「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

マカロニの休日と股旅

2020-07-08 23:38:24 | 当直室日記
そういえば7/17、太陽48周年もそうですが、裕次郎さんの命日でもあるんだなぁ・・・。

その日の翌週7/24の、ネオ書房でのマカロニトークの準備に勤しんでいる、秋武監督。
(日付感覚がマヒの為修正)

その監督がマカロニのお休み時期に疑問を抱いているとのこと。

小職も映画『股旅』出演の為と長年思っていたので、深く調べていなかった・・・・。

まず、マカロニ欠場&出番激減時期は、視聴可能なもので察すると、

第38話 48.04.06 オシンコ刑事誕生 から 第44話 48.05.18 闇に向って撃て の7回。

映画『股旅』の公開が1973年4月7日。

太陽の撮影は放送日から3週間以前にクランクアップしているのが普通なので、そのセオリーで考えると2月の末から4月の中旬ぐらいとなる。

市川崑監督は『木枯し紋次郎』の監修を手掛けていた時期だったため、丸々映画撮影にスケジュールを割いたとも考えにくい。
ただ、市川監督は「早撮り」だったという評判も聞いたことがあるので、ひょっとすると、#38を撮影したスケジュールに近かったのかも・・・(^_^;)

季節は晩秋から早春であることは『股旅』の映像を観ていると間違いなさそうだ。

では、太陽観点で観ると・・・。

第35話 愛するものの叫び は、ショーケンさんのわがまま最高潮編(^_^;)でもあるので、ロケから何から出ずっぱり。
ただ、疑惑なのは 第36話 48.03.23 危険な約束 。
ほぼワンセット作品なので、クランクアップは通常作品よりも早かった可能性は否定できなく、翌#37は欠番なので確認できませんが、ひょっとするとこのあたりからマカロニの出番が激減している可能性も否定できません。
となれば、もうちょっと時間は稼げる(^_^;)

そしてこの時期は変則的な撮影や放送が行われていた可能性があります。

#35と#37は同時撮影(土屋監督)、#36と#38も同時撮影(山本監督)と、同じ監督作品を2話連続「放送」というセオリーも外していますので、ひょっとするといつもの撮影から放送のスパンより長かった可能性もあります。

それに、ゴリさんの衣装です。グレーの冬季スーツに赤ネクタイ。
#38から#40、#42と、短期間で4回着用しています。スーツが同じでもネクタイは変えたりするのがゴリさんパターンなので、これも異例といえばそう。
#42にしても、ほぼ「ゴリ劇場」。

そして、ボスの顔が気持ち青白いのが回復しているので、正月に明らかにハワイに行ったと思われる日焼け(#29)ではないものの、撮影時期を集中させ、空き(休み)をつくった可能性も捨てきれない。

一方、ショーケンさんはなるべく同時撮影の片方には出演、映画の方は既にクランクアップした時期の撮影と思われる#44あたりは、全くのOFFだったというのもひょっとするとあるかもしれません。

さて、秋武監督の見解はいかに。

・・・・それにしても『股旅』で共演した井上れい子氏を、マカロニ本格再始動作#45にキャスティングするというのも、粋なものだなぁ・・・と。

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