さて、本日の太陽放送。
ファミ劇はスペシャル版の意欲作「殉職刑事たちよ やすらかに」
出演者、バンクフィルム使用共豪華な内容です。
さて、再放送やCS放送ではカットされている、セミレギュラーの紹介エンドロールはあるでしょうか(^_^;)
あったら「田中良」になっていたら、逆に貴重かもしれません(^_^;)
チバテレは殿下と恵子の激愛(試練)開始ですね。
しかし、あまりにも試練ありすぎなこの二人・・・・。
【C S】
▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=
第665話 60.10.04 太陽にほえろ!スペシャル 殉職刑事たちよ やすらかに(ボス・山さん・チーム)
峰竜太 風間みつき 山口嘉三 有馬剛三 藤代美奈子
セミレギュラー:下川辰平/滝田裕介・下條正巳・香野百合子・沢田雅美・有吉ひとみ・石井富子・成田光子・三上剛仙 服部賢悟 中原有弥子/水沢アキ・菅井きん
ある日一係に、差出人不明のスクラップブックが届いた。そのブックには一係の殉職刑事10人の顔写真と殉職時の新聞の切り抜きと「死者の怒りを知れ」という切り抜きによる脅迫文が貼ってあった。その直後に一係室が何者かに狙撃され、刑事たちはその狙撃主を追ったが、狙撃現場のビルからは既に犯人は逃げ去り、代わりに殉職したロッキーの大判写真を彼の未亡人であるマミーが発見、彼女を大いに動揺させた。
さらに一係には葬儀用の花束が送られてきた。
スクラップブックは大阪浪速局からの送付、花束は熊本からの発注、そしてロッキーの写真。
熊本は殉職したゴリさんの故郷、大阪浪速は殉職したボンの実家がある。
新任のデュークは他の刑事たちが口にしたくなかった「殉職者の遺族が容疑者」ということを口火を切ったが、どう考えても今のところそうとしか考えられなかった。
山さんは熊本、トシさんは大阪、他の刑事は都内の関係者を当たることとなり、マミーは特別に岩城家の捜査を行う事となった。
都内ではゴリさんの婚約者であった晴子、殿下の婚約者であった恵子、ラガーの母・加代を当たったが、各々様々な人間模様が存在、捜査に当たった各人には一緒に仕事をしたにせよ、しなかったにせよ、感慨深いものがあった。
一方ボスは、本庁の浜野警視監から休養することを勧められたが、ボスは自分も遺族の一人だからこそ、このまま捜査を指揮することを宣言した。
捜査の中で、晴子と恵子の様子がおかしいので、各々に張り込み要員が付けられた。
そんな中、ボスのマンションの部屋のドアにボギーの大判写真が貼られていた。
熊本ではゴリさんの父・幸吉名義で花束が注文されていたが、幸吉は何も知らなかった。大阪のボンの遺族も何も知らず、ボギーの遺族である正子の様子を見るため、トシさんはそのまま広島へ向かった。
東京に戻った山さんは、狙われているボスから自分に犯人の目を向けるように街を歩き回り、案の定狙撃されたが防弾チョッキのお陰で大事に至る事はなく、逆に犯人に傷を負わせたが逃げられてしまう。
山さんは恵子との再会を果たした。どうやら、恵子は誰かに見張られていたらしい。それは晴子も同じようだった。
山さんは、警察学校に赴き、教官となった長さんを介して、看護婦を引退して現在は寮母となったジーパンの母・たきに面会しようとしたが、たきは山さんを見るなり硬直してしまう。
その様子を目撃した長さんも驚きを隠せなかった。
たきは事件のことは知っているが、犯人は知らないという。
しかし、そんなたきのかつてとは違うそっけない態度に山さんは年月だけではなく、なにか別なものを感じていたが・・・・。
1985年秋のスペシャル版は、それまでの殉職者を回顧する総集編的な内容、さらに殉職シーンを盛り込むだけではなく、遺族たちの近況を一気に紹介するという画期的な内容で、駆け足で盛り込み過ぎた為アラが露出した部分はあったものの、時間的な制限を考えるとよくまとまった内容になっています。
さらに、通常ゲストのほかに、セミレギュラーが大挙出演しており、太陽史上では最も豪華な出演陣となりました。
直接的回顧編が未制作だったゴリさんに重点が置かれていたり、主役的な活躍をした殿下の婚約者・恵子にも時間が割かれていますが、事件のカギを握っていたのはジーパンの母・たきという、なかなか唸る内容は当時も目を丸くしたものです。また、出番は少ないながらも、しっかり要点を掴んでいる長さんの存在も神々しい限り・・・。
それに、総合的には山さん主演回と云える部分もあります。もっと言えば、山さんが居ないと成り立たなかった部分があります。
実は、それまでのスペシャルが2回連続コンピューター関係だったので、もしかしたらまた・・・と思っていた時にこの作品のことを知り狂喜乱舞だったのが正直なところで・・・当時は初期作品の再放送などは望むべくもなかった時期だったので、殉職シーンでもいいから観たいというのはありました。
昔から他の方の意見として、本作を最終回にすべきだったということを聴くことがありますが、個人的には「放映中」の最中に本作を突っ込んだのは、それまでの歴史を活かすことと、一回その歴史を整理して次に繋げるという意味合いでは非常にいいタイミングだったと思います。結果的に山さんの味わい深い熱演を観ることができましたし、もしこれが最終回だったら、逆に普通の最終回だよなぁ・・・という感じで。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
第306話 53.06.09 ある決意 (殿下・恵子)飯山弘章 陶隆司
三好恵子のもとに、かつての教え子・修が訪ねてきて金を貸してほしいという。
恵子の薦めで勤めていた建設会社をクビになってしまったという。
恵子は別の就職口を世話しようとするが、修はすぐにどうしても金が欲しいという。
不審に思った恵子が問いただすと、修は人を殺してしまったために逃走資金が欲しいのだという。
酒を飲んでいたところ、変な男が絡んできて川原まで連れて行かれたため必死になって角材をふるった挙句の事だという。
恵子は自首を勧めるが、修は断固拒否し、もし恵子が警察に知らせたら自ら命を絶つという。
一方、チンピラ殺人事件を捜査中である殿下は、被害者・江崎の周辺を調べていくうちに犯人である修が恵子の教え子だということに気付く。
殿下は恵子に修を警察に連れてくるように言うが、恵子は修が事件を起してしまったのは自分にも責任があり、それは信頼を裏切ってしまったからだと、そして人間に対しての信頼を修が取り戻した段階で自首させたいと殿下の申し出に対し拒否するのだったが・・・。
#299で初登場し、その間にも殿下との交流を重ねていた恵子。前回は自身喪失で教師を辞めようとしたところで、殿下や子供たちに助けられる結果で終わったのですが、今回は徹底的に教え子を信頼しようとする結果、それが罪になってしまい失職することに・・・。
そんなあくまでも教え子を守るという姿勢を貫く恵子に対して、殿下の最終的な「決意」をボスに表明します。
この当時は番組も安定した絶頂期だったため、それが逆にキャストの「降板要望」を掻き立てていた時期で、ボンの続投も決まり、それも含めたマンネリ防止の為じゃかいかと思えるほど、オリジナルメンバーのドラマが濃厚になっていきます。
一旦整理したセミレギュラーの復活や新規投入は300回記念の一環でありながら、番組へのカンフル剤としての機能も果たしていたと思います。
小野寺さんについては、もっと早い段階から「降板打診」は行っていたようなので、これだけの濃い話が用意されたのでは・・・。
ファミ劇はスペシャル版の意欲作「殉職刑事たちよ やすらかに」
出演者、バンクフィルム使用共豪華な内容です。
さて、再放送やCS放送ではカットされている、セミレギュラーの紹介エンドロールはあるでしょうか(^_^;)
あったら「田中良」になっていたら、逆に貴重かもしれません(^_^;)
チバテレは殿下と恵子の激愛(試練)開始ですね。
しかし、あまりにも試練ありすぎなこの二人・・・・。
【C S】
▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=
第665話 60.10.04 太陽にほえろ!スペシャル 殉職刑事たちよ やすらかに(ボス・山さん・チーム)
峰竜太 風間みつき 山口嘉三 有馬剛三 藤代美奈子
セミレギュラー:下川辰平/滝田裕介・下條正巳・香野百合子・沢田雅美・有吉ひとみ・石井富子・成田光子・三上剛仙 服部賢悟 中原有弥子/水沢アキ・菅井きん
ある日一係に、差出人不明のスクラップブックが届いた。そのブックには一係の殉職刑事10人の顔写真と殉職時の新聞の切り抜きと「死者の怒りを知れ」という切り抜きによる脅迫文が貼ってあった。その直後に一係室が何者かに狙撃され、刑事たちはその狙撃主を追ったが、狙撃現場のビルからは既に犯人は逃げ去り、代わりに殉職したロッキーの大判写真を彼の未亡人であるマミーが発見、彼女を大いに動揺させた。
さらに一係には葬儀用の花束が送られてきた。
スクラップブックは大阪浪速局からの送付、花束は熊本からの発注、そしてロッキーの写真。
熊本は殉職したゴリさんの故郷、大阪浪速は殉職したボンの実家がある。
新任のデュークは他の刑事たちが口にしたくなかった「殉職者の遺族が容疑者」ということを口火を切ったが、どう考えても今のところそうとしか考えられなかった。
山さんは熊本、トシさんは大阪、他の刑事は都内の関係者を当たることとなり、マミーは特別に岩城家の捜査を行う事となった。
都内ではゴリさんの婚約者であった晴子、殿下の婚約者であった恵子、ラガーの母・加代を当たったが、各々様々な人間模様が存在、捜査に当たった各人には一緒に仕事をしたにせよ、しなかったにせよ、感慨深いものがあった。
一方ボスは、本庁の浜野警視監から休養することを勧められたが、ボスは自分も遺族の一人だからこそ、このまま捜査を指揮することを宣言した。
捜査の中で、晴子と恵子の様子がおかしいので、各々に張り込み要員が付けられた。
そんな中、ボスのマンションの部屋のドアにボギーの大判写真が貼られていた。
熊本ではゴリさんの父・幸吉名義で花束が注文されていたが、幸吉は何も知らなかった。大阪のボンの遺族も何も知らず、ボギーの遺族である正子の様子を見るため、トシさんはそのまま広島へ向かった。
東京に戻った山さんは、狙われているボスから自分に犯人の目を向けるように街を歩き回り、案の定狙撃されたが防弾チョッキのお陰で大事に至る事はなく、逆に犯人に傷を負わせたが逃げられてしまう。
山さんは恵子との再会を果たした。どうやら、恵子は誰かに見張られていたらしい。それは晴子も同じようだった。
山さんは、警察学校に赴き、教官となった長さんを介して、看護婦を引退して現在は寮母となったジーパンの母・たきに面会しようとしたが、たきは山さんを見るなり硬直してしまう。
その様子を目撃した長さんも驚きを隠せなかった。
たきは事件のことは知っているが、犯人は知らないという。
しかし、そんなたきのかつてとは違うそっけない態度に山さんは年月だけではなく、なにか別なものを感じていたが・・・・。
1985年秋のスペシャル版は、それまでの殉職者を回顧する総集編的な内容、さらに殉職シーンを盛り込むだけではなく、遺族たちの近況を一気に紹介するという画期的な内容で、駆け足で盛り込み過ぎた為アラが露出した部分はあったものの、時間的な制限を考えるとよくまとまった内容になっています。
さらに、通常ゲストのほかに、セミレギュラーが大挙出演しており、太陽史上では最も豪華な出演陣となりました。
直接的回顧編が未制作だったゴリさんに重点が置かれていたり、主役的な活躍をした殿下の婚約者・恵子にも時間が割かれていますが、事件のカギを握っていたのはジーパンの母・たきという、なかなか唸る内容は当時も目を丸くしたものです。また、出番は少ないながらも、しっかり要点を掴んでいる長さんの存在も神々しい限り・・・。
それに、総合的には山さん主演回と云える部分もあります。もっと言えば、山さんが居ないと成り立たなかった部分があります。
実は、それまでのスペシャルが2回連続コンピューター関係だったので、もしかしたらまた・・・と思っていた時にこの作品のことを知り狂喜乱舞だったのが正直なところで・・・当時は初期作品の再放送などは望むべくもなかった時期だったので、殉職シーンでもいいから観たいというのはありました。
昔から他の方の意見として、本作を最終回にすべきだったということを聴くことがありますが、個人的には「放映中」の最中に本作を突っ込んだのは、それまでの歴史を活かすことと、一回その歴史を整理して次に繋げるという意味合いでは非常にいいタイミングだったと思います。結果的に山さんの味わい深い熱演を観ることができましたし、もしこれが最終回だったら、逆に普通の最終回だよなぁ・・・という感じで。
【地上波】
▼チバテレ ボン&ロッキー編
第306話 53.06.09 ある決意 (殿下・恵子)飯山弘章 陶隆司
三好恵子のもとに、かつての教え子・修が訪ねてきて金を貸してほしいという。
恵子の薦めで勤めていた建設会社をクビになってしまったという。
恵子は別の就職口を世話しようとするが、修はすぐにどうしても金が欲しいという。
不審に思った恵子が問いただすと、修は人を殺してしまったために逃走資金が欲しいのだという。
酒を飲んでいたところ、変な男が絡んできて川原まで連れて行かれたため必死になって角材をふるった挙句の事だという。
恵子は自首を勧めるが、修は断固拒否し、もし恵子が警察に知らせたら自ら命を絶つという。
一方、チンピラ殺人事件を捜査中である殿下は、被害者・江崎の周辺を調べていくうちに犯人である修が恵子の教え子だということに気付く。
殿下は恵子に修を警察に連れてくるように言うが、恵子は修が事件を起してしまったのは自分にも責任があり、それは信頼を裏切ってしまったからだと、そして人間に対しての信頼を修が取り戻した段階で自首させたいと殿下の申し出に対し拒否するのだったが・・・。
#299で初登場し、その間にも殿下との交流を重ねていた恵子。前回は自身喪失で教師を辞めようとしたところで、殿下や子供たちに助けられる結果で終わったのですが、今回は徹底的に教え子を信頼しようとする結果、それが罪になってしまい失職することに・・・。
そんなあくまでも教え子を守るという姿勢を貫く恵子に対して、殿下の最終的な「決意」をボスに表明します。
この当時は番組も安定した絶頂期だったため、それが逆にキャストの「降板要望」を掻き立てていた時期で、ボンの続投も決まり、それも含めたマンネリ防止の為じゃかいかと思えるほど、オリジナルメンバーのドラマが濃厚になっていきます。
一旦整理したセミレギュラーの復活や新規投入は300回記念の一環でありながら、番組へのカンフル剤としての機能も果たしていたと思います。
小野寺さんについては、もっと早い段階から「降板打診」は行っていたようなので、これだけの濃い話が用意されたのでは・・・。