武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

夕暮れ(油絵9)作品紹介515 と テレビを見る猫

2019-06-24 13:43:01 | Weblog


7月に、ギャラリー島田でのミニアチュール展のために、制作中の武内。
1点を出品なのですが、あれやこれやと描いています。
その中の1つ。
本人が出展するのに一番しっくりくるのを出す予定。
1枚目の候補がこの作品。(まだ、決めていない)

私は、「サインを入れたら?油は乾くのに時間がかかるよ。」と言ったが、
そのままになっている。

この色は、ヒロクニさんの夕焼けの色。
色鉛筆の作品にもこの色が使われていて、「夕暮れ」というタイトルの絵がある。
雲の形がなんともいえない。唐突だ。
いつも色の感覚が冴えているというか、使い方にハッとさせられる。

ヒロクニさんは、実は、女性的な感性ももちあわせているのです。
それが、色彩の感覚の豊かなところの所以かもしれない。
大抵の男性は、女性の買い物、洋服とか化粧品の買い物には、付き合いきれないというか、
一緒に見たりしないと思うのだが、口紅などを選んでいたら、
「この色いいんじゃない?」とか、
「俺、この色好きだなぁ~。」とか、横からいろいろ言う。
服なんかは、これ着てほしいなぁ~と一緒になって考えてくれる。
実に、軟派な感じである。

しかし、時々とんでもないアバンギャルドな服を勧められたりするので、「やめて!」と思う。
私のセリフは、「もう、こんな服を着れる歳じゃないの!」だ。

このアバンギャルドな感覚は、小物(スカーフやピーズのネックレスなど)をプレゼントしてくれるモノに発揮されると、
アクセントとして、大変お役立ちになるので、ヒロクニさんってセンスいいとよく思います。

こうやって、色や形、雰囲気のある女性のものに接するのは、普通な人なんです。
一時、カラフルで万華鏡のように細かい色鉛筆画を描いていた頃は、
「色気違いならぬ、イロキチガイ。」と紹介されたりしていました。

女性的なことは、すんなり受け入れて軟派な感じではあるが、
絵の事になると、硬派な感じになって知性のない絵は、ダメだ!と、豪語します。


現在は、作風はややシンプルになってきているのは、ヒロクニさんも晩年の制作に入ってきているのかもしれない。
そんな風に感じながら横にいます。ダーリンは81歳ですから。



その傍らで我、家のピピ(猫ちゃん)は、マイペースで、テレビを見ています。
ヒロクニさんがテレビをつけっぱなしにして、アトリエに行ってしまっていたら、
ピピが非常に熱心にテレビを見ている。
あまりにも真剣なまなざしに、なんか胸が熱くなった。


こちら↑
私は夕食を作りはじめようかな?と思った時。
『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』という番組。



画面を見てみると↑
真っ黒で、膨らんで奇妙なダンスを踊る鳥をじ~と見ているのだ。
つい、私も一緒に見てしまった。
踊ると光を放つ部分があって、真上から見ると、それが人の顔に。


食い入るようにみているピピ。↑
真剣。



場所を変えて再び真剣。
「熱帯のミステリー 踊る!漆黒の 人面鳥」というタイトルで、パプアニューギニアの鳥でした。
ピピは、番組の終わりまで見ていました。
なんか集中力ある猫なんだなぁ~と感心。感心。
また、一緒にテレビ見てみたい。


でも、テレビの報道って、いつも思うけど、レベルが低いなぁ~と、ため息。
重要な出来事は、隠している時があるし、まあ、洗脳されないように客観的に見るようにしています。
ヒロクニさんなんか、チャンネルを一定に止めないで、すごいスピードで変えていきます。
その変え方の速さ。
挙句の果てに、ブチ!
画面の変わる早さで、めまいがしそう・・・・・。
ヒロクニさんの性格は、イラチであります。


まあ、とにかく、またピピと見れる番組が、またありますように!





コメント (2)
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