新作、完成したばかりの作品。
「家のある風景」
ヒロクニさんから聞いた言葉を付け加えると、
「これは、家があるんだよ」と。
ふむふむ、三角屋根の家があるのは分かった。
それ以上は、何も言わず、私のの目の前を去っていった。
アトリエに戻っていってしまった。
家というモチーフは、ヒロクニさんにあります。
小屋のような家に、男と女がいるデッサンを描いていた時期もあるのです。
どうもその頃は、めずらしく1人・・・独身状態の時に描かれていた。
画家は女房だけが頼りで、芸術の闘いをする男を支えれるのは女房なんだ!
こういう話を、よく聞かされたものです。
若い頃は、私は「私だって頼りたい。」などと思って、「えっ!?」と思い、「年上なのに・・・」と思い、
明石に自宅があった頃、通り道にあった「つくしタイプ」というタイプ会社の看板を見る度に、
「私ってつくしタイプ?」と自問自答した。
また、ヒロクニさんの描く家は、ちょっと古い木造の家を思わせる。
そこにひっそりといる男と女なわけ。
現在は、そのような絵はあまり描かなくなった。
思いは実ったからだと思いたい。
私は、あの看板を思いだし「つくしタイプ」の看板の下を何回も通らなければならなかったのは、
一種の禅問答であったのか?と今考えています。
偶然と必然は表裏一体の関係ではないのか?そんなことを思い、看板を感慨深く思いだしています。
18日(土)に大学の同窓会にいきました。(嵯峨美)
京都二条の木屋町通に咲いていた紫陽花です。
京都は隠れた路地にもひっそりと店があり、早めに着いたので散策していました。
二条の方まで川床の店があり、気軽に入れる川床の珈琲店なども見つけました。
京都の街のありようは、独特で路地は特に不思議な気分にさせてくれます。
小さな和菓子屋さんで、和菓子を買いました。
紫陽花と名前がつけられていました。
その他に白い菓子とさくら餅を購入。
入ると売り切れになっている和菓子が多くあり、「わらび餅」と名付けられた和菓子が人気のよう。
地元の人が予約でその「わらび餅」を買っていっているのを目にしました。
さくら餅は、桜の葉がしょっぱくて香りがあり、もち米の感触が美味でした。
京都でのお土産は、表通りではなく、裏側の小さな店で漬物か和菓子にすることにしています。