武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

音楽あれこれ6

2011-04-12 10:19:19 | Weblog
わたしを断罪せよ (紙ジャケット仕様)
クリエーター情報なし
株式会社ディスクユニオン

食事が終わるとヒロクニさんは、このCDをかけた。

ヒロクニさんは、膀胱癌が再発して4月18日に日程が決まった。
今回は、病院でおとなく手術を受けるつもりなのが、このCDが示唆している。
検査待ちの時、ヒロクニ曰く、「先回は、尖がってしまったけど・・・・、また、尖がってやろうかなぁ」。
「尖がるのは簡単なことなんだけどねぇ」。
そう、尖がるという言葉がピッタリあう行動をしてくれるのだ。
誰もが、ムッとくるか、吃驚するか、忍耐をしいる行動と言動でヘトヘトにさすのです。わたしは、手術の前に絶食してもらうのにサリバン先生のようになり、食べようとするキャラメルを手からむしりとった記憶が残っている。どこ吹く風で、カツ丼を食べたりして「食べたよ!これでも手術するのかい?」とお山の大将のように医師の方にも挑み、わたしはほとんど気苦労でヘトヘト状態。早く家へ帰って鋭気を養い明日の付き添いに望もうとしても、夜の放送が流れるまで家に帰してくれないのです。そんなヒロクニさんがとても好き。なんやかやと言ったって、ヒロクニさんが好きです。

でも、今回は冷静にいてくれそうな予感。
(それは、それで、いいの。ホッとします)

■サホリの余計な独り言
スーパーでグルグル回っているうちに、「婦人公論」の雑誌を手に取った。設計事務所で働いていたときに、独身の女の子が読んでいるのを見つけた時、「そんな本読んでると、結婚する気うせるよ」。「そんな本あんまり読んじゃダメ!」と言った。そんな雑誌なのだ。その雑誌の中で、小松左京氏の小説「日本沈没」の人々の描写が酷いと攻める文章があった。小説の中での危機の中での人間の醜さを小松左京は表現しているのを、目線が高いと怒っているのです。現在震災にあった日本人は略奪もなく素晴らしい人々の姿を想像しなかったのか!と訴えているのだけれど、小説に向かって延々と文句を言っているのがおかしい?と思ったのでした。小説はフィクションだよ。婦人公論の評価がグッと下がってしまった。都合よく生きたい女性の言い分けテキストみたいな雑誌になってきているなぁと痛感したのでした。人を幸福にさせない雑誌だ。
わたしは言う。「断罪せよ!」と。

コメント (5)
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