タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

青春時代の彷徨(?)

2018年11月19日 | 日々雑感
NHKテレビが毎週日曜日に放送している「小さな旅」はタカ長が好きな番組です。

昨日は八幡平が舞台でした。

それを見ながら、青春時代に行った八幡平や東北の放浪旅を思い出していました。

    

そのころの写真が残っているのかどうか分からないので、今日の写真は今秋の紅葉です。

そのとき利用したのが「均一周遊券」です。定められた期間乗り放題の切符です。

その切符を利用して東北地方を放浪したわけです。

八幡平では松川温泉に泊まりました。そこには地熱発電がありました。

次の日は八幡平の稜線部を歩きました。もっこ岳という面白い名前の峰を歩いたことも記憶しています。

その日は後生掛温泉に泊まりました。

昨日の番組でも後生掛温泉が出ました。あれから50年以上たっているので建物は新しくなっていました。しかし、何となくその雰囲気は残っているように感じました。

    

その旅は、いつものことですが「ビンボー旅行」でした。

2日夜行列車を利用し、そのあと宿に1泊、、、、そのような感じです。

二日続けて温泉に泊まるなんて贅沢の極みでした。

そのあと酸ヶ湯温泉に行ったら、宿泊料金が想定より高くて、、、、

それなら青函連絡船の夜行便に乗ろう、ということにしました。夜行便で函館に行き大沼公園まで足を伸ばしました。

そしてその日の夜行便で青森に帰りました。

その時が初めての北海道でした。玄関先を1日歩いただけですが、、、、、。

そのようなビンボー旅行でしたから、若いとはいっても疲れはたまります。男鹿半島ではバスの中で寝こみ、終点で起こされたことがありました。

細かい旅程など忘れてしまいましたが、まわりの人たちに迷惑をかけるのも「若さの特権」とばかりに、多少は脱線もした旅でした。

    

信州は何度か放浪しましたが、東北地方を放浪したのはあの時だけです。小さな観光旅行は何度かしましたが、それは「放浪」とか「彷徨」だとは言えません。

それだけに昨日の「小さな旅」は嬉しかったです。 

八幡平や八甲田山の紅葉が素晴らしいことはテレビなどで承知しており、一度行ってみたいと思いながら今日まで「東北の紅葉の山旅」は実現できていません。

何といっても遠すぎますね。東北は、、、、、、。