武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

くもから雲へ(色鉛筆作品紹介551)と ドメニコ・モドゥーニョ

2020-05-12 19:28:35 | Weblog

空のような作品だなぁ~と、手にとってみた。

裏をみると、「くもから雲へ」2018と書かれていた。

爽やかな空色に、顔のようなものが描かれていて、ちょっと眉間に皺を寄せてしまった。

この顔が、私はどうやら好きでないようです。

それにしても、この顔が太宰治に見えるのは何で?

↑太宰治のポートレイト

 

コロナウイルスにて自粛している内に、ヒロクニさんは太りました。

「えっ、ヒロクニさんお腹の部分が太っている~~。」と、声を上げた。

「太ったヒロクニさんって、初めて見る。何か変な感じ。」と、言った。

返事は、「そうかぇ。」と。

冬が終わって、春になると電車で出かけて、散歩をするのですが、

自粛しているので、春が来ても、冬の状態がずっと続いているような感じの生活。

究極、楽しみは食べることに行き着き、

あれ食べたい、コレ食べたいと、食べ物のことばかり私に言う。

「ハイ、ハイ」と言って作っている。

「今日の夕食も美味しかったねぇ~。」と、満足そう。

「まだ、豚にはなってないから、あまり気にしなくていいよ。」と言うと、

「そうかぇ。」と返事。

今日は、餃子を作って欲しいそう。

茄子入りの餃子にしようかな?と思っている。

具にちょっと、とろみが出て美味しい。

2人分なのに、30個出来てしまうのでした。

 

そんな具合に日々を送っているが中、ヒロクニさんが独自に録音したテープは健在で、

今日はイタリアの音楽が流れてきた。

「ドメニコ・モドゥーニョだよ。恐ろしく不良でないと、こういう音楽は聴かないの。」と一言。

「不良」と言えば、ヒロクニさんが経営していたロック喫茶に行くようになった人の話で、

「悪くなってきたら行くんですわ。」と、言っていたデザイナーが居て、

「やっぱり不良のたまり場だったの?」と、私が言うと、

ヒロクニさんは、「そうじゃないって!」と、涙を浮かべながら誤解を解こうと必死だった。

「泣かなくてもいいじゃない。」と、その当時の私は天真爛漫な感じで言ったものだ。

簡単に言うと「非行」と「不良」の間には、精神性に違いがあるみたい。

悪くというより、何かを求めるようになるという事に落ち着いた。

話はそれましたが、我家でかかっていたドメニコ・モドゥーニョは、

「ヴォラーレ」という曲で、普通にどこかで聴いたことがある音楽でした。

1958年に大ヒットしたらしく、いろんな人が歌っています。

陽気で、大らかで、現在の音楽よりゆったりと聴けると思います。

聴かれたい方は、Volare - Domenico Modugno - Nel blu dipinto di blu で検索すると、

Youtubuで聴けます。

 

ヒロクニさんのテープは、また、アマリア・ロドリゲスがかかり、

「ブルガリア合唱団の演奏です。」と言ったかと思うと、ジャズのピアノが延々とかかっています。

私は、ブルガリア合唱団ってどんな感じなのだろうと、ずっと待っていたのですが・・・、

まったく録音されていなかった模様。

 

↓我家の庭は、次々とジャーマンアイリスが、花が萎むと、新しい花が咲き出しを繰り返しています。

 

今年は、初めてバラの花が咲きました。

 

↑このバラは元々植えてあったようなのですが、こんな風にきれいに咲いたのは初めてです。

小さな花で、とても地味なバラの花。

慎ましやかなバラの花を選んだ、先住のご夫婦の人柄に思いを寄せました。

 

↑イタリアンパセリの種を撒きました。(種を採取していて良かった)

↑鉢植えで育てることが出来る、イタリアントマト。

プチトマトなのですが、これは毎年植えています。

発芽もわりと良くて気に入っている。

 

さやいんげんや、枝豆の種も蒔いています。

種を撒くのは、楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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