震度3で済み
津波もありませんでしたが、震源はM7超えの大きさ
でした。
なにか、不気味なものを感じるのは、自分だけではないと
思います。
能登の災害復旧もままならない状態ですから、更なるもの
は辛すぎます。
それにしても、東京の人口一極集中は大地震が発生した
時にはどうなるのでしょうか。
過去には首都移転や首都機能分散の話もありましたが、
今はまったく聞かれません。
ある程度、災害対策ができているせいかもしれませんが、
全国的な人口減少の中で、東京だけが人口増加していて、
このさきも加速していくと予想されているのですから、
過密には気を抜けない状態だと思います。
地方から東京への人口流出の最近の傾向は、若い女性
が多いことです。
田舎では第三次産業が少なく、若い女性の就職が難しい
のが原因のようです。
確かにこの近くの街でも、若い女性を見かけることは
ほとんどなくなりました。
当然のことながら、地方の出生数は減少しますが、ならば
東京の出生数が増えるかといえばこれまた減少し続けて
いるわけで、このままでは東京の人口もいつかは頭打ちに
なってしまいそうです。
今の日本の経済構造は、地方が東京へ労働力になる人と
生産した食料と電力などのエネルギーを提供し、その
見返りとして東京が得た利益を直接間接に地方に配分して
もらって成り立っているわけで、まず東京が潤ってその
結果として地方が良くなるしくみになっています。
ですから、東京が大災害に見舞われたら地方はたいへんな
ことになってしまいます。
そのへんのことは政治家さんたちがしっかり考えてくれて
はいると思いますが。
幸いなことにこの森では、その辺に生えている葉っぱを
食べても生きていけるので、あまり心配はしていませんが。
とにかくこの台風、のんびり移動しているようなので、
早く通過してほしいです。
もうキノコが顔をだしました。秋近しです。