毎日新聞夕刊2006年7月18日掲載
佐藤愛子さんが、戦後の何もない時代に食べた、がまんの味「すいとん」を語ります。
ヒロク二先生は「おふくろが作っていたような気がするけど忘れた。」と一言。
近所の50歳~88歳の主婦の方に、すいとんの作り方をお聞ききしました。すいとんの話は、けっこう盛り上がるのです。皆さん、いきいきとおしゃべりする。具はさつまいものつるだとか、味噌仕立てもあるとか、家は田舎だったのでいろいろ野菜が入っていたけれど、都会の人は大変だったでしょうね~とか、あと戦後の話。家も焼けて何もなくなったけれど、悲しくもなんともなかった。怖くもなかったと言う人も。兎に角、生きていく話。聞いていると元気になる。
ヒロク二先生曰く、「具を入れない、すいとんを作れ。」とのコト。
すいとんは、小麦粉、塩少々に水を入れ、耳たぶのようにやわらかくより、やわらかくして、左手で、その練った物をつかみ、小指の所から出てくるすいとんの素を、右手で、プチンと気って、鍋のだし汁(沸騰したもの)に落としていきます。
おいしさは、だし汁にあるみたい。具は刻んだねぎだけだったけれどおいしかった。
今日は、鶏肉入りすいとんを作ろうかな?
佐藤愛子さんが、戦後の何もない時代に食べた、がまんの味「すいとん」を語ります。
ヒロク二先生は「おふくろが作っていたような気がするけど忘れた。」と一言。
近所の50歳~88歳の主婦の方に、すいとんの作り方をお聞ききしました。すいとんの話は、けっこう盛り上がるのです。皆さん、いきいきとおしゃべりする。具はさつまいものつるだとか、味噌仕立てもあるとか、家は田舎だったのでいろいろ野菜が入っていたけれど、都会の人は大変だったでしょうね~とか、あと戦後の話。家も焼けて何もなくなったけれど、悲しくもなんともなかった。怖くもなかったと言う人も。兎に角、生きていく話。聞いていると元気になる。
ヒロク二先生曰く、「具を入れない、すいとんを作れ。」とのコト。
すいとんは、小麦粉、塩少々に水を入れ、耳たぶのようにやわらかくより、やわらかくして、左手で、その練った物をつかみ、小指の所から出てくるすいとんの素を、右手で、プチンと気って、鍋のだし汁(沸騰したもの)に落としていきます。
おいしさは、だし汁にあるみたい。具は刻んだねぎだけだったけれどおいしかった。
今日は、鶏肉入りすいとんを作ろうかな?