
暖かい日が続いています。
とくに、昨日は大寒だというのに、お昼には気温は9℃まで
に上昇しました。
これはもう異常というべき気候です。
ぽかぽか暖かい日は、それはもう北海道人にしてはありがたい
ことなのですが、ここまで暖かいと不気味な気持ちになって
しまいます。
昔から大寒に入ると、全国各地で一年の最低気温が記録され
ることが多いのです。
ちなみに1902年の大寒時期に、ここ北海道旭川では
-41℃が記録されています。
この記録は一世紀以上たった現在でも破られていません。
週間天気予報を見ても、この先暫くは暖かい日が続きそう
です。
暖かい日が続けば当然外出も楽ですし、室内の暖房費も
ずいぶんと低く抑えられます。
この物価高の中ではほんとうにありがたいのですが、ただ
無邪気に喜んでいていいのかな、と妙な気持ちになります。
しかしこの時季の水菜、春菊、ごぼうは確かにおいしい
ですね。

今年の大寒は2月2日までです。
そして2月3日は立春ですから、このままいけば最高に
楽な冬となります。
しかし、今日のニユースでは超大国の大統領が「化石燃料
を掘って掘って掘りまくれ!」などと怒鳴っていたから、
地球温暖化はさらに加速されていくことが予想されます。
また同じく今日の報道で「どうやら去年の地球温暖化が
産業革命からプラス1.5に達してしまったようだ」との
ことでした。
これだけはなんとか阻止しようとみんなで頑張って来た
のに、ほんとうなら残念というより他はありません。
温暖化はこの先どうなって行くのでしょうか。
不安です。
さあ、二週間後の楽しい「立春」のことを考え
ましょう。