武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

銀座の個展を終えてからの作品(作品紹介44)

2010-08-12 23:59:48 | Weblog

「建築家へのオマージュ」という題の作品。
もちろん、色鉛筆作品。A4サイズよりやや大きいサイズの紙に描かれている。

3月に東京へ個展の為、上京した。もちろんヒロクニさんと一緒に。
ヒロクニさんは「冬は嫌だ」。と言って、ごねる事おびただしく、個展会場へ着いたと思ったら、珈琲を飲みに出かけてしまう。取材がはいった時に当人がいないという事態がないように気をくばっていた。ヒロクニさんをなんとか誘導する気づかれで、ストレスから又、突発性難聴になるのではないか?と思い、落ち着いてと自分を言い聞かせていた。不思議なのですが、画廊の方や個展に来られる方には、あまり気を使うことはない。ヒロクニさんのように、何を言ってるか分からないと言うような人は、まずいないからだ。
 そんな、東京行きだったが、個展会場は銀座にあり、ホテルも銀座にしたので、銀座の美しい街を堪能していた。ビルの美しいこと!!街全体が、おしゃれな感じ。それにとても落ち着いている。大人の街だなぁと感心した。

個展を終えてから、建築に興味のある方の為に絵を描いた。ポストカードか名刺のようなものに絵を入れたいということで。
その絵が上の絵。
この絵を見ていたら、そんな銀座の街を思い出してしまった。アルマーニのビルが1番気に入りでした。


ヒロクニさんの最近の息抜きは、古い日本の名作を観ることで、たまに2人でミニシアター。
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この映画を観ながら、時折、「あれが目印にした、時計台だよ」。とか、「ライオン(ビアホールのこと)が出てきた」とか、いろいろ解説してくれる。銀座の街の昭和初期の雰囲気が伝わってきて、わたしのような世代が観ると、昭和の頃の人々の、倫理観が新鮮です。
ヒロクニさんは、叔母様の経営するダンスホールの2階に1人で住んだことがあるらしく、そんな自分の育った頃の昭和を振り返っているのかもしれない。この映画は、上等な私小説を読んでいるような印象が残ります。
コメント
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