武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

細胞のダンス(色鉛筆作品・紹介530、531)と アライグマは、穴を掘る

2019-11-18 16:29:03 | Weblog

どっちが上下か分かりにくかった絵。

サインがあったので、「こっち向きね。」と判断できました。

この手が付いている人型の形は、最所のメモの段階では、1本の線でした。

ヒロクニさんから「この線で出来た形、いいと思うのだけど、どう思う?」と聞かれたことがあるので、

とてもよく覚えている。

どちらかというと私も視覚的な人なので、人の名前などはすぐ忘れるが顔はしっかり覚えているタイプ。

通勤している時も、何となく人を眺めているが、行きで見た顔が、帰りの電車でも一緒になると

すぐ思いだし、「朝の車両でも、帰りの車両でも一緒なんて、すごい偶然・・・。」等と1人で感心します。

この手付きの人型は、線の状態から太ったり、痩せたり、大きく描かれたり、小さくたくさん描かれたりを

繰り返しながら、アトリエで増殖していました。

この絵では、アメーバーのような細胞が、喜びのダンスを踊っているような感じがして、

この絵を見るとクスッと笑ってしまいます。

そして、ちょっと元気がでるような感じがします。

描く当人は、いつも苦虫を噛み潰したような顔で描いているのですが・・・ね。

 

その他のメモもあり、変化がわかるように紹介したいと思います。

↑こんな形のメモがありました。

なんか可愛いと思いましたが、ヒロクニさんに「可愛い。」と言うと、

「女はすぐ可愛いとか言いやがって、可愛いって失礼だ!」と言われるので、

「何か弾けてるね。」と言いました。

 

↑2枚目のメモ。

こちらは、街の絵バージョンの四角い窓のようなものと、色使いが落ち着いてシックな感じに。

ヒロクニさんの画風にどんどん近づいていっているという。

このようにメモは、同じものが自分にピタッとフィットするまで、

いつも書き続けられ、それが本格的にタブローに移行するのにちょっと時間がかかるようです。

しかし、大体80代の画家になると完成されていて、完成されているゆえに同じスタイルを続ける画家が多いと

思うのですが、ヒロクニさんはまだまだ新しいものも生み出したいようで、

仕事台にへばりついています。

このメモは、いつ本格的に画面に登場するのか?

楽しみにしています。

 

 

ヒロクニさんの横で、何故か忙しいわたし。

柿の収穫や、土の再生(これが意外と時間がかかる。土を乾かして根を除く作業に根気がいる)、

食事の支度に、おやつ作り、あとヒロクニさんのマッサージと話を聞くこと。

これだけで、筒一杯。

刺繍の時間もあまり取れなくて、ちょっと残念な日々。

その上、アライグマが我家にも出没するようになって、

いつもチューリップの球根が堀上げられていて、

土の上にコロンと球根が2、3個転がっている。

庭に穴を掘るようで、庭も凸凹だ。

お隣の畑では、農作物がやられているそうで、夏はトウモロコシが全滅だったそう。

始めは、アライグマ???あの可愛い顔の???と思っていたが、

話をよく聞くと、「可愛いとかいうけど、良く見たらおっさん顔してるんよ。」と、

捕獲された方は言っていた。

いかに家の庭でもアライグマが悪さをしているか!という話をすると、

ヒロクニさんから「アライグマの話はやめてくれ!」と言われてしまいました。

わたしが育てている花や野菜の近くを穴ぼこだらけにされるので、しきりにヒロクニさんに訴えていたのだろうか?

そんなにひつこく言っただろうか?

自分のことはよくわからないのであった。

 

↑これが、アライグマの足跡です。

この日は、足跡だけですが、翌日は穴掘ってあって、キャベツと白菜の苗が横倒しに・・・。

猫と違うところは、猫より足跡が大きく、足型がくっきり残っているところ。

(畑の方から教えてもらいました)

 

↑アップで。

丸っこい足跡なんです。

そしてくっきりと足の形がしている。

これが、アライグマの足跡なんですって!

なんか朝起きてこの足跡を発見すると、なんか疲れるのです。

 

 

ピピやんが喉を鳴らして座っています。

まばらな黒と明るい茶色の猫ちゃんなんですが、顔が特に黒いのです。

いつも「ピーちゃん、顔黒いね。」と、顔を見るたび言っています。

他には、「ぴーちゃん、顔に模様が集中して・・・・。」とも言います。

 

アライグマ、おっさん顔・・・。このフレーズが頭にこびりついています。

トホホ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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