X巡回
▼最近、太陽にほえろ!大全集を回顧しておられる、銀色のピエロさん。
実は、銀ピエさんのデザインが毎回楽しみでありました<(_ _)>
元々日テレ写真集やサントラのセンスも個人的には良いと思っていたのですが、銀ピエさんの方は、ちょっと違った角度からのデザインが好きでした。トラッドだけど新味もあって、新鮮でした。
太陽の素材自体も方向性はそちらに向いていた(要は、時代性にとらわれない感じ)感じがあったので、一見別な方向性に見えながらも共通性が感じられたのも良かったです。
『週刊TVガイド』1972年6月30日号の表紙。
大元はクランクイン時の番宣特写かと思いますが、これもまたシンプル。
60年代からこのころまでの雑誌表紙のデザインが被写体を際立たせて、背景はあくまでも無しかシンプルという方向性はあったかと思います。ただ、70年代後半から、デコレーションがゴージャスになってきて、背景含めゴテゴテ感が多くなってきて・・・・。
小職も被写体を引き立てるのであれば、背景は必要がなければいらないです(^_^;)
さて、3/23 サンテレビ・太陽放送。
#236は、スコッチ自体の反発力の源になっていたことのケリが付いた「疑惑」から2か月半、「雪解け」後のスコッチ初主演作は、やっと見つけたささやかな幸福、それを何があっても壊すまいと奮闘する景子という女、あまりにも自己中な彼氏、そして自分に通じるモノがあるのかこの件以後「切羽詰まったモノ」に非常に敏感になるスコッチの一見静かでありがなら熱い捜査が見られます。
メインゲストは、待ってました!初期から脇役ながらミステリアスで印象深い存在の役柄を数々こなされていた我らが倉野章子さんです。
現在も文学座に所属し、無論、角野卓造さんのご内儀様です。
その倉野さんがどこにでもいそうだけど孤独で頑ななOLを演じるという反発力とスコッチ=滝さんの包容力というか・・・ぶつかり合って爆発するんですよね・・・。
そして実は悪い彼氏に横光克彦さん。1977年明け放送作品から改名されているようでですが、なぜか特命課#40のみ、1978年なのに当時の本名に戻ってます。お戻しになるおつもりだったのか、果たして・・・・。
良「憎まれるように・・・そういう風にしか出来ない人なんです。滝さんて、本当はすごく優しい人なのに・・・」
【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編
3/23(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第20話)
サンテレビ1(地上波)
第236話 52.01.28 砂の城 (スコッチ)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
滝隆一
沖雅也
田口良
宮内淳
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
矢島明子/木村理恵
ゲスト:倉野章子
横光克彦 小沢重雄
根本好章 上恭ノ介 山田禅二
阿部六郎 大河内稔 山中一也
脚本 柏倉敏之 小川英
監督 竹林進
業界紙の記者・広田が自宅マンションで殺された。
前夜、ノートを持って部屋を出て行った女性を見たという管理人の証言、そして記者という立場から強請りを行っていたと思われる広田の周辺を捜査することになる。
広田が勤める会社のデスクのメモから、景子という女性の名前を見つけたスコッチは、縫製工場に勤める同姓同名の女性を見つけ出し、管理人からも同一人物だと証言を得、景子に任意同行を求める。
しかし、アリバイは無いものの犯人の残した血液と型が一致しなかったため、景子は釈放されるが、スコッチは彼女の態度に不審を持ちマークする・・・。
一見地味な感じに思えますが、スコッチの歴史上としては結構重要な位置にある作品だと思います。
これまで、脇役として印象深い役柄をマカロニ編から演じてこられた倉野章子さんが初めてゲスト主演をつとめます。芸達者な方なので満を持しての主演ですが、今までの「地味さも備えた派手さ」を十分備えた、なんというか視聴者の等身大に近い景子の在り方に共感する方も多いのではないかと思います。
横光さんは既にこの時期に「克彦」名義、3度目で最後のご出演。
自動車事業部ネタとしては、大活躍するセリカLB「53-92」、そして今回からNEWクラウン登場「51-32」です。
#135から約2年間使用されてきた前任クラウン「97-76」でしたが、意外とカーアクションに使用されるのは少ない割に各所に凹みや傷が目立ち、比較的早い段階で傷付いていた右後ドアも錆かけていたようなので更新と相成ったようですが・・・。
太陽覆面車初の「ピラード・ハードトップ」の登場ですが、この個体自体は#239までで、いよいよ太陽自動車事業部垂涎(^_^;)の「20-08」が#241より登場します。
=ロケ地=
小田急 梅ヶ丘駅
宮園土建のビルは2009年現在現存、十二社温泉となり。