武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

扇風機を足でつけるのは常識かも

2010-09-03 15:07:54 | Weblog

掃除をしていたら、こんなメモが壁に貼ってあった。
ヒロクニさんの料理メモ。
「いただきまーす。」の文章に、ちょっぴり笑い。
だけど、この料理作ってもらったことがない。にんじんを炒めて、青のりをフリカケルのかぁと妙に感心した。
何年前に、書き付けていたのだろう・・・。

すっかり夏バテで、頭のタガがゆるみまくり、自意識も薄くなり、つけているはずの仮面(ペルソナ)も付けているのか、付けてないのか意識がうっすらとしている状態で、絵画教室の生徒さんが来た。わたしは、「暑いわねぇー」。と言いながら、生徒の前で足で扇風機をつけた。もっと風量をと思って、また足で扇風機を操作した。もう、自然で当然とおすまし顔で。
授業の途中、なんかおかしいなぁという意識がムクムクと涌き、他人の前で、足で扇風機を操作していたのに気が付き慌てふためいた。「あ、あ、あのね、先生は、さっき足で扇風機かけてたよね・・・。行儀が悪いから、○○ちゃんはしないでね」とほとんど先生の顔ではなく、素の顔であやまった。
 ところが、自信をもって生徒は言うではないか「先生!!扇風機は足で付けるのは常識です!!」と。「家族みんな足でつけています。先生常識ですよ。」確かに、そうかもしれない。妙に、説得力があった。

ヒロクニさんは、足でスイッチを押したり、足で雑巾をつかんだりと足使いがとても上手で感心して「あなた、足を使うのがうまいわねぇ。」と褒めたことがある。そうしたら、ヒロクニさんは「オズの足使い」と言って笑っている。「オズの魔法使い」にひっかけて言っているのだろうけど、そのしょうもなさに脱帽して、笑ってしまった。それ以来、足使いがうまい時に感心したら、「あ、オズの足使い」と言っては、笑っていたのです。足使いのうまさを、たまには競ったりしていた。「ねえ、今のはオズの足使いじゃない?」とか言ってお伺いをたててみる。ヒロクニさんから、「まだまだ、修行がたりない」とか言われたりして「がんばらなくっちゃ」とかジョーダンを楽しんでいた。それが、すっかり板に付いていたのですね。

足の器用さを競うのは、猿に近くなること。人間らしさを大切にして生活しましょう。反省しています。
ヒロクニさんに、生徒さんの話をすると、ニヤッと笑って扇風機を足で操作した。

本当に夏バテ。昨日は知らない間に寝てしまっていて、朝が来ていた。明日は、絵画教室。先生の仮面を着ける日である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする