武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

家のある風景(作品紹介423)

2016-06-21 16:42:57 | Weblog



新作、完成したばかりの作品。
「家のある風景」

ヒロクニさんから聞いた言葉を付け加えると、
「これは、家があるんだよ」と。
ふむふむ、三角屋根の家があるのは分かった。
それ以上は、何も言わず、私のの目の前を去っていった。
アトリエに戻っていってしまった。

家というモチーフは、ヒロクニさんにあります。
小屋のような家に、男と女がいるデッサンを描いていた時期もあるのです。
どうもその頃は、めずらしく1人・・・独身状態の時に描かれていた。

画家は女房だけが頼りで、芸術の闘いをする男を支えれるのは女房なんだ!
こういう話を、よく聞かされたものです。
若い頃は、私は「私だって頼りたい。」などと思って、「えっ!?」と思い、「年上なのに・・・」と思い、
明石に自宅があった頃、通り道にあった「つくしタイプ」というタイプ会社の看板を見る度に、
「私ってつくしタイプ?」と自問自答した。

また、ヒロクニさんの描く家は、ちょっと古い木造の家を思わせる。
そこにひっそりといる男と女なわけ。

現在は、そのような絵はあまり描かなくなった。
思いは実ったからだと思いたい。

私は、あの看板を思いだし「つくしタイプ」の看板の下を何回も通らなければならなかったのは、
一種の禅問答であったのか?と今考えています。
偶然と必然は表裏一体の関係ではないのか?そんなことを思い、看板を感慨深く思いだしています。








18日(土)に大学の同窓会にいきました。(嵯峨美)
京都二条の木屋町通に咲いていた紫陽花です。
京都は隠れた路地にもひっそりと店があり、早めに着いたので散策していました。
二条の方まで川床の店があり、気軽に入れる川床の珈琲店なども見つけました。
京都の街のありようは、独特で路地は特に不思議な気分にさせてくれます。



小さな和菓子屋さんで、和菓子を買いました。
紫陽花と名前がつけられていました。
その他に白い菓子とさくら餅を購入。
入ると売り切れになっている和菓子が多くあり、「わらび餅」と名付けられた和菓子が人気のよう。
地元の人が予約でその「わらび餅」を買っていっているのを目にしました。
さくら餅は、桜の葉がしょっぱくて香りがあり、もち米の感触が美味でした。
京都でのお土産は、表通りではなく、裏側の小さな店で漬物か和菓子にすることにしています。


コメント
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