武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

街にいるふたり(色鉛筆作品紹介492)と 京都・錦市場

2018-06-06 16:48:11 | Weblog


2人の人物は、私とヒロクニさんか?散歩するふたり。
最近、散歩したのは近所のホームセンターで、街に出かけ散歩するのが、めっきり減っています。

そんな中、この絵を見つけ、ふたりで街をうろうろと動きまわる時間を思い出しています。
そう思うと、ヒロクニさんの絵は、日記のようでもあり、体験とビジョンが、交差しているのだなぁと、
つくづく感じます。

絵も以前とは変化していっているのも、感じています。
以前の街の絵は、細密描写のように細かかったのですが、その中に隠れるように人が描き込まれていました。
今は、人物がだんだん大きく表現しているように思います。
理由はよくわかりません。

生活の中での変化は、今までの勢いで制作を続けると、眼精疲労から体調が崩れるようなので、
「無理は、してはいけません!」と、私が忠告するようになったことが一番の変化です。

ヒロクニさんは、性急な性格で、「イラチ」というか、じっとしていることが苦手なので、
ついつい突っ走るのが常なので、「気分が悪くなってきたら、一度手をとめること」と、
何度も注意しているが、同じことを繰り返しています。
そして、いつもマッサージで、急場をしのいでいます。

私も「80歳なんだから、いつまでも若い時のようにいかないこともあるでしょう?」と、
問いかけるが、「そんなこと許せん!」という顔つきをしている。

ヒロクニさんが私と結婚したときは、52歳だった。
私も、その年齢を過ぎ、55歳なのだ。
この事実を再認識したのは、「二の腕の皺」である。
暑い日、ノースリブを着ていた時に、目の前の二の腕のところがブルンプルンとゆれていた。
そして、おばあさんのように、皺がくしゃくしゃとなっているのが目についた。
そして、祖母の皺皺の姿を思いだし、私達って高齢者夫婦???と疑問が・・・・・。

最近、普段はめっきり化粧もせず、服装にもかまわず、髪型もかえてないのに顔が変わってきているので、
なんかそぐわないような感じ。今は、土の再生の作業で顔に砂塵がかかったままで出歩き、
ヒロクニさんから「顔を洗え!!」と言われる始末。
私も変化してしまっていたのです。

「ふたりで老化か?」
やはり、お出かけはたまに必要だと、思いました。


そんなわけでちょっと京都へ、個人的用事でお出かけをしてきました。
用事の場所は、四条烏丸。
それが終わると、四条川原町まで歩いていきます。
一本奥の路に入ると、表通りより外国人が多くてびっくりしました。
歩いている内に、京都の台所と言われている「錦市場」の入り口。
そこには、ほとんどの人が外国人。観光名所になっていました。
以前の「錦市場」を知っている私は変わりようにビックリ。
面影も残っていますが、もう市場ではない感じに・・・・。
淋しい感じがしましたが、観光客の人は、熱心に写真を撮る人や、浴衣を着て楽しそうであった。
言葉は、あらゆる言語が飛び交っていました。


ちょっと人ごみを抜けて、写真を。



これに衝撃を。
タコタマゴに、目が吸い込まれました。
頭の部分にウズラ卵が入っているのだろうか?

錦市場をでると、京極筋へ。
京極は出たとたん、変わらない感じで、昔からの雰囲気を漂わせていました。

「錦市場」では、打田漬物で、ふきのとうの漬物と、錦・高倉屋では、京野菜の漬物を家への
お土産にしました。

次回京都へ行った時は、老松の夏柑糖を買う予定です。
四条烏丸の大丸で売っているらしい。


こんな感じで売っているそうです。


錦市場では、以前の姿が好きだったので、移り行く街の姿を目の当たりにして、
寂しい思いも感じましたが、街も生き物であると思い帰途につきました。

また、私達ふたりも生き物であるので、変化を受け入れていかなくっちゃ!と、
思いました。
ヒロクニさんの言うとおり、化粧していないのだから、顔が黒くなったらすぐ洗いますわ。
なんか、尊敬される画家夫婦になれないのが、残念です。











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