暑いなぁ~と思いつつアトリエを覗くと、机の上にこんな物がのっていた。
「ヒロクニさん、何に描いたの?」と詳しく見ると、画材店が小さな画材を入れてくれた「油絵の具の箱」に描いていた。きっと、箱を処分するつもりだったのに描いてしまったと云う感じがして、クスッと笑ってしまいました。
家の中も暑く、暑さのせいか2人とも口数が少ない。
わたしもヒロクニさんに話かけようとするのだが、「暑いね」。ぐらいしか浮かばない。
ヒロクニさんも無口で、顔をみたら、ブルドックみたいに頬の肉がゆらゆらしている。そして、への字にいがんだ唇。もしかして、熱中症にかかりかけてる?「クーラー入れようか?」と言っても、「サホリが入れたいなら・・・」。と言う。「わたしは、まだ耐えれるけれど・・・」と言いながら、ヒロクニさんを見た。
これは、やばいのでは?朦朧としかけているように見える。(中学生の時のあだ名は、ブルドックだったのだそうです。)
何で、クーラー如きに意地を張るのか分からないが、「さほりは、クーラーを入れたい」とのたまって、部屋を冷やした。すると、ヒロクニさんは、生き返った。
クーラーを入れて、快適、快適!というのに反発していて、クーラーを入れるのは卑しい、浅ましいと思っているので、言い訳がいるのです。健康管理の為には、もう、何でも私のせいにして貰っていいよと思った瞬間でした。
昨日は、カレーライスを作りました。
甘いカレーを作って欲しいと言われ、玉ねぎのみじん切りを炒めたものを多めに入れ、甘さはチャツネで出し、牛肉好きのヒロクニさんの為に圧力鍋で食べやすいように煮込みました。
小玉スイカを用意して、2cm角位に切ってタッパに入れておきます。小鳥のような食事の取り方をするヒロクニさんが、いつでも食べれるように。
夏の楽しみのトマト。
多めに採れたトマトは、袋に詰めて分けました。
今日は、「ヒロクニさんの為に」のごり押しです。
「あなたの為なら、エンヤコラ!!」と歌ってやろうかしら?(ヒロクニさんは、嫌がるのだ)
一応、夏満喫です。あつ~い!