2018年に描かれた最近作。
モチーフがドクロと珈琲カップ。そして船。
ヒロクニさんの独壇場の組み合わせだ。
シュールな感じだが、笑いを誘う。
子供が描くようなと揶揄されることがよくあるが、毒を持った男である。
今日も、今日とて、制作に励んでいます。
非常にシリアスでストイックな人なのですが、
傍で見ていると、時々笑いを誘う人でもあるのです。
まじめなゆえに、可笑しなことにも真剣なので、可愛らしいと思ったり、あきれたりして、いつも退屈させない人なんです。
3日前、ヒロクニさんは急に、「妹は、自殺なんてして・・・」。と仲良かった妹の話をし始める。
時折、いつも亡き妹さんの話をするのです。
結婚した頃もよく話していました。私たちは、家族から祝福される結婚でもなかかったので、結婚式も挙げずにすまし、
2人だけで乾杯をしていたら、お隣の年配の方が、「あなた達、お似合いだよ」。と声をかけてくれたのです。
なんとなく嬉しくて話していたら、美容師をされていたことがわかった。
ヒロクニさんは、「妹が祝福してくれているのかな?」と呟く。
妹さんは、美容師をされていたからそう思ったみたい。
そんなことがあって、妹さんのお墓に報告に行った。
そして、私たちは自殺した妹さんの2階の部屋に住んでいたのです。
ところが、ヒロクニさんの義理父(三番目の父親)も妹さんの遺品の服を急に開封して、私にあげると持ってきたり、
写真を見せられたり、そんなことが続くと、成仏していないのでは?みたいな疑問が湧いて、途中で恐ろしくなって来たのです。
また、その家に住みだしてから、私に色々困難なことも起こり、ますます不気味な気分に陥ってしまったことがあります。
とりあえず、阪神大震災を境に引っ越してしまったので、あまり考えずに過ごしていましたが、
「追善供養」(徳が足りなくてうまく成仏出来ない方の供養)のお話を聞いたときに、真っ先に思い浮かんだのだけど、
お話では自分の家系の話だったので、誰をしていいのかわからないので、いろいろきいてみると、
ちゃんとした霊能者に聞くのがいいだろうという結果になったのです。
この辺で、頭大丈夫か?と言われそうですが、どの人がいいかな?とネットで探しました。
なるべく常識があって、普通感覚のある人がいいなぁ~が目安です。
もともと占いには興味はないし、霊能者にも興味はない方なんですが、専門家に聞くみたいな気持ちですかね~。
2人を選び出して聞いてみました。
質問は、ほぼ同じ。①私に付いている霊はないか?
②妹さんは成仏しているか?
③前世は何か?
④明石の暮らしていた家の事
1人目の方は、
①父方の祖父から三代前の先祖が無念な思いで亡くなってその人がいるが、あなたに危害を加えるような霊ではない。
②一般的に自殺すると成仏しないと思われているが、決してそうではなく、ご両親が供養されているので大丈夫です。
③袈裟をつけている姿が見られる。尼さんだった。
④自立神経が悪かったよう。つけたしで、直観力というか、感性が豊というか、普通の人が感じないようなことまで
感じ取るので、自律神経が全般的に弱いと。悪く言えば神経質のため。
その先祖は、ちゃんと成仏するように働きかけておきますと。只はいけないのでは?と言うと、そんなに私がパワーを
使う霊ではないので、除霊して置きますと親切な方でした。
2人目の方は、2週間後に。
①付いている霊はいないです。
②大丈夫です。
③中近東でよく生まれ変わっていて、キャラバンの通交証の役人だった。男で、お金も持っていて
美術家のパトロンもしていたと。主人が前世でも美術家で、そのパトロンのでもあったと。
④そういう時期でした。
ただ、この霊能者の方は、「松村さん、それより、近所の人からなんかいつもと違うというような事言われていませんか?
なんか、頭が働いていないというか、身体の水分が足りてないというか、身体の調子が悪そうなんですけど・・・」と。
実は、近所の方から、井戸端会議のように、なんか痩せてるけど大丈夫か?食欲がない時は、バナナ、豆腐、惣菜も買うのだ!!とか、
やいやい言われていたのです。
「とにかく、松村さん、あなたにとって大切なことは、今の体調です!!食事や水分、これが一番大事です」。と。
電話かけた時は、そこまで身体の具合が悪いとは思っていなかったので、あとからこの必要性を感じたので、
なかなか鋭いものだなぁ~と思いました。先取りして助言してくれたのかもしれません。
身体の事は、いっさい話していないので、驚きました。
あと、もう1つ興味深いことを言われました。「松村さんは、義理父のことを『きもち悪い』と思っていたでしょう」。と。
実は、この言葉そのものを思っていたのです。「えっ・・・・」。と沈黙してしましました。
「はっきりいいますけど、この方とあなたのご主人は、一緒に暮らしてはだめなんです。
何故かと言いますと、精神年齢は、あなたのご主人の方が上なので、ご主人の方が大人の対応をせまられるので、消耗するのです。
一見素朴そうで親切な人に見えるかもしれませんが、心の中は、ドロドロしていて、押し殺した感情が渦巻いています。離れているのが一番です」。と。
そうなんです。引っ越して、離れてからオモッ苦しい空気から解放されたような感じがして清々したと思っていました。
自分では、うまく言えない心の引っかかりが、この方の説明で一気にほぐされたような感じがして、何かが解放されたような感じでもありました。
霊能者に電話相談とはこんな感じでした。
前世は、聞いてもあまり意味がないと思いました。やはり今世を生き切るしかない。
1人目の方の自律神経の話も私自身に問うと、なるほどと思うし、今の現状を注意してきれた2人目の方が言ったことは、
事実だったし、善意や良心がある者が言うことは、素直に受け取るのが筋なような気がします。
なによりも、妹さんも成仏して霊界へ行かれているのがわかってよかったし、
ヒロクニさんから、妹さんの話を聞いても恐怖に怯える私がいなくなって良かったと思う。
考えたら、その恐怖は、妹さんを忌み嫌う感情でもあるわけだし、「良かった。良かった」。と胸を撫ぜ下ろしています。
ヒロクニさんの絵に妹が描かれていることもあるのですが、この絵は、ブログにあげたことがないのに気づきました。
またの機会に取り上げたいと思います。
ヒロクニさんが、いとおしく思っている仲が良かった妹さんが、バイオリンを持って笑顔で写っている写真を思いだすのでした。
私は、あの世というのは、あると思っているのです。
もうそういう意味では、見えない世界も認めるし、仏教徒かもしれません。
見えない世界の話から、やはり現実の話にもどります。
ヒロクニさんがリクエストのチューリップの花達。
ちょっと季節はずれですが、写真を撮っていました。
↑今年は、ピンク、白、紫の三色のチューリップを植えました。
紫と白のビオラの横にピンクのチューリップ。ピンクと言うより、アプリコット色といったほうがいいかも。
↑こちらは全体像。奥に、濃い紫のチューリップと黄色いビオラ(昨年、取っておいた種を蒔いたもの)
↑濃い紫、白から紫がかる白のチューリップ。紫と白が入る丈の低いチューリップ。
↑今年は、赤とかではなくシックな感じと思い、紫のチューリップ2種に白とピンクを挿し色にと思い植えました。
チューリップの花、ヒロクニさん凄く好きなので、どのチューリップにしようか?といつも悩みます。
種類もとてもたくさんあるし、きっと来年もチューリップを植えると思います。
↑ビオラとチューリップ。
今は、チューリップはすっかり終わって、夏の花に向かいます。
トマトの種を蒔いて、苗を育てています。山芋も植えて、むかごの収穫を楽しみに思っている今日この頃です。
ヒロクニさんからは、「日に焼けて、黒くなれ!」と言われています。