タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

毛無山の山頂で

2018年11月08日 | 山歩きから
    

11月6日の毛無山山頂はスッキリした晴れではありませんでした。

山の風としてはほとんど無風といえるのでしょうが、弱い風が吹いていました。

私たちはその風を避けるところを探して昼食としました。

昼食も終わり、山頂で記念撮影をするとき、、、、

一昨日のブログで紹介したように、島根県出雲市から来たという幼稚園児が登ってきました。

年長組29名が5名の保母さんに連れられていました。

引率の保護者もサポート役の山男もいません。園児と保母さんだけの団体でした。

誤解しないで下さい。彼らが軽率な登山をしていると言ってせめるのではありません。

彼らのたくましさに感動した、という話なのです。

    

山頂についた園児たちは手際よくシートを広げて食事を始めました。

その弁当のボリュームがすごいと思いました。彼らのそばをまわりながら見せてもらったのです。

コンビニのおむすび2個で済ませたタカ長の昼飯よりボリュームがありました。

弁当箱の中にはおにぎりが2個、それにウインナーソーセージや卵焼き、青い野菜も入っていました。

チョット見には同じ弁当のように見えましたが、よく見ると少しずつ違っていました。

それぞれのお母さんが持たせた愛情たっぷりのお弁当でした。

    

もし、私たちの町で園児を連れてこのような登山するとしたら、、、、、

保護者同伴で、、、、サポート役の男性を何名か連れて、、、、、ということになるはずです。

山頂についたら保護者がシートを敷いてやって、その上で子どもたちがだらだらと食事をする、というようなことになるはずです。

しかし、彼らの雰囲気はまったく違いました。

おそらく、このような屋外の活動を何回もされているのでしょう。

タカ長としてはそのあたりの事情をお聞きしたかったのですが、食事の終わったものが食事中の人を質問ぜめにするのは憚られ、、、

それに自分たちの下山時間も迫っていたので、ほとんど何も聞けないまま下山しました。

もし、食事時間が合えば、彼らの真ん中に座らせてもらい、色々なことを話しながら食事ができたのに、、、、

と思えば今でも残念です。