武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

作品紹介51(ポートレイト)

2010-12-21 12:58:59 | Weblog

昨日、出来た作品。
自画像。ヒロクニさんの自画像はいつも似ていない。
自画像を描きながら、表現の方に重心をかけているのだろうか?

俗にいう二枚目に敵意をいだくので、こんな質問をしてみた。
「ヒロクニさん、自分の顔は、好き?」
こんな返事が、
「好きだよ。これが私だからね。普通の顔でなくてこの顔が好きだ」。と。
わたしは、なるほどと思った。すごく爽やかでおしょーゆ顔のヒロクニさんを想像すると武内ヒロクニでなくなる。
どうやら、顔、風貌、発言、立ち振る舞い、すべてが武内ヒロクニなのだ。
だから、武内ヒロクニらしくない気がすることを要求すると
我侭になるに違いない。
そして、我侭を表現する仕方も武内流である。
武内流とは、子供みたいに純粋に駄々をこねるのだが・・・・。独特の態度で・・・。
他意が無いだけに可愛げは残るが、周りはみんなお疲れです。
その場は笑って済ませることは出来ない。
その場は、忍耐の場なのである。

『おちゃめなヒロクニさんの話』
ある日、電話でヒロクニさんが「もう90才でね・・・。何もわからんのよ。もうすぐ死ぬし・・・。」と変な声づかいで電話で話している。ふっと耳にその声が入ってきて、わたしは「いったい、縁起の悪いコトいってるけど誰としゃべっているのか?」と怪訝な顔をして聞き耳を立てて聞いていたのです。電話が終わるやいな「90才の老人の声ってどんな感じかわからなくて苦労したよ!」と言う。「もしかして、生命保険のセールスの電話?」「そう、死にかけの爺さんみたいな声を出したら、早く電話を切ってくれると思ったけど。向こうもしぶといねぇ~」と言う。73才の爺さんが90才の爺さんのフリするなんて・・・。呆れた・・・。本人は、かすれて聞き取りにくい声を出そうとしているらしかったけれど、なんか演技が下手なのでした。おちゃめなヒロクニさんでした。
コメント (1)
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